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I-4

4.強力なプロトコル(通信手順)の登場

 情報の共有を計れるARPAネットは、急速に広まって行く。

 2年後には15の機関、23台のコンピュータが接続された。
 12年後には、接続されたコンピュータは213台になる。


 その過程で、従来の通信プロトコルでは、いろいろな不具合が出てきた。

 1980年、ロバーツの配下のボブ・カーンは革新的なプロトコル、TCP/IPを完成させる。
  TCP :Transmission Control Protocol(送信プロトコル)
  IP : Internet Protocol(インターネット・プロトコル)

 このプロトコルは、現在のインターネット通信プロトコルの堅固な基盤となった。

 (ARPAネットの利用方法)
  〇研究資産の共有
  〇メッセージのやり取り(電子メール)

 ARPAネットは1990年に停止するが、多くの組織により独自のネットワークが作られる。
  ・CSネット(コンピュータ科学研究者)
  ・BITネット(IBM)
  ・USEネット(Unixユーザー)
  ・NSFネット(全米科学財団)

 参考図:「完全図解インターネット技術」、吉田琢也、日経BP、2021
     
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