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第3話(3)

 「種の起源」(3)

 ○ その生物の習性や体のある部分の用、不用により変異が生ずる。
   体のよく使う部分は発達し、あまり使わない部分は退化する。

 (例1)
              カモ

      飼育され、歩いて食べ物を探すことが多い個体
               ▽
        翼の骨は軽く、脚の骨は重くなる
               ▽
        その変異が子孫に受け継がれていく
               ▽
               ▽

              アヒル

 (例2)
           ダチョウの祖先の鳥

        草原で、飛ぶより走ることが多い個体
               ▽
       翼は小さく、脚は強大になり、指の数は減る
               ▽
        その変異が子孫に受け継がれていく
               ▽
               ▽

            現在のダチョウ
    (指は2本で、そのうちの走るのに使われない1本は退化しつつある)
 
 (例3)
          クジラの祖先の哺乳類

          海での生活を選んだ個体
              ▽ 
        前脚はひれ脚に、後脚は退化する
              ▽
        その変異が子孫に受け継がれていく
              ▽
              ▽ 

      現在のクジラ(前脚はヒレに、後脚は痕跡器官になる)


  参考図:「図説 種の起源」、チャールズ・ダーウィン著、リーキー編、東京書籍、1997
     
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