Sweet Step

韓国ドラマと宝塚歌劇の感想を書いています。

宝塚歌劇 星組「黒豹の如く」「Dear DIAMOND!!」

2015-06-27 | 宝塚歌劇
チケット難のちえちゃんサヨナラ公演。
上手通路側だったので、ミッキーとタッチできました。
うれしかったです。

感想は、サヨナラ公演らしいお芝居でした。
昔ながら?のタカラヅカらしいオリジナル作品で、あてがきのよさを感じました。
それぞれ見せ場があるというのはうれしいです。
もっとちえねねに特化した作品を想像していたので意外でした。

ショーはフジイ色満載でした。
ちえちゃんも藤井先生も周囲の期待が大きい方々なので、
ひとかたならぬプレッシャーがいつもあると思います。
そんな同志の想いがぶつかりあった作品だなあと感じました。

どいちゃんやころちゃん、海隼人たち退団者たちの見せ場があり、うれしかったのですが、
もっと一場面にまとめていただけるとわかりやすかったなあと思ってます。

ちえちゃん、ねねちゃん、おつかれさまでした。

宝塚歌劇 雪組「ルパン三世 —王妃の首飾りを追え!—」「ファンシー・ガイ!」

2015-06-27 | 宝塚歌劇

新星雪組の感想です。
新星雪組は、だいもんが二番手、翔くんさきちゃんが3番手、
かなとくん、ひとこちゃん(永久輝せあちゃん)となるようです。
だいちゃんやきんぐ、がおりの扱いが気になります。
だいちゃん、組替えした意味があってほしい。
きんぐはだいもんと同期だから埋もれないとは思うけれど、立ち位置がどうなるのか。
がおりは雪に欠かせない人なので、大切にしてほしいです。

ルパン三世は主要キャラクターは動かしようがないので、
作品の出来を左右するのは、マリーアントワネットのゆうみちゃんと、
カリオストロ伯爵のだいもんで、
マリーアントワネットも実在する人動なので動かせる幅が狭いので、
となると、だいもんのカリオストロ伯爵の出来次第となるので、
組替え後初の公演+こんな役どころでだいもんプレッシャーだったのでは思いましたが、
だいもん、カリオストロ伯爵楽しそうに演じてました。
ゆうみちゃんは、いつも思うのですが、本当に出来る娘1ですね。
公演プログラムにトップコンビのひとことが載ってますが、なんかちぎみゆいいなあと思いました。
雪は組内で娘1になることが多いので、
ゆうみちゃんはまあちゃん(舞風りら)以来の組替え娘1なんですね。
自分の持ち味を生かしつつ、雪娘になるべく頑張ってるゆうみちゃんがうれしかったです。
ちぎちゃんの早急な課題は声量だと思いました。
ゆうみちゃんとだいもんと歌うとちぎちゃんの声が消されてしまって。
二人ともかなりちぎちゃんに配慮してますが、ちぎちゃんの歌はもう少しボリュームがほしいです。
多少下手でもいいので。
他の雪娘もビミョーに立ち位置が変わりました。
今までだったらヒメだろう役がゆきえちゃんになっていたり、
同様に今までなら星乃あんりちゃんであっただろう役が有沙瞳ちゃんだったりと。
有沙瞳ちゃん上手いです。

ショーは、大ちゃん、きんぐ、がおりはもちろん、
雪娘が誇るダンサー、あゆみちゃんとひーこの扱いの低さに大ショックでした。
世代交代とはいえ…。
ショーだとせしこの女役転向で、下級生の娘役の位置にかなり影響がでているなあとひしひし感じます。
せしこが嫌いなわけではないけど、わたしにとってはせしこは男役だった女役で、雪娘ではないのです。
今回ショーでさきちゃんの女役があり、びっくりしました。美人さんです。
カッコつけのさきちゃんしか最近観てなかったから、ギャップにびっくりしました。
ファンシーガイ、わたしはロックオンより全然大丈夫です。
もう一度観たいくらい。
三木先生と雪組って相性が悪いと思うのですが、三木先生もかなり雪組の特色に合わせてきたなあと。
雪と三木先生のラテンは・・・生真面目な雪組生がはじけようと無理してるのが、
客席が痛々しく感じてしまうため。
今回の妖しげな場面、だいもん以外は全然妖しくありませんでしたが、踊りがキレイだったので、
普通に楽しめました。
黒燕尾もきまってたし、デュエットダンスはリフト付きだし、満足でした。

宝塚歌劇 宙組「白夜の誓い —グスタフIII世」「PHOENIX 宝塚!! —蘇る愛—」

2015-06-27 | 宝塚歌劇
観劇したのが2月だったこともあり、劇場内はサヨナラ公演らしい雰囲気でした。
この2本立て、どちらもすっごくすっごくよかったです。


お芝居の方は舞台の色見がとても落ち着いていて素敵でした。
とてもテルらしい役、他の出演者もそれぞれのカラーに合った役でした。
ストーリーもつっこみどころはありますが、わたしには全然大丈夫な範囲でした。
原田先生は山場の作り方があまり上手くないんですよね…。
でもテルらしい作品で原田先生はトップスターの長所をきちんととらえて
作品を作ることが出来る方なので、今後に期待したいです。

ショーはいつもの藤井ワールドでした。
藤井作品を最近観すぎているからかパターンが読めてしまいます(汗)
主題歌お気に入りです。もっと歌って欲しかったです。
気になった点としては、フィナーレ前に緞帳が一度降りるのは、とても不自然でやめて欲しいです。
演出上とはいえ、大階段の上から人が降りてくることを含めたフィナーレが好きなわたしは、
板付きフィナーレのオープニングに違和感というかがっかりでした。

あとは覚書で。
星組に組替えになるかいちゃん。いろんな意味で応援してます。
りんきらの扱いが不安です。あっきーもりくくんもあいちゃんもいるし・・・。
みりおんの歌声はすごい福耳です。本当に出来る娘1ですよね。
ゆうりちゃんもかなり力をつけてきましたね。
まあくんの歌が上手になってました。
まあくんがトップになったらダンスの宙組になるのでしょうか?魅せるダンスが本当に上手です。
桜木みなとくん、今回たくさん目が行きました。


宝塚歌劇 月組「PUCK(パック)」「CRYSTAL TAKARAZUKA」

2015-06-27 | 宝塚歌劇

小池先生作品がすきなので、欠かさず観るようにしています。
なので初演を観たときに違和感があったものの
年月は経ったし、再演だし、と「PUCK」観てみたのですが。
やっぱり、なんかよくわからなくて、今回改めてやっぱり苦手だと思いました。
本当に申し訳ないのですが、作風が学芸会風だからだと思うのです。
男役を磨いているジェンヌさんと役柄が勿体ないと何度つぶやいたことか。


ショーは、ありきたり感はありましたが、よかったです。
たまきちの活躍にびっくりしました。
たまきちがトシとゆりやくんを従えるのは、ごめんなさい、わたしには違和感ありすぎました。
ちゃぴは相変わらず可愛らしくて・・、大人っぽさも備えて、ちゃぴのダンスとても素敵でした。

月組生さんは真摯に舞台と向き合われていたので、
わたしと作品の好みが合わなかったばかりに、こんな感想となり、申し訳ないです。


宝塚雪組「伯爵令嬢」

2015-06-27 | 宝塚歌劇

わたしは小学生のとき、今は無い月刊少女漫画を雑誌ひとみで伯爵令嬢を読んでいたので、
とても懐かしかったです。
細川先生は当時プリンセスでも王家の紋章を連載されていて、
細川先生の全盛期の作品らしく、勢いがあります。
わたしは子どもながら、何故男の人は皆コリンヌを好きになるのだろうと突っ込みをいれてましたが、
今は素直に少女漫画の要素満載の作品を素直に楽しめました。

ちぎみゆコンビ、やっぱりいいですね。
わたしはちぎみゆコンビにちかちゃん→キムちゃんの雪カラーを感じ、ものすごくうれしかったです。
ちぎちゃんは前より歌上手くなってましたね。
ちぎちゃんの歌って聴きづらいところもありますが、情感がこもっていて嫌いではないです。
ゆうみちゃんはわたしが直近観たヒロインがメリーウィドウだったのですが、
あのメリーウィドウの高飛車なヒロインから全く想像できないはねっかえりヒロインのコリンヌに、
ゆうみちゃんの演技力の高さを感じました。
翔くんのリシャールは漫画のイメージそのものでびっくりしました。
一緒にいった友人がリシャール可哀想だよねと言っていて、本当にそうですよね。

雪組生のみなさんは相変わらずお上手で、安心できます。



宝塚歌劇 花組「エリザベート」

2015-06-27 | 宝塚歌劇

とても久しぶりの更新となります。
今日は東京宝塚劇場で1789を観てきました。
あまりにも感動して感想を書こうと思ったのですが、
まず、こちらの記事を書きたいと思います。
下書き状態でかなり時間が経ってしまいました・・・。

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久々の再演というだけでなく
明日海りおさんのお披露目、蘭乃はなさんのサヨナラ、望海風斗さん組替、
みりおトート、みっちゃんフランツ、だいもんルキーニという歌ウマさんたちの共演という
ただでさえチケット難必至のエリザベートですが、たくさんの好条件が重なり
いつにもまして、チケットを確保することが大変でした。

ちょうど花エリザのチケットが発売される時期、
わたしの周辺ではいろいろとあり、タカラヅカを観る余裕もなく、
心身ともに疲れ果てながら、この公演が始まるころには落ち着いているといいなと思いながら
必死にチケット確保に動いたことを思い出されます。

幸運にも1回ずつですが、両パターンを観ることができました。
1回目みたときには、久々のタカラヅカに大感激でした。
やっぱり、わたしにとってタカラヅカはたくさん元気をいただけるところです。
つらいことがあっても、タカラヅカ観てまた頑張ろうと思えます。

両パターンを観た感想です。
いつもどおり、私個人の主観的意見であることをご了承ください。

わたしはBパターンが好きです。
これは良い出来悪い出来とは全く関係がなく、ただ単に
Aパターンのルドルフはパパ似で、Bパターンのルドルフはママ似だと感じたからです。
「ママは僕の鏡だから~♪」という歌から、わたしのルドルフのイメージはママ似なので、
ママに似ている柚香光さん演じるBパターンに軍配が挙がった感じです。
これは好みの問題以外の何ものでもありません。

全体的にレベルが高かったです。
わたしはさえちゃんの月エリザ以外は初演から全て観ているのですが
今回の花エリザ秀逸の出来だと思います。
やっぱり一番の功労者は蘭はなちゃん。
タイトルロールのエリザベートの存在感がこの公演の出来を大きく左右すると
改めて思いました。
蘭はなちゃん、本当に素晴らしいエリザベートでした。
蘭はなちゃんのシシィでした。
歌唱力のプレッシャーは計り知れないものがあったと思われますが、
見事に打ち勝ってくれてうれしかったです。
「私だけに」本当にすごくよかったです。

みりおのトートは思った以上にトートが似合っていて、それが意外でした。
わたしが思っている以上にずうっとみりおちゃんにはたくさんの可能性があったのだなあと
下級生のころから割とみりおちゃんは観続けていて、わたしが勝手にみりおちゃんのイメージを
作っていたんですね(反省)
よい方向に裏切られて、すごくうれしかったです。
みりおちゃんのトートは、とにかく細やか。(←繊細という意味ではありません)
みりおトートの指の動き、その表現力がわたしの好みでした。
歌はもちろん、目線もしっかりトートで、隙がありませんでした。

みっちゃん、フランツは歴代1位の優しいひとでした。
みっちゃんは緻密に役作りをされる方なので、当時の歴史やフランツの人物像について
いろいろ調べられた上で、このフランツができたことを考えると
実在のフランツについて、いろいろ考えさせられました。
みっちゃんはフランツはもちろんですが、フィナーレの歌がとにかく素晴らしかったです。
きちんと聴かせる歌、なかなか宝塚では聴けません。

だいもんルキーニは、わたし、とても好きです。
だいもんファンのわたしは、だいもんを称える言葉しかでてこないので、割愛します。

ミルクの場面の銀橋で、みりおトートとだいもんルキーニが並んで歌う場面。
本当に宝塚って、同期ってなんて素敵なんだろうと思います。
あまりにも並んで歌う二人が楽しそうで、ハーモニーもとても綺麗で、大好きな場面です。

あとは、
病院の場面でエリザベートと思いこんでいる女の子ヴィンディッシュ嬢。
仙名彩世ちゃんの芸達者を見せつけられました。
この役は歴代演技力がある娘役さんが演じるのですが、
その中でも、1、2を争う出来だと思いました。

だいもんルキーニ最高!本当はあと1作花組でみりおとのコンビが観たかったです。