前回記事からずいぶん分経ちました。
さて、そろそろイッパイアッテナの中身を書けそうと
PCの前に座ったは良いものの、
そのほとんどは既に忘却の彼方、にがっかり。
・・最近のことから書こうっと。
昨日は「まつもと街なか大道芸」。
報道では、5万人の人出だったとのこと。
とっても良いお天気にも恵まれて、本当に良かった。
一昨年前に開催されたときは、
ボランティアで交通整理(歩道確保)に当たっていたから、
今年は観客になって楽しむぞ~!と思っていただけど、
ボランティアの人出が足りない様子を知り、今回もそちらをお手伝い。
それにボランティアさんには、
扮装用の赤い鼻と山高帽が配付されるというのを知って、
あ、赤い鼻付けたい!って思ったのも強くって。
いつもしかめっ面して、厳しいことも言って、ちょっと怖い人間の自分が
その時だけは人を楽しませる側の立場になれるという、
その話を聞くまでは気づきもしなかった、小さな変身願望が叶うのだもの。
今回は割り振られた係のお仕事柄、パフォーマンスは99%観ることができず。
でもね、
普段も裏方というかスタッフ的な仕事を生業としているせいなのか、
横手や背中側からお客様のたくさんの歓声が聞こえたり、
笑顔で道行く人たちの様子が眼に入ったり、
次はどこに行こうと目を輝かせて案内図をのぞき込みながら
家族や仲間と相談している人たちの様子に触れるだけでも、
結構喜んでる私を、やっぱりという感じではあるけれど再確認。
自分には芸はないけれど、主役には決してなれないけれど、
自分も楽しみながら、人の喜ぶ顔を観たいんだなぁって。
観客の一人でいれば、
思い通りに観たいパフォーマーを追いかけて、街なかをぐるぐる移動して、
それはそれで大興奮のスペシャルな楽しい一日に、きっとなったに違いない。
パフォーマンスへの感動だけが、純粋に残ったのだろうと思う。
そう思う一方で、
ボランティアという一種のお仕事があったおかげで、
当日になったら何となく面倒くさくなって
何だかんだの理屈を付けて家に籠もると言うこともなく出掛けていって、
楽しい広場で皆と一緒に、何か大きな温もりに包まれて、
同じ時を共有して、達成感を得ることができたことも、大きな幸せだったと振り返る。
なんて、当日参加のボランティアだから暢気なことも書けるのかな。
実際に推進する、人を動かすためには、
一体どれほどの手間暇がかかっているのかしら。
まず、天気の心配、安全確保の心配・・・数え上げればきりがないし、
それこそ生業になって、しかめっ面になってしまいそうだから止めるけど。