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日々妄想で暴走

萌えを追いかけ沼にハマる

二重ペット契約 =監獄で・続= ニカノール (CV.テトラポット登)

2022年02月25日 | テトラポット登

抜け出せない監獄で響き渡る、息苦しく喘ぐ声……。
「なあ、俺にしろよ」
獄中生活を送る貴女は、出獄を早めるための点数稼ぎとして、
担当看守のニカノールと身体を繋げていた。
ある日貴女が男の囚人に襲われそうになっているところをニカノールに助けられ……。

シナリオ:滝宮那智 制作:Vanilla recipe (2022年)

 

「二重ペット契約」シリーズで続編が出るとは思ってなかったけど、出たらそりゃ
聴くでしょう!ってことで、聞きました。どっちから聴くか迷ったけど、今回は
ニカノールなテトラくんから。

えー、色々ヤバイ人です。前作からそう思う所はあったけど、エリク様もいましたし、
彼の印象も強かったので若干、ニカノールの方がいい人っぽい印象があった気もしたけど…
そんなことはなかったw
エリクを「エリク様」と呼びながら尊敬の念は感じさせない雰囲気って…。

それにしても「可哀想な人」を好む性癖ってすごいな。前作からのキャラ付だけど
『依存されることにある種の喜び感じてる人』なんじゃ…とか思ったり。
そして、今作ではその性根で真っ向勝負挑まれた感じ。
まぁ、勝てる訳はないんですけど。

ヒロインちゃんの不可解な行動原理が腑に落ちた辺りから、ニカノールの
「性癖のスイッチ」が入った気がする…。
淡々と追い詰めるように言葉を重ねヒロインの真の姿をあぶりだすような物言い。
そして、模索してた答えを理解した瞬間、彼の口角が上がった気すらした。

それにしても、「なあ、俺にしろよ」ってセリフ、あれがあんな風に響くなんて
想像できなかった。
単語だけ抜き取れば、甘いセリフにも取れる筈なのに、ここでのソレはヒロインが堕ちる
ための最後の一押しのような残酷なワードだった感じ。
ヒロインが自我を手放した瞬間というか、ニカノールに「依存」したんだってわかる
瞬間が確かにあって、その後の行為のニカノールの容赦のなさと言ったら…!
あぁ、この人、マジなんなんだろ。
前半トラックであった二人の行為シーンとヒロインが堕ちた後では、攻め方が
違う感じになってるんですよ。
前半の時はどこかしら何かを探ってる感じがあったのに、後半ではそれがない。
自分の思うままにヒロインを抱いてる…。
それでいて、貶められるようなセリフとか結構あったはずのなのに、
嫌悪感を抱いてないんですよ、私。
テトラくんマジックってやつかもしれない。


想い思われとか、相思相愛とか、そういう空気感は一切ないです。
ヤンデレとも違う「堕ち」感を楽しむ作品かと。
好みは分かれるだろうけど、私的には感じるモノが何かしらあったので
OKでございます。続編でテンションが落ちることって実はよくあるんだけど、
今作に至ってはそれがないので、満足してる所でもあります。

 

ちなみにシリーズ他作品の感想は


監獄編(土門熱&テトラポット登) 
離れ編(茶介&河村眞人) 

監獄で・続
エリク編(土門熱)
特典まとめ編 

 


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