チャン・ドンゴン主演 『恋風恋歌』

チャン・ドンゴン、コ・ソヨン主演の映画「恋風恋歌」をみました。１９９９年に韓国で公開された映画です。済州島を舞台に「済州島の青い夜」(1988年チェ・ソンウォンが歌った曲を2004年にソン・シギョンがカバーした名曲）がＢＧＭでさり気なく流れる夏に見たいラブストーリー。「イブのすべて」ウジン役のハン・ジェソクなど多くのスターがカメオ出演しているのも見逃せません。淡々と男女２人の出会い、別れ、すれ違いを描いていますが、後半の「すれ違い」の部分が特におもしろい。見事なまでのすれ違い。普通の恋愛がしてみたくなった人にお勧めです。

父親が体が不自由なことから彼女に振られてしまった辛い過去をもつテヒ（チャン・ドンゴン）はソウルから済州島に旅行に出かける。そこで観光ツアーガイドをするヨンソ（コ・ソヨン）と出会う。

特に複雑な背景、要素はあまりないんです。淡々とストーリーは進んでいきます。初めは物足りない感じがしますが、後半は結構盛り上がります。なんとなく、すれ違う時のイライラ感は誰もが一度は恋愛で感じたことがあるそれと似ている気がしました。チャン・ドンゴンがそれほど魅力に感じなかったのは残念ですが、スーツ姿はやっぱりカッコイイ。そして舞台の済州島の魅力が結構感じられます。カジノとゴルフ場しかないと思っていました（笑）。

それからカメオ出演のハン・ジェソクは先に紹介しましたが、ハン・ナナ（「秋の童話」ではソン・スンホンの婚約者役）もチャン・ドンゴンの職場の女性社員として３秒程（！）登場していました。気がつきましたか～

なんとなく安心して見られるホッとする映画です。

評価：★★★☆☆

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