りんごの気持ち.blog

信州の四季の景色を散りばめながら書いていきます

2011-11-30 21:31:53 | 気分転換

 

一部で話題騒然、既にして熱狂的なファンを獲得した

まつもと市民芸術館「空中キャバレー」ですが、

ステージに向かう途中にあったキャバレー通りなるマルシェで見つけた、

これが私の宝物。

空中キャバレー初観覧記念とでも言いましょうか。

これを見る度、あの夢のような時間を思い出したりもするのでしょう。

 

でも、もちろん、この箱単体で、とっても素敵。

可愛い。

一目惚れしました。

 

箱を開けると・・

 

きゃ~。

 

透明な包装に入れたまま眺めるも良し

ときどき箱を開けてそっと覗いてみるも良し

少しだけ引き出して、それから自分だけの世界に浸るも良し

すべてを引っ張り出して棚をデコレーションしても良し

 

うふ。

 

箱の左下に akaneBonBon とサインしてあります。

検索したら・・

http://www11.ocn.ne.jp/~abb/

http://www.etsy.com/people/AkaneBonBon?ref=pr_profile

 

お近くにお住まいの作家さんなんですね。

作品を常設しているところもあるようです。

今度 箱達に会いに行きましょう。

 


「QUEEN ROCK MONTREAL」

2011-11-27 21:59:23 | 映画・演劇・ドラマ・美術

 

山形村のアイ・シティシネマで

今月30日まで上映中の「QUEEN ROCK MONTREAL」。

 

もう30年も前の1981年、モントリオールで行われたライヴ音像の

デジタルリマスター版なのだそうですが、

いやいや、凄い迫力でした。

ちょっと引き気味の画面になると、自分も会場にいるかのような。

大音響で聴けるし、これは家庭のモニターでは味わえない感動です。

なんだか、まだQUEENが皆元気で、現役で活躍しているのではないかと

そんな風にも思ったりして。

 

私は当時、ブライアン・メイのファンで、

ブライアンの家のメイドになる!(嫁は無理だから)と、騒いでいた子どもでしたが、

こうして年月を経て改めて観ると、

それぞれのメンバーの才能と努力の賜だろうと思われるステージの素晴らしさに

ただただ、圧倒されてしまいました。

プロとはこういうものなんだ、アーティストとはこういうものなんだ、と。

フレディ、ブライアン、ジョン、ロジャー、

4人の力が揃ってQUEENなんだなぁと、とても強く感じたし。

 

やー、例えば都会の大きなイベント会場でこの音像を観たのなら、

恥ずかしさもないので、途中から立ち上がってましたね。

本当に素晴らしいパフォーマンス、観させてもらいました。

 

アイシティ・シネマさん、ありがとう、上映してくれて。

昔一緒にファンしてた友人にも、思わずメールしちゃいました。

まだなら、オススメって。

 


晩秋の一日

2011-11-27 15:56:45 | 四季の移ろい

短期間になると思いますが、もみじのテンプレートに変えてみました。

 

今日は、少し寒けれど、空気には耳を切るような冷たさはなく、

午後になっても風のない、穏やかな日。

この金、土、日の朝の冷え込みで、

すっかり凍えて枝垂れたヘンリーツタをすべて

フェンスから剥がしとり、落ちていた葉も掃き集めました。

すっきり。

 

でも、2時間 外にいると、身体が冷えてしまいます。

温かいものを食べたり飲んだりしながら、1時間は回復に時間がかかる。

なんとも非効率的な体力になってしまったこと。

 

そんなのんびりタイムに何気なくTVをつけたら、

やっていたのは、この映画のプロモーション番組でした。

これは前売りチケットについていたタンタンのストラップです。

スノーウィと、かなり迷ったのですけどね。

 

さて、これからクイーンの映画へ。

行ってきます。

 


藤沢周平さんの本へ

2011-11-23 22:22:54 | 

病院で同室の方が、

私が持っていった宮部みゆき作品を気に入ってくださって

(家人に、○○さんと君は趣味が合うと思うから持ってきてみれば、と勧められて)、

今、「孤宿の人」を読んでいるようなのですが、

良い本に出会えて良かったと、喜んでくれました。

 

で、お返しに(?)、

藤沢周平も面白いから良かったら読んでみてください、と勧められました。

 

こちらとしても、薦めた本を喜んでくださったお返しに(?)、

読まないわけにはいきません。

 

で、買ったのは、

「はしり雨」(はしりは漢字が出てこない)」と

「たそがれ清兵衛」の2冊。

なんとなく「蝉しぐれ」を探したのですが、なかったので「清兵衛」です。

「はしり・・」を少し読み始めました。

読めそうです。

 


11月下旬

2011-11-23 21:50:33 | 四季の移ろい

スタジオジブリ・レイアウト展は先日7万人を突破したようです。

今日も盛況だったのかしら。

 

午前中のお天気はとても良く、

カーテンを開けていれば差し込む日射しで室内はポカポカ。

でも外に出れば空気はひんやり。吹く風も寒し。

午後からは曇って一層冷え込みました。

えびす講の頃はいつも冷たいほどに寒いから、例年通りということでしょうか。

 

病院へ差し入れに行った後は、

このあいだ途中でほっぽりだしたローズマリーの始末。

それからヘンリーツタなどの葉も落ちている分だけ片付けて。

ナツハゼの実は枝がたわむほどの成りようですが、

去年作ってみたジャムは想像以上に渋かったから、今年はそのままに。

 


何もしない一日

2011-11-20 21:43:58 | こんなこと

昨日の雨はすっかり上がって、今日は穏やかな日。

まだこんな格好で出歩けられます。

 

これを整理しなくちゃ!と思っていたことがあったのだけど、

結局それについては何もやらずに一日を過ごしてしまいました。

やっぱり切羽詰まらないとダメなんだな。

いやいや、本当は切羽詰まってるんだけど・・。

 

で、何をしていたか。

ほとんどは猫をお腹に乗せて(2匹が代わる代わる勝手に乗ってきた)お昼寝と、

12月に友人と出かける約束をしているのでその打ち合わせと、

家人への見舞い客への対応。

去る月に1週間検査入院をして、一応の病名を確定してもらい、

その一月後から投薬療法のため、入院をしています。

一応、というのは、

症状がレアケースのため、たぶんそうだろうという程度なので

今回の投薬が効くのかわからず、経過を見ながらの治療です。

症状の進行を防ぐことができれば良いなぁ。

 

お昼寝から目覚めたら、ケータイにメールが入っていました。

「ドラクエⅨの~~をググって」と。

自分のケータイで検索すると料金がかかるからでしょうか??

よくわかりませんが、どちらにせよ、こんなお気楽な患者と家族です。

 


スタジオジブリ・レイアウト展

2011-11-20 01:35:27 | 映画・演劇・ドラマ・美術

土曜日は一日中雨。

かなりの降り方で、一部の側溝では

排水溝の蓋を持ち上げるように雨水が道路に溢れていました。

実は今日はタイヤをスタッドレスに交歓しようと思っていたのだけど、

天気予報を信じて、予約を延期して良かったです。

 

さて、今日はもうすぐ終了する「スタジオジブリ・レイアウト展」を観に、

松本市美術館まで行ってきました。

親子連れを中心にかなり混んでいるらしかったけれど、

大雨だから今日は空いているかなぁと思って出掛けたのですが、

まぁ、大勢の観覧者がいてびっくり。

入場者数はすでに6万人を超えているようです。

でも、身動きが取れないとか、トコロテン式とかいうことはなく、

一部のレイアウトの前で混んでいるときは

少し順番を変えてみたりすることで大きな苦痛を感じることなく観ることが出来ました。

その程度で済んだのは、やっぱり雨のおかげなのかしら。

 

音声ガイドを借りた方が面白いらしいとの情報があったので、

ガイドを借り、約2時間かけて鑑賞。

それぞれの映画に使用された音楽がヘッドフォンから抜粋で流れると、

動かないレイアウトを観ているだけでも

その映画を観たときの感覚が蘇ってきて、ガイド、良かったです。

レイアウトの見所や制作時の様子などもわかりましたし。

ジブリ作品は、未来少年コナンや赤毛のアンなど、

TVの頃から”ジブリ”などと思わず観てきたので、

今回はTVアニメのレイアウトも観ることが出来たのは嬉しいことでした。

あと、トンネル状に造られた通路を抜けると正面に”アレ”が・・。

なんて、ちょっとした演出も楽しかったな。

 

あぁ、こんな作品も作ってたんだ、

そういえば宣伝は観たけど、劇場には行かなかったな、などと

展示を見ながらの発見もありました。

 

今月27日までだそうです。

 


エスパーニャ

2011-11-16 23:30:57 | 音楽

さて、前記事に記したギタリストの鈴木大介さんについてです。

 

最新アルバムは9月に2枚、同時発売されています。

  ずっと忙しくて、(「イッパイアッテナ」参照) なかなか、記録できませんでした。

  「1枚のハガキ」上映のおかげでタイミング、掴めました。良かった。

 

「エスパーニャ・ロマンティカ」(上)と 「エスパーニャ・エクソティカ」(下)

タイトル通り、スペイン音楽の2つの面を1枚ずつに振り分けています。

聴いてみると、

スペインと一口に言っても、いろんな歴史の上に建っているのだなぁと

ちょっとアカデミックな気分に浸ったり、

2枚の雰囲気が全く違うので、その時々の状況に合わせてBGM的に聴くこともできる、

ジャケットもCDの色も素敵なアルバムです。

それに、黄色と赤ってスペインの国旗の色と同じですよね。

 


「一枚のハガキ」と・・

2011-11-16 23:25:12 | 映画・演劇・ドラマ・美術

こちらでは上映されないんだろうなぁと諦めていた

新藤兼人監督の映画、「一枚のハガキ」。

先週土曜日から、松本市のお隣、山形村にあるアイシティシネマで、

たぶん2週間程度の短期間なのだろうと推測しますが、上映中です。

今週金曜までなら一日2回、以降は一日1回の上映になるようです。

 

太平洋戦争末期。

召集された100名のうち、生き残った6名。

そのうちの1名が新藤監督で、99才というご高齢の監督は、

「これが最後の私の映画」、

「生き残った私が残さなければ、という思い」

で撮られた、というようなお話を、出演されたTV番組でされていました。

 

観なくては、と思いました。

 

自ら体験したエピソードをモチーフに作られたということを知っていたせいなのか、

知らなくてもなのか、

とにかく圧倒的な説得力と、力強さに溢れていて、

時には会場から爆笑をも誘うようなユーモアシーンもあって、

これはちょっと、忘れられない映画になるだろうと思います。

 

実は観なくては、と思ったもう一つの理由があります。

戦場へ赴く前に、100名が宿舎でささやかな宴会をするのですが、

ある兵士が上官に命じられて歌を歌うことになります。

その伴奏者としてギタリストの鈴木大介さんが、

ギターを弾ける兵士役としてスクリーンに登場するのを確認したかったのです。

いやぁ、あんなに大写しになるなんて・・。

勝手に、暗い相部屋の片隅で伴奏する兵士、顔は半分写る程度?なんて、

思っていたので。

ご本人もびっくりされたのではないでしょうか。

台詞もなく、芝居らしい表情もなく、伴奏者として専念されているように見えました

が、胸の内では、自分も明日は戦地へ赴く兵士として演技をされていたのかもしれません。

映画に出演するギタリストなんて、そうそういないでしょうから、

観るほうにとってもこれは記念的な映画でした。

 


今年もお客様

2011-11-16 21:47:41 | 四季の移ろい

このあいだの日曜日は久し振りに庭の手入れ。

曇っていて、ポカポカ陽気ではなかったけれど、

風のない、20度前後の過ごしやすい一日でした。

 

落ち葉を掃いて、ミニバラやローズマリーの剪定をして、

茂ったタイムの枯れ葉を整理して、

あっという間に2時間ほどが経過。

 

例年なら、それだけ庭に出ていると、

身体を動かしていても足腰などは冷えてしまうのですが、

今年は確かに暖かいようです。

 

大方を片付けて家に入ろうとして、

今年も茶色の小さなお客様を玄関脇の壁に見つけました。

この時期になると、同じような場所で出会います。

とは言っても、毎年違う個体なのでしょうけれど。

 

壁が蓄熱していて温かいんでしょうね。

カマキリ(たぶん彼女)にとっては岩盤浴のようなものかしら。

 


不思議の国の・・

2011-11-16 21:29:57 | 四季の移ろい

11月の初めに開かれていた「安曇野スタイル」へ出掛けました。

安曇野にある100軒以上もの

芸術家や工芸家の工房やアトリエが公開されて

それらを自由に訪問できるイベントなのだそうです。

今まで知りませんでした。

 

安曇野山麓の林の中。

 

呼吸する度に樹々の良い香りが身体中に満ちて、

心も潤いました。

 

ギャラリーの玄関脇で、不思議の国の「うさぎ」に出会いました。

奥のベランダに回り込むと可愛い表情の鳥も。

これらは長野市在住の作家、山崎春樹さんの作品です。

 

日常のいろいろを忘れて、

あれは?これは?と全身が好奇心の固まりになって過ごしました。

 

ギャラリーの庭に、こんな素敵な葉っぱもありました。

ベルベットみたいにしっとりとして少し厚みのある、

里では見たことのないものでした。

何という木の葉でしょうか。


立冬

2011-11-08 20:35:11 | 四季の移ろい

某会議に出席するために

午後、市街地を通ったら警察官の皆さんが信号機ごとに立ってました。

会議の同席者によると、ヘリも飛んでた、とのこと。

警備の必要なことが何かあった(ある)んですね、きっと。

 

さて、今日は立冬。

日中は昨日よりも寒かったですが、

やっぱり例年に比べて暖かい感じです。

節電、省エネが必要な時節柄、喜ばしいこと。

ではありますが、いつもと違うと、大丈夫だろうかと心配が先立ちます。

 

11月は、早ければ初雪が来る月。

中旬にということもありました。

今年はいつ頃になるんだろう。

朝起きたら積もってた、どうしよう~ と慌てないように

タイヤ交換の心配はしておかなくては。


空中キャバレー

2011-11-06 23:52:58 | 映画・演劇・ドラマ・美術

面白かったぁ~!

楽しかったよ。

夢のようなひととき。

帰る途中、そして帰宅しても、

興奮冷めやらず。

 

この舞台(?)が東京に行ったら、

当分松本に帰って来られないかもしれない。

連日連夜の盛況で。

http://www.mpac.jp/index.html

 

そして、こんなことも。

キャバレー通り脇で、開演前に軽食買って腹ごしらえしてたら、

向こうから歩いてきた楽器を持ったバンドの方と眼があって、

だから何気にニッコリ。

そしたら彼もニッコリ笑って隣の席へ腰掛けて、

たぶん私のために一節、演奏してくれた!!

そんなことって、普通あり得ない。

私の夢への扉は、もしかしたら、その時に開いたのかもしれない。

 

それから、

今日は音楽監督のcobaさんにとってもスペシャルな日だったの。

11月6日でCDデビュー20周年なのですって。

おめでとうございます。

そんな素敵な日に居合わせることができて、幸せでした。

空中キャバレーにはcobaさんの音楽が、絶大なる力になってます。