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第4話(2)

 種の進化の謎(2)

 ダーウィンは遺伝のメカニズムを知らなかった。
そのため、用・不用により生じた小さな変異は子孫に受け継がれていく(遺伝する)と考えた。

 しかし、その後の遺伝子の研究により、
  ○ ある個体が後天的に獲得した形質は遺伝しない
ことが、明らかになった。

 従って、現在の進化に関する考えは、ダーウィンの考えをベースに、遺伝研究の成果を取り入れた「総合説」が主流になっている。

  ○ 進化は、突然変異により新しい形質が生まれると、元の形質との間に競合が
    起こり、その中で自然選択が行われ、有利な形質だけが残っていく。


 進化はとてつもなく長い時間をかけて起こる現象であり、実証は困難で、「総合説」もあくまで仮説である。

 しかし、地球教の生物が徐々に進化してきたことは、多くの化石が示している。

   単細胞生物の出現:先カンブリア紀
   多細胞生物の出現:  〃
   三葉虫隆盛   :古生代
   魚類出現    : 〃
   昆虫出現    : 〃
   両生類出現   : 〃
   爬虫類出現   : 〃
   爬虫類隆盛   :中世代
   恐竜、哺乳類出現: 〃
   恐竜隆盛    : 〃
   恐竜絶滅    :新生代
   哺乳類隆盛   : 〃
   ヒトの出現   : 〃

  参考図:「ずかん 細菌」、ネイチャー&サイエンス(社)編、技術評論社、2016
          
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