ソ・ジソプ主演 『ごめん、愛してる』

ソ・ジソプ、イム・スジョン主演のドラマ「ごめん、愛してる」全１６話を見ました。２００４年の冬に韓国で大ヒットし、最終回の視聴率２９．２％を獲得したドラマで、裏番組としてキム・レウォン主演の「ラブストーリー・イン・ハーバード」が放送されていたことから、ドラマ対決とも言われ話題に。また、始めから主人公の死が予告されており、その結末の意外さが多くの視聴者をとりこにしたという名作中の名作。主題歌は中島美嘉の「雪の華」がカバーされ、切ない場面でたびたび流れ、ドラマを盛り上げた。

親に捨てられオーストラリアのチンピラになったムヒョク（ソ・ジソプ）はいつか韓国にいる母親に会って親孝行がしたいと思っていた。オーストラリアに歌手チェ・ユン（ジョン・ギョンホ）のスタイリストとして同行していたウンチェ（イム・スジョン）はストリートギャングに金品を略奪され、途方にくれているところにムヒョクと出会い助けてもらう。
ムヒョクは恋人ジヨンと生活をしていたが、ジヨンは富を求めてオーストラリアの富豪と結婚することに。その結婚式でジヨンをかばって銃弾を頭部に受けてしまい死を宣告される、、。一方ウンチェが昔から好きだった歌手のユンが親友で女優のカン・ミンジュ（ソ・ジヨン）と付き合うことになり、、。

ムヒョクのあのウンチェを見つめる目がたまらない・・。そしてあの数々の名セリフ。。。涙は、、そんなに出なかったけど、、むしろ見ていて胸が痛かった。。あまりに痛々しかった。孤独な人生を送ってきたムヒョク、、その孤独なムヒョクをほおっておけなかったウンチェ。あまりに衝撃的なラストに呆然となり、、最後のウンチェのセリフを何度も聞き返してしまった。。このラストは見る前から韓国でも話題になっていたし、知ってはいたけど、、、。ムヒョクの最後のセリフが忘れられない・・。ウンチェへの言葉ではなく、、母親への言葉・・・。こーゆーのってなんかグッとくるのよね・・。ウンチェは本当に可愛い。あんなに小さいからムヒョクにヒョイっと持ち上げられるのよね。そしてその小さい体で精一杯ムヒョクを愛するシーンが忘れられない。

このドラマ、、やっぱり一番の悪者はウンチェのお父さんだわ。あなたのした行為で何人の人が傷ついたか・・。まあ、ウンチェのお父さんが何もしなかったらこのドラマ成り立たないんだけどね・・。にしてもやっぱり韓国ドラマの法則はここにも散りばめられている・・。出生の秘密、、交通事故はないけど、銃撃事件、、うらぎり、、男女四角関係、、マザコン（笑）、、。ああ、海を２人で駆け抜けるシーンもあったわ。ユンのマザコンぶりとユンの母親オ・ドゥリの息子溺愛ぶりにはアッパレ。気持ち悪いを通り越してた（笑）。ユンのあのダンスナブルな曲はちょっと気持ち悪いと思ってしまったけど・・。それからミンジュ、、最後影うすかったぁ・・。途中から出てこないのかと思っちゃった。演技はいまいち、、かなぁ・・・リュ・シウォン君の元カノだったと思うけど。あとはムヒョクのお姉さんとその息子ガルチが最高。特にガルチ！！もう子供のくせに大人のことよくわかってるんだからぁ～！！可愛すぎ！

このドラマを見ていて日本のあるドラマを思い出しました。キムタクとさんまが共演した「空から降る一億の星」。ドラマの展開と、流れる曲の数々がとっても似ている気がして・・。思った人いませんか？

ジソプ君、、今度こそ明るい役演じてください・・・。私の頭の中であなたの切ない眼差しが焼きついて離れません・・・。

評価：★★★★☆

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