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Sweet Step

韓国ドラマと宝塚歌劇の感想を書いています。

宝塚歌劇 花組「CASANOVA」

2019-05-08 | 宝塚歌劇

わたしにとって明日海りおさんという方は
特別なジェンヌさんです。
今回のカサノバ、仙名彩世さん退団公演ですが
あとみりおちゃんを何回観られるのだろう・・・という
公演でもありました。

祝祭喜歌劇と書かれているとおり
楽しかったです。

ゆきちゃんも、最後「らしい」役だったと思います。

ストーリーの違和感とか、疑問点とか
無くはないのですが、やっぱり楽しいお話はよかったです。

千秋楽はライブビューイングで観たのですが
たくさんの感動があり、涙涙でした。

ゆきちゃん、退団者の皆様おつかれさまでした。

じゅりあさん、べーちゃんという素敵な花娘がお辞めになって
ちなつちゃんが組替えで
みりおちゃんが次作で退団・・・今からとても寂しいです。

宝塚歌劇 雪組「20世紀号に乗って」

2019-05-08 | 宝塚歌劇

友人の言葉を借りるならば
「20世紀号を観てきました!というより、乗ってきました!」
という表現がまさしくぴったりなミュージカルでした。

やっぱりだいもん(望海風斗さん)とまあやちゃん(真彩希帆さん)はすごいです!
今の雪組らしいブロードウェイミュージカルでした。

個人的にはわたしが勝手に親しみを持っている
いっちゃんさん(京三紗さん)の活躍がうれしかったです。
いっちゃん組長、ナガさん(飛鳥裕さん)副組長はわたしにとって
特別な存在なのです。

まあやちゃんはファントムのクリスティーヌを経て
演技がますます楽しくなってきているのが伝わってきます。
歌ももちろんお上手で。
ますます磨きがかかるだいもんの歌。
主要メンバー、コーラス含め聴きごたえがありすぎて感動の嵐でした。

だいもんの多才さに脱帽です。

DVDにならないことが本当に残念です。

チケット難のこの公演。
友人のおかげで観ることができました。
友人への感謝の気持ちでいっぱいです。

宝塚歌劇 星組「霧深きエルベのほとり」「ESTRELLAS(エストレージャス)」

2019-05-08 | 宝塚歌劇
☆霧深きエルベのほとり

演出家の上田久美子先生をはじめ、宝塚の関係者皆様名作だとおっしゃるこの作品。
それが理解できないわたしは、
まだまだ足りないのだなあと少し落ちこみましたが、
エルベの作品の持つ雰囲気と
主演2人の演技とのイメージが違ったからという結論になりました。
エルベは余韻が必要不可欠だと思うのです。
名作と言われる断片だけを感じて終わりました。

観終わってまず思ったこと。
サヨナラのかいちゃん(七海ひろきさん)の役の出番が少なくてビックリしました。
ストーリーはよくある話で、昔の作品らしく
場面ごとに完結させて、つなげていって、
カールとマルギットが恋に落ちた瞬間がよくわからないまま
恋人同士⇒婚約⇒破局の展開にハテナマークだらけでした。
登場人物もステレオタイプで、昔の宝塚はこうだったなあと。

脚本と設定が古いのは仕方ないにしても
なんでこんなに違和感があったのか
トップコンビの台詞まわしが、古めかしかった。
琥珀も凱旋門も古いなあと思いながら観ていましたが
台詞まわしまでそこまで気になりませんでした。
主演のお2人は、歴代の諸先輩方へ
とても敬意をはらっていらっしゃることが伝わりました。
でも、わたしは観慣れていないせいか、違和感ありました。


こっちゃん(礼真琴さん)のフロリアン
古い話だけれど古さを感じさせない演技で、観やすかったです。
フロリアンは古い少女漫画に出てくるような素敵な人ですね。


終盤、ベニーの背中をやさしく撫でる
じゅんこさん(英真なおきさん)演じるヴェロニカの姿に泣きました。
ヴェロニカがマルギットに話す言い方にもじーんと来ました。



☆エストレージャス

やっぱり舞台は生が良い!と思いました。

お正月にBSで放送してくれたので
テレビで何回か見てからこのショーは観たのですが、
生の舞台の素晴らしさを痛感しました。
オレンジレンジの中詰めがあんなに楽しい場面だとは♪
一瞬宝塚がライブ会場になったのではないかと思ったほど!
ムラだともっとこの場面はノリノリだったのでしょうね。

星組の客席降りのジェンヌさんたちのアピール力が半端なかったです。

そして何よりもびっくりしたのが、
こっちゃんすごさ!!
こっちゃんは歌も上手なうえ、本当にダンスもキレイで
こっちゃんの星サギの場面はプリンシパルかと思いました。



宝塚歌劇 雪組「ファントム」

2019-02-05 | 宝塚歌劇

わたしの宝塚観劇の中で特別な作品となりました。

東京公演を観たのですが
東京開演当初と節分の日に観た「ファントム」は
全くの別物でした。

「ファントム」が父と子の物語から
エリックとクリスティーヌの物語に変わっていました。

2幕目のまあやちゃん(真彩希帆さん)の森の場面の演技が
全く違っていました。
ここが変わったら、作品全体が変わってしまいました。

まあやちゃん、とうとう自分のクリスティーヌがつかめたのかなと
思いました。

歌>演技だったのが
演技>歌に変化していました。

わたしは無意識に「宝塚」として観るクセがついてしまっていて
(反省)
宝塚のファントムは父と子の話だと思っていました。

今回、ファントムは、エリックとクリスティーヌの愛の物語なのだと
はじめてわかりました。
クリスティーヌがエリックを本当に愛していると伝わってきました。

歴代のクリスティーヌと
東京開演当時のまあやちゃんのクリスティーヌは
エリックに対して、愛よりも憐れみが強かったと思います。

まあやちゃんのクリスティーヌが愛をもって動くと
だいもん(望海風斗さん)のエリックはいつもと変わらないのに
全く違った存在になりました!

その差に、とってもびっくりして、とっても感動しました。
こんなファントムが観られるなんて
「天使の歌声」以上のたくさんのたくさんの宝物を受け取りました。

雪組の皆様、本当にありがとうございました。

節分の日がマイ楽でしたが、
千秋楽までますます素晴らしい作品になることを
確信しています。
千秋楽はライブビューイングで楽しみたいと思います。

宝塚歌劇 月組「ON THE TOWN」

2019-02-05 | 宝塚歌劇

忘備録として。
みやちゃん退団発表前に書いたものです。
個人的な感想です。ご了承ください。

「ON THE TOWN」
ブロードウェイミュージカルを宝塚で上演することについて
考えさせられてしまった話でした。
宝塚でのブロードウェイミュージカルは「20世紀号に乗って」の上演も控えてますが
たくさんあるブロードウェイミュージカルの中で何故この作品を選んだのか?
首をかしげたくなる、正直深みのない話でした。
ただ楽しめばいいのだなあと思いながら、設定が・・・というところもあり(汗)

音楽はWSSのレナード・バーンスタイン。
歌える月組生が見事に歌い上げてくれています。
ブロードウェイミュージカルなので、各出演者の見せ場もたくさんあって、
(白雪さち花さんや輝月ゆうまくん、蓮つかささんが
普段の公演だとこれだけ長く歌うことってないので。)
それはとても新鮮だなあと、満足した部分もたくさんあります。
さちか、本当にできる娘役ですよね。
東宝でファントム上演中ですので、思わずさちかのカルロッタが観てみたいと思いました。
れんこん(蓮つかささん)は足がキレイで。
おだちんの相手役ですが、おだちんより背が高いので、少したいへんそうでした。
ゆうまくんは、ゆうまくんらしさがあるクオリティの高さに、ずっと宝塚にいてねと思いました。

今回、たまきち(珠城りょうさん)とみやちゃん(美弥るりかさん)は
別公演なのですが、改めて思ったのが
今の月組のたまきち、みやちゃんのバランスって本当に絶妙だなと。
お互いがお互いの個性を引き立てる役割をしていると感じました。

トップになってから気になっていたのですが
たまきちはあまり演技が得意ではないのでしょうか?
今まではちゃぴがいたけど、これからはさくらちゃんをひっぱる立場なので
がんばってほしいなと思いました。
さくらちゃん(美園さくらさん)は、お披露目としては無難な役だったのではないかと。
演技するほどの役ではないし、ヒロイン力が出ていたので。
ありちゃんとおだちんは、奮闘されていました。

たまきちとさくらちゃんは
とてもダンスは見ごたえがあるトップコンビだと思うので
ダイナミックなデュエットダンス、期待しています。

さくらちゃん、才色兼備そのもので、
たくさんの将来の選択肢の中でタカラジェンヌになったのだから
宝塚愛はものすごいと思うのです。
これからを楽しみにしてます。


宝塚歌劇 花組「Delight Holiday」

2019-01-14 | 宝塚歌劇

ゆきちゃん(仙名彩世さん)退団発表に続いて
2019年早々たくさん花組関係の発表がなされました。

宝塚の舞台って、まさにその時にしか観れない舞台なのだと痛感しています。
年末、仕事で忙しい中、「Delight Holiday」を観ることができて
本当に本当によかったと思っているところです。

みりおちゃん(明日海りおさん)。ゆきちゃん。ちなつちゃん(鳳月杏さん)。しろきみちゃん(城妃美伶さん)。
わたしの大好きな4人がメインでステージに立つ。
本当にそのことがどれだけの奇跡だったことか、観ることができた幸せをかみしめています。

改めて、みりおちゃんのすごさをたくさん感じた公演でした。
アリスの招待状→エリザベート→ハンナのお花屋さん
メドレーで歌いながら、とても自然に一瞬で役に入り込むのです。
みりおちゃんのしなやかさ、やさしさ、たくさん垣間見れ
出演者イチ華奢なみりおちゃんなのに、誰よりも大きく頼もしく見えます。
だから誰もがみりおちゃんが好きなのだろうなあと。
キレッキレのちなつちゃんの踊り。
娘役の鑑としか思えないゆきちゃん。
しろきみちゃんは可憐のひとこと。

本当に本当に夢のひとときでした。
チケットを譲ってくれた友人にも大感謝です。

宝塚歌劇 宙組「白鷺の城」「異人たちのルネサンス」

2019-01-14 | 宝塚歌劇

宙組で日本物のショー、ものすごく久しぶりといった印象です。
でも、トップと二番手のゆりかちゃん(真風涼帆さん)キキちゃん(芹香斗亜さん)とも
他組で経験がありますし、愛ちゃん(愛月ひかるさん)だったら、なんでもこなしてしまうだろうし、
予想したとおり、全く不慣れ感を感じず作品の世界にひたることができました。

主題歌がとてもよかったです。
あとは松本先生の踊り、生で観ることができることは有難いです。
タカラジェンヌとしての松本先生のお姿、最近どんどん上級生が退団されていくので
松本先生のお志を継いでいってくれる方がいるといいなあと思っています。

お芝居の方は、キキちゃんが素敵でファンが増えるだろうなあと。
まどかちゃんの怪我をとても心配していたのですが
わたしが観たのは千秋楽の前日だったこともあり、
怪我をしていたのかと思うほどくるくる回られていて、本当に安心しました。
今回のフィナーレ、娘役群舞→男役群舞→デュエットダンスの流れが
とってもとっても素敵でよかったです。

宝塚歌劇 月組「エリザベート」

2018-11-04 | 宝塚歌劇

ちゃぴ(愛希れいかさん)の退団公演を観てきました。
「エリザベート」を観るというより、ちゃぴの退団公演を観るという感覚です。
もちろん「エリザベート」ですので、チケット確保が大変だったのですが
友人のおかげで両パターンとも観ることができました。

いつもながら、個人的な感想です。ご了承ください。

ちゃぴが退団公演エリザベートをやると知ったとき、
ちゃぴにはエリザベートよりもっと似合う演目があるのではと
正直思ってしまいました。
本当は退団公演はショー付の作品がよかったのです。
でも、今回ちゃぴのシシイを観て、今までにはないシシイのアプローチで
とっても新鮮でした。
ちゃぴはとてもシシイを丁寧に演じていて、音取りもきちんとしていて
演技だけでなく、聞いていて心地よかったです。

今回のエリザベート、今までと一番違うなあと思うのが
フランツとシシイがきちんと夫婦にみえます。
だから、フランツとシシイの心のすれ違いが
一段とせつなく感じました。

たまきち(珠城りょうさん)トートは星組のマリコ(麻路さきさん)トートを
彷彿とさせました。

ルドルフ役替わりはありちゃん(暁千星さん)とおだちん(風間柚乃さん)
ありちゃんは経験値も高いので難なく演じている印象でした。
やっぱりありちゃんはダンスシーン生き生きとしています。
おだちんはとにかくすごかったです。これからがとても楽しみです。
おだちんのフィナーレの男役群舞の位置づけからして、
今回のルドルフ役がどれほどの抜擢なのかをひしひしと感じましたが、
それが納得できる出来でした。

みやちゃん(美弥るりかさん)の元気なお姿にホッとしました。
みやちゃんのフランツ、わたしはとても気に入りました。

くらげちゃん(海乃美月さん)のヴィンディッシュ嬢は評判どおり素晴らしかったです。

宝塚歌劇 花組「MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−」「BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−」

2018-10-15 | 宝塚歌劇

ゆきちゃん(仙名彩世さん)退団発表ニュースに大ショックを受けながら
遅くなってしまった、こちらの作品の感想を。

☆「MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎―」

一言でいうと、原田先生らしい作品です。
粗だらけで突っ込みどころ満載なのに
先生の書きたい場面がいつもとても盛り上がるので
いつのまにか感動して終わるという感じでした。

それぞれ、いろんな立場の方が観劇されているので
内容に、観ていて辛く感じた方もいました。

原田先生、次は明るい話でお願いしたいです。

みりおちゃんの四郎は、とても魅力的でした。
カリスマ性があって、皆が一致団結していく中心にいる人というのが
本当にぴったりでした。

ちなつちゃん(鳳月杏さん)の松倉は、悪役ですが、
かっこいいとつぶやいてしまいました。
役者としてのちなつちゃんは、舞台の色を変えてしまう人で、
そんなところを今回の松倉役でも存分に感じました。怖かったです。

ゆきちゃんは相変わらず安定しているし、
しろきみちゃん(城妃美怜さん)もかわいいし、
あと、花組のチームワークをたくさん感じた作品でした。
コーラスもよかったです。



☆「BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−」

観終わったときから、わたしこのショー大好き!となりました。
多分、いや、間違いなく
ちなつちゃんとマイティ(水美舞斗さん)の活躍の場面が気に入ったからだと思います。
ひっとん(舞空瞳さん)のお顔の小ささと表現力にびっくりしました。
今回のフィナーレダンス、個人的には大好きです。衣装もダンスも。
こういうダンスをこんな風に踊れるって、本当に素晴らしいコンビだと
トップコンビ添い遂げ退団を疑わなかったわたしは、
ゆきちゃんの退団発表に茫然としています。

宝塚歌劇 雪組「凱旋門」「Gato Bonito!!」~ガート・ボニート、美しい猫のような男~

2018-09-17 | 宝塚歌劇

夏休みに観た雪組公演の超個人的感想です。

☆「凱旋門」
初演を観ているはずなのですが、全く記憶が無く。
とても新鮮な気持ちで観ることができました。
記憶はないのに、ヒロインに全く感情移入できなかったということだけは
覚えていて、覚悟はしていました。
ジョアンは難役なのではなく、こういう女性を魅力的に演じることが難しいのだと思いました。

宝塚初観劇の姪と一緒に行ったのですが
難しいから、わからなかったら寝ていていいから騒がないでねとお願いしたのですが
寝ずに最後まで観てくれました。
しかも、難しいというからもっと難しいかと思ったと言われてしまいました。
学校で歴史の勉強をしている姪は、わたしよりずっと凱旋門の時代設定に精通していました。

おちゃめな姪は、家に帰ってから家族にジョアンのものまねをしてくれました。
それが意外と似ていて、観察力にびっくりしました。
わたしが3回観るより、姪が1回観た方が価値があるのではと思うほど。
また一緒に行ってくれるようでおばはうれしいです。

☆「Gato Bonito!!」~ガート・ボニート
本当に本当に、とってもとってもよかったです。
だいもんの本領発揮というか、今の雪組はこんなに熱いラテンショーができるんだと
大感動しました。
だいもんとまあやちゃんの掛け合いは、トップコンビに求めるわたしの理想そのもの!です。

次作は「ファントム」
また再演ものかあ。新作みたいなあと思いながらも、
観たら観たで、感動で大騒ぎする自分が想像できるので
チケット確保、頑張りたいと思います。