ハングルな日々

2001年に「イブのすべて」を見て以降、見た韓国ドラマ・映画は数知れず。すっかり韓国の虜となった日々・・・。

チェ・ミンシク主演 『ラブ・レター ~パイランより~』

2004-11-11 | 韓国映画
チェ・ミンシク主演の映画「ラブ・レター ~パイランより~」(原題:パイラン)を見ました。原作は浅田次郎の「ラブ・レター」。あの短編集「鉄道員(ぽっぽや)」に収められていた作品です。私は原作の方は読んだことはありませんが、かなり泣ける小説だそうです。この小説が韓国映画となって誕生したものです。

チェ・ミンシクといえば「シュリ」。そして最近の「オールドボーイ」でも有名です。チェ・ミンシク演じるカンジェは、ある日「奥さんが亡くなった」と知らされるが、それはお金欲しさに偽装結婚した中国人女性パイラン(セシリア・チャン)のことだった・・・。というちょっと一見地味なお話。はい、映像も結構地味目です。が、、、何故かものすごいインパクトを感じました。パイラン役のセシリア・チャンは香港の女優さんです。私は初めて知りましたが、有名な女優さんで日本の俳優では仲村トオルと映画共演もしているようです。「少林サッカー」にも出演しているようです。このセシリア・チャンのたどたどしい韓国語がまたなんとも言えないくらいの切なさを感じます。

チェ・ミンシクはかなりダメダメ男を演じています。この人にこの演技をさせたら世界一でしょうね。「Happy End」を見たときも思いました。いやはや、演技力には圧巻です。

さて、肝心なストーリーについて。実はこの映画、ラブストーリーなのですが、2人は一度も会わないんです。タイトル通りラブレターだけが渡されるというとっても変わったお話。会ったことがないのに、思いが綴られているラブレターはなんとも切ない気持ちになります。映画の始めの方はくら~い感じで進んでいきますが、途中から「あ、ラブストーリーだったんだ」と気づかされます。終わり方はなんとも韓国映画らしいというか、、なんとも言えない感情が残ります。怒りなのか悲しみなのか、、自分の流した涙の意味がいまだ分からぬままです。

評価:★★★★☆

「ラブ・レター ~パイランより~」公式ホームページ

ラブ・レター~パイランより~

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5 コメント

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実は・・ (mame)
2004-11-20 18:45:56
本当はラブストーリーという映画をみようとしたんです。で借りてきたのがラブレター。。最初はだまされた~と思ってみたらすごく切なくて、最後はパイランの手紙の時にはボロ泣きでした。笑 
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TB、ありがとうございます (santapapa)
2004-11-15 01:58:00
本当に地味だけどいい映画でした。

セシリア・チャンの映画では、香港映画ですが『星願~あなたにもう一度』を、機会があったら見てみてくださいね。

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え・・・・・? (pannie)
2004-11-14 00:46:37
す・・すみません><

ここにも、二つTBが残ってしまっています・・

ホント、もう、何と言えばよいでしょう・・・。

すみません!m(>_<)m!!
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Unknown (pannie)
2004-11-14 00:39:40
初めまして。TBありがとうございます。



いきなりお詫びしなければなりません・・。

「イルマーレ」の間違ってTBしてしまい、慌てて戻ったら、再度誤ってTBになってしまいました。申し訳ありません。探しましたが、やはり自分で取り消す事はできないようで・・。お手数ですが、削除をお願いできますか?本当に、すみませんでした。(>_<)



『パイラン』は、しみじみと残る作品でした。セシリア・チャンは『星願』で初めて知りましたが、憂いの表情が美しい女性だと思いました。
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余韻が残ります (ひまわり)
2004-11-12 12:20:32
TBありがとうございます。

この映画って、後々まで余韻が残りますね。

未だに、防波堤のテトラポットの上で泣くミンシク氏を思うと泣きそうです。

最後にビデオの中のパイランも綺麗で、はにかむ笑顔が悲しかった・・・・

私はすごくイイ映画だったと思います。

原作も読んでみようかな・・・・
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