りんごの気持ち.blog

信州の四季の景色を散りばめながら書いていきます

12月31日 晴れ 空が青くてキレイだった

2005-12-31 23:32:57 | 四季の移ろい
あと、数十分で新しい年になる。
思えば不思議なものだ。
昨日と今日、今日と明日。
切れ目なく進む”時”というものの中で、
私たちは生まれ、生き、死んでいく。
細胞のひとつひとつが絶えず生み出され、役目を果たし、排出されていく。
地球上のあらゆる場所で、あらゆる命あるものが、同じように
営みを繰り返している。

私は、やはり、多くのものたちと同じように、生きている。

同じように生きているものたち。
おはよう。
おやすみ。

ありがとう。

ブランチ(1224・25)

2005-12-31 01:06:20 | 何食べる?
先週末のブランチの記録を忘れていた。

24日
コーンフレークスとグラノーラのミックス/バナナ・ヨーグルトがけ/コーヒー


25日
エビとトマトのリゾット/ミニトマトと胡瓜のサラダ/パイナップル・ヨーグルトがけ/コーヒー
 
ミニトマトは黄色と赤の2種類がセットになって売っていた。
少し細長くて酸味より甘みが強くて、食べやすかったし、
胡瓜との彩りも良くて楽しく食卓に載せた。

年賀状

2005-12-30 01:56:07 | 四季の移ろい
ようやく年賀状づくり。
お世話になった方々 遅くて申し訳ありません。

来年は戌年。
猫派としてはちょっと癪なので、
シカタナイ コトシハ ワンコニ ユズルカ
と、猫の台詞入り写真を、ブルドッグの写真の右下にレイアウト。

ちなみに、この写真の猫 N嬢は
人間のアタフタ・ドタバタとは、まったく無関係。
平和な寝顔であります。

冬眠

2005-12-29 00:31:50 | 四季の移ろい
今日は仕事納め。
昨夜一日早くやった忘年会は、幹事さんの発案で500円相当のプレゼント交換。
久しぶり~。たまにやると、こういうのも結構盛り上がる。
袋の中から袋や箱が次々と出てきたりするのって、オーソドックスだけど、
やっぱり、何?何?で、周囲の視線は釘付け。とか。

それにしても昨夜からとても眠い。
この眠さは一体どこから?鼻から?熱から?喉から?
・・って風邪じゃないし。
と言うことで冬眠に入ります。・・って入れたらいいなぁ。



アンケートに答えて(好きなアルバム編)

2005-12-27 00:56:58 | 音楽
アンケート「好きなアルバムを3つ教えてください」に対する回答

ギター音楽に今現在はすっかりはまり、
鈴木大介さんと大萩康司さんのCDはすべて持っていて、
行くコンサートもギターのコンサートばかり。
聴くのもギター音楽か、コンサートで弾かれた関連曲ばかり。
JAZZも好き、ボサノバも好き、ブルースも好き、なのだが・・。

3枚選べと言われれば、やっぱり山下達郎なのだ。
デビュー当時からのリアルタイムのファンではないけれど、
達郎さんのオリジナルアルバムは、シングルを除いて、ほとんどすべて持っている。 

①「MOON GLOW」
  「夜の翼」「永遠のフルムーン」「RAINY WALK」「STORM」・・
  すべて好き。曲の並びも計算され尽くされてる。1~7の流れは究極。               

②「FOR YOU」
  「MORNING GLORY」がとにかく好き。毎年、夏の朝に聴きたくなる。
  
③「COME ALONG」
  「蛍の光」~「LAST STEP」の流れのところが好き。
  小林克也・竹内まりやのラジオDJスタイルが解放感を与えてくれる。

番外「Season's Greetings」:オリジナル曲は1曲だけなので番外。毎冬の定番。
   「BEST PACKⅡ」:レコード会社が勝手に作ったらしいので番外。
              でも1979~82の、確かにオイシイ曲が満載。達郎さん、ごめんなさい。 

アンケートに答えて(好きな映画編)

2005-12-26 00:12:09 | 映画・演劇・ドラマ・美術
某コンサート会場で配られたアンケート用紙に、こんな設問があった。

1「好きな映画を3つ教えてください」
2「好きなアルバムを3つ教えてください」

その時の私の回答 「思い出せません」 嗚呼!なんてこと。

あれからいくらかの時を経て、今、回答してみる。

ますは、好きな映画編
「ローマの休日」「生きる」「アメリ」に今日のところはしておこう。
 でも、「スター・ウォーズ」とか「ロード・オヴ・ザ・リング」とか
     「おもひでポロポロ」とか「天空の城ラピュタ」とか
     「モンスターズ・インク」とか「ザ・ナイト・メア・ビフォア・クリスマス」とか
     「白い家の少女」とか「セヴン」とか
     「お葬式」とか「タンポポ」とか
     いっぱいあるのだ。好きな映画は。他にもいっぱい・・。   

駆け足東京(歌舞伎編)

2005-12-25 22:45:23 | 映画・演劇・ドラマ・美術
国立劇場12月歌舞伎公演「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)」
河竹黙阿弥:作 河竹登志夫:監修
主な配役:松本幸四郎・中村時蔵・市川染五郎・市川左団次

12/18
ホテルでゆっくりしずぎて、劇場へ20分ほど遅れて到着。
茶坊主の河内山宗俊が、無茶なことをする大名の鼻をあかす序幕から3幕と、
河内山宗俊の片棒直次郎が、恋人の三千歳と忍び会いの末別れる4幕に
バラして上演されることが多い。
この日は通し上演、約4時間の舞台。
記録のためか、テレビ放映用にかはわからないが、カメラが回っていたため、
入場を控えていると、会場係の方が、端の後のほうならと入れてくださった。

序幕から3幕の話しは以前、市川團十郎の宗俊を地方巡業で生で観ていた。
團十郎丈が、気品ある高僧に扮した河内山を演じ、悪党ぶりも爽やかな感じだったのに比し、
幸四郎丈は、気品ある高僧ぶりも、正体が割れた途端に晒す剛胆な悪党ぶりも、
庶民(現在では観劇する客)が、思わず拍手喝采するような、
迫力ある、わかりやすい演技力で見せてくれた。
家の芸としての受け継いでいるという研究の積み重ねや責任感、そして自負心、
また、現代劇の役者として舞台やテレビへの出演を多くしてきた経験が、
河内山を存在感ある人物として現代の舞台に表現でき得たのではないかと観た。

4幕の直次郎と三千歳の別れは、切ない恋の情景・情感がたっぷりとにじみ出て、
観客の心情に迫った。
観劇の帰り道、バスに乗り合わせた若い女性たちが、4幕について感想を述べあっていたが、
あの後、二人はどうなってしまうのか、と、
まるで昨夜のテレビの恋愛ドラマについて熱心に話す若い女性たちといった様子だった。
私も大いに気になったし、幕が引けたあと、周囲のお客さんたちも、やはり口にしていたことだ。
それだけ4幕は人の心を強く惹きつけた。

染五郎丈は、テレビにも顔を出すが、歌舞伎役者としてのほうが断然好きだ。
たまたま正式の席が花道に近かったこともあり、
彼の出姿を間近で見ることができたが、何とも粋で色っぽい。
いいおとこだねぇ・・。と、思わずうっとりしてしまうほどに。
いつだったか、彼が上方の”良いとこのぼんぼん”の役をやったときにも、
当時流行っていた”ヨン様巻き”などを台詞に取り入れて、客席の笑いをとっていたが、
二枚目役、三枚目役、その折衷役、どれをやらせても上手くはまる、
良い役者さんになったと思う。
時代ものの立ち役ではどうなのだろうか。
いつか彼のそちらの演技も観てみたい。

「神の御子は今宵しも」

2005-12-24 02:44:43 | 音楽
山下達郎「Seasoin's Greetings」

この季節になると毎年聴く、
クリスマス・シーズンあるいは冬の季節向けのアルバム
特別に好きな曲に◎

グルッグの主題によるアカペラ  ◎
ベラ・ノッテ
ビー・マイ・ラヴ
グローリア  ◎
煙が目にしみる
サイレント・ナイト
マイ・ギフト・トゥー・ユー 
イッツ・オール・イン・ザ・ゲーム
ジャスト・ア・ロンリー・クリスマス
ハッピー・ホリデイ
ブルー・クリスマス
ホワイト・クリスマス
クリスマス・イヴ
ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
神の御子は今宵しも  ◎

小田さんが「クリスマスの約束」で歌った「神の御子は今宵しも」も収録されている

駆け足東京(コンサート編)

2005-12-24 02:01:50 | 音楽
ギタリスト・鈴木大介さんのコンサート
ギター・エラボレーション シリーズ第7回
今回のテーマは「礼賛」

曲目
J・S・バッハ:組曲ニ長調BWV1012(無伴奏チェロ組曲第6番)
ピアソラ:5つのタンゴ(ギターのための5つの小品)
ヴィラ=ロボス:12のエチュード

アンコール
モーツァルト(ソル編曲):「魔笛」よりアリア
モンポウ:歌と踊り13番
ニャタリ:ブラジリアーナ№13

大介さんのバッハは、きっちり、きちきちという感じでなくて、
優雅というか、典雅というか、形式の中にも柔らかさやリリックなものを感じて好きだ。

けれど、今回のコンサートで特に心動かされたのは、ピアソラの曲。
ピアソラはCDが探せなくてついに予習ができなかったけれど、
その分新鮮だったのだろうか、
また聴きたいな、と1週間経とうとする今も強く思う曲。
「5つのタンゴ」は1つの曲を終えるごとに、
徐々に聞き馴染みのある曲調や速さになっていく、ドラマチックに気分を盛り上げる構成。
聴きながら、そうか、私の、大介さんのギターに対するイメージは、
どうも、こういうのなんだなと認識してしまった。

ヴィラ=ロボスは一気に演奏された。
昨年のニャタリの10のエチュードは、
調弦の変更や作風を踏まえ、順番をばらして演奏されたけれど。
この曲はノーバート・クラフトさんの演奏で、事前に曲の予習をしていくことができた。
予習のCDの演奏と少し違う点があったことも
大介さんがプログラムに解説を添えてくれていたこともあって、
1~12の曲想の変化とともに楽しむことができた。
それにしても、この曲自体も好きだ。楽しかったり、美しかったり。

アンコールはまた、聴き応えのある曲ばかり。
「「魔笛」のアリア」は初めて聞いたけど、華やかで、歌声が聞こえてくるようだった。
モンポウの曲はスペインのクリスマス・キャロルをもとにしたもの。
「ブラジリアーナ№13」は大介さんのお得意分野(?)。ノリノリのグルーヴで走りきった。

付記:以上のコピーを「りんごの気持ち」(ブックマーク参照)にも掲載

「クリスマスの約束」

2005-12-23 04:04:55 | 音楽
小田和正さんは一体、幾つになったんだろう。
50才を超えていると思うのに、綺麗な声は健在で、そして力強く、響いた。
「レット・イット・ビー」「たしかなこと」には
特に心動かされた。

今年で4回目の小田さんの音楽番組「クリスマスの約束」を観た。
第1回のときは、大勢のゲストを迎えての番組構成。
その時は、山下達郎さんからのメッセージが読まれるということだったから、
特にそこに興味を持って観ていた。

昨年は観なかったし、一昨年は、観たような観ないような・・。

久しぶりに観る小田さんのコンサートは、
平和への思いを強めににじませたプログラムだった。
1曲だけでなく、何曲かがそのように意識されていた。
クリスマスだから何か1曲、と歌った
「神の御子は今宵しも(0 COME ALL YE FAITHFUL)」に続けて、
でも、平和の向こうに今見えているものとして、戦争のことに触れた。
「戦争を知らない子どもたち」を歌い、
自曲のバックの映像に戦地の子どもたちの様子を採用し、
ステージには子どもたちを招き入れて、共に”生まれくる子どもたちに何を語ろう”と歌い。

戦争のことや平和のことを、
クローズドされたコンサートではなく、
テレビで放送されることを前提にしたステージで、
こんなにも時間を割いて取り上げた例を私は知らない。
メッセージ色の強いものは、今まで、
テレビの世界(報道除く)からは排除されてきがちだった。
それだけ、小田さんの思いが強かったのだろうが、
決して簡単なことではないと思う。イメージというものもあるだろう。
それでも、もうそんなことは構わない、自身の年齢的にも、
今言いたい、伝えたい、今しなければという思いがあったのではないか。
「小田和正」だからこそできること、でもあったと思う。
そして、彼はそのことを自覚して、今回実行した。
・・私にはそのように感じられた。

それにしても、ゲストの中居クン、良かったじゃないですか。
「夜空ノムコウ」。
思ったより、しっかり全編に渡って歌ってくれた。
真剣に、思いを込めて歌っているのが伝わってきた。
あまりにしっかり歌ったので、2番では小田さんはハモに徹していたし、
会場の皆も一緒にと言われていたけど、誰もが二人のデュエットに耳を澄ましていた。
中居クンのかすれ声は実はとってもチャーミングな、味だった。

駆け足東京(イルミネーション編)

2005-12-22 00:00:27 | 四季の移ろい
せっかくの東京。
夜はイルミネーションをどこかに見に行こうかと、漠然と思っていたけど、
一人で恋人たちが大勢いそうな人気スポットを歩くのはなんだかな~、と、
結局普通に街を歩いた。

日曜の夕方。午後5時少し前の銀座。空にまだ、うっすらと残る青い色。
交差点の信号が変わるのを待ちながら、
真珠色に輝く大時計を持つ和光が、ライトピンクにライトアップされているのを、
もう、ここだけで素敵と、ちょっとうっとりしながら眺めていた。
ふと辺りを見ると、和光にカメラを向けているの多いこと。
三脚とカメラを車道に据えて、或いはケータイのカメラを向けて、
皆、嬉しそうな顔をして、
自分だけの今を、空気感を、留めようとしていた。
三脚にカメラの人々は、気がつけば大勢いた。
男女の、皆同じような年齢の、写真クラブのような団体の方々だったのかもしれない。

5時。歩行者天国は終わりを告げ、車道には車が通り始めた。
ミキモトとか、田崎真珠とか、三越とか、
その交差点周辺の店舗にはどこも、壁や入り口に灯りの装飾が施してあって、
それらの飾りを幾人もの人が、今度は歩道上で写真に収めていた。
肩を寄せ合い、熱心に上を見上げる人々。
その横を右に左に通り過ぎて行く、幾組もの、大勢の人たち。
どの顔も笑顔で、幸せな空気にが辺りが満ちていた。
その場に居合わせた私も、幸せなドームの中にいるような気分になった。

新宿タカシマヤの線路側のイルミネ-ションも楽しかったな。
夜の遊園地みたいで、心の底からワクワクした。
帰りの「あずさ」に乗る前、ホームから見ただけだけど、
一瞬、小さな私が手に風船を持って、ワンピースの裾をヒラヒラさせながら、
光のサーカステントを目指して走っていた。
テントの横には、ボールを鼻に乗せて芸をするゾウやジャグリングするピエロや・・。
帰りたくない。このまま、ここにもう少し・・。
そんな気持ちにさせてくれた、冬の夜の短い夢のようなひととき。