キム・ヒソン主演 『愛のゴースト』

キム・ヒソン、イ・ソンジュ主演の映画「愛のゴースト」（原題：チャグィモ　자귀모）を見ました。本作は１９９９年に韓国にて公開され、その時の興行成績ベスト１０に入った作品だそうです。原題の자귀모（チャグィモ）は자살한 귀신들의 모임 （自殺した幽霊の集まり）の頭文字をとった造語だそうです。キム・ヒソンが相変わらず気の強い役を演じています。そしてイ・ソンジュがカッコイイ。

チェビョル（キム・ヒソン）の恋人ハンス（チャ・スンウォン）はチェビョルには内緒でお金持ちの令嬢と二股をかけていたが、チェビョルにばれたことをきっかけにハンスは別れを切り出す。怒りが収まらないチェビョルが地下鉄のホームに立っていたその時、幽界の使者はホームへと入ってきた列車と同時チェビョルの背中を押し、自殺させる。チェビョルを自殺に追いやった使者は自殺の勧誘をすることでチェグィモ仲間を増やす幽霊だった。チェグィモになることによってハンスに復讐をしようとするチェビョル。そこでカントラテスを名乗る男性（イ・ソンジュ）と出会う。

絶対在り得ないストーリー展開。在り得なさ度が徹底しているため結構はまって見れます。しかもいかにも合成っていう映像が多いのも笑える。自殺するシーンとかリアルに描いているんだろうけど、どうみても、、というかじっくり見なくても合成と分かってしまう（笑）。カントラテス（イ・ソンジュ）の元恋人役が「オーバー・ザ・レインボー」や「菊花の香り」でお馴染みのチャン・ジニャンだった！結構脇役。そしてイ・ソンジュが若い。線が細い感じです。

まあ、とにかく在り得ない霊界の話なので、楽しめること間違いなし。幽霊になって元彼に復讐ってのが結構見ていて快感！最後もスカッとまとめてます。

評価：★★★★☆

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