Sweet Step

韓国ドラマと宝塚歌劇の感想を書いています。

宝塚グラフ 6月号

2011-05-24 | 宝塚歌劇

今月号の宝塚グラフは、わたしにとってひかれる記事がたくさんありました。

一番の目的は、やはり雪組トップコンビポート。
キムちゃんとみみちゃんはとっても笑顔が素敵です。
あとは二人の対談。キムちゃんがみみちゃんに
「みみちゃんがどう転んでも、わたしはきっと支えてあげられる」
と言っていて、みみちゃんが感涙してしまう様子が書かれてました。
トップコンビが決まってよかった、本当にそう思います。

次はまっつのONE DAY REPORT
2ページですが、かなり読みごたえがあります。
この記事を読んで「ピロコいいな~」と思った人は多数いると思われます。
ピロコの意味がわからない方は是非雑誌を買って確認してくださいね☆

虹色Dandyも音月桂さん。とってもキムちゃんらしいインタビューでした。

ゆりちゃんとかおりちゃんの歌姫トーク、個人的にとてもオススメです。
(わたしはやっぱり歌えるスターさんが好きなので)
もし今でもたっちんがいたら・・・と思ってしまいます。
そしてお気に入りの同期アンケートは87期生でした。

わたしにとって、ゆうちゃんの置き土産はえりたんの魅力を教えてくれたこと、でした。
(それまではキレイだけれど、どこか印象の薄いスターさんでした。)
そんなわけでAPPROACH 壮一帆 の記事もとてもよかったです。
えりたん、本当にキレイですよね。「カナリア」が今から楽しみです♪

他にもちえちゃんの巻頭カラー特集や
みりおONE DAY REPORT 
きりやんの記事もたくさん載っていて大満足でした。
・・・不満といえば、ゆうひちゃんの記事が少なかったことでしょうか。その分来月号期待してます(笑)








宝塚歌劇 月組「バラの国の王子」「ONE」

2011-05-22 | 宝塚歌劇
月組公演行ってきました。

☆「バラの国の王子」について
彩星りおんちゃん、いじわるな妹君が似合ってました。
前回ジプシー男爵で彼女は三女役を演じていて、そのときはうーん・・・という印象でした。
彼女には今回みたいなちょっとアクのある役が向いているようです。
月組は前回の「ジプシー男爵」に引き続き、歌が多いミュージカルで
わたしは歌が好きなので、延々と続くナレーションのようなコーラスにも感動しました。
むずかしい曲調だと思うのですが、上手にハモれてました。
この作品は知人からの評判はあまりよくなかったのですが、そんなわけでわたしは思ったよりずっと楽しめました。
キムシンさんが原作に基づいた従来の「美女と野獣」のイメージと違ったものを作りたいという意気込みも感じました。
ただ、「おばかさん、おしおきしなくちゃ」の台詞にはとても違和感を感じました。
いくらおとぎばなしでも、大人に対して「おばかさん」って・・・・。「おしおき」って・・・。
しかも、王子になったきりやん(霧矢大夢さん)まで「わたしがおばかさんだったから・・・」と自分のことを「おばかさん」と言っていて、「愚かだったから」ではダメなのかな、他の表現はないのかなと思いました。
あと、父と野獣のいる館にベルが訪れた場面での、「メゾン ド ベル」の電飾にびっくりしました。
「今日からあなたがこの館の主人です」ときりやんが言ったら、「メゾン ド ベル」と書かれた電飾が光り、館が一瞬テーマパークになりました。遊びごころの舞台演出だったのでしょうか?

☆「ONE」について
草野先生の作品は前作の「BORERO」がわたしにはあまりよくわからないまま終わってしまったこともあり、今回はどうかなと思って観ていたのですが、いつのまにかフィナーレになってました。
つまらなかったわけではなくて、わたしの好みの問題で、オープニングにしてもユニコーンにしても、前にどこかで見たことがある場面だなあで終わってしまい、何度観てもこういう場面はいいよね!とはならなかっただけなので、この作品をいいと思う人もたくさんいると思います。
今回は見納めになるそのかちゃんばかりついつい観てしまいました。
そのかちゃん、動きのひとつひとつがとてもキレイでした。
スカステで録画した「ダンシングヒーローズ」あとでじっくりみたいなと思いました。(←もちろんこの作品は保存します☆)






トップ娘役の条件

2011-05-03 | 宝塚歌劇
トップ娘役の条件、という大それたタイトルをつけてしまいましたが(汗)
わたしが何故音月桂さんの相手役には舞羽美海ちゃんがよいと思っていたのか
わたし個人が思う、娘役トップに求めているものをまとめてみたいと思います。
これは、みみちゃんがトップ娘役に決まったときに一度書き、公開前に削除した記事なのですが
全国ツアー「黒い瞳」を観て、やっぱり書き留めておきたいと思いました。
完全な主観的意見です。ご了承ください。

舞台が好きなのは、「生」の空間にはたくさん感じるものがあるからです。
それは決して映像からでは感じとれないもので、しかも席が悪いほど不思議な位伝わってきます(苦笑)

わたしが音月さんを知ったのは、とりまく環境の変化で、わたしが宝塚歌劇から遠ざかっていた時期でした。下準備もパンフレットも買わずに公演を観て(今でもよくあることですが)彼女にひきつけられました。
音月さんの印象は、「雪組らしい、正統派の男役さん」
白い役を真っ白に演じられる資質を持っている人で、
のびやかな歌声で観客をひきつける音月さんをとても好ましく思いました。
そして、そのうち音月さんの隣には小柄な娘役さんが一緒にいました。それが舞羽美海ちゃんでした。
とてもうれしそうに音月さんに寄り添う美海ちゃんを観て、「この子は音月さんが好きなんだなあ」と思いました。
その後も毎公演、音月さんと組めることがうれしくて仕方ない、そんな雰囲気がいつも美海ちゃんから伝わってきました。
2人の並びは申し分なくて、将来音月さんがトップさんになったら、美海ちゃんが相手役になるんだろうなと思いました。でもその頃はゆみこさんがいて、音月さんがトップになるのは大分先のことだと思ってました。
みみちゃんは課題が多い娘役さんで、でも彼女は焦る風もなく、わたしもキムちゃんがトップになるのはまだ先のことだからと気にも留めてませんでした。

そして、予想より早くキムちゃんのトップ就任が決まったとき
相手役がとても気になりました。
わたしは元々一路真輝さんの大ファンで(一路さんの雑誌のインタビューがきっかけで宝塚を知りました)
やっぱり雪組には思い入れがあって、しかもキムちゃんは久々の雪組生え抜きのトップさんで
応援したいという気持ちが湧き上がってくるスターさんでしたので。

そのときわたしは、キムちゃんの相手役はみみちゃんがいいと思いました。

①一目ぼれが通用する美貌で 
②トップとの並び(見た目のバランス)がよくて
③身のこなしがキレイで、
④笑顔が素敵

これがわたしが普段トップ娘役さんに求める条件です。
でも、みみちゃんがいいと思ったのはこれが理由ではありませんでした。
(もちろん、上記の4つをみみちゃんはクリアしていますが)

音月さんの相手役になりたいみみちゃんの願いを叶えてあげたい

そう思ったからでした。
わたしがみみちゃんを応援してきたのは、みみちゃんはトップ娘役になりたいのではなくて
音月さんの相手役になりたい娘役さんだったから。
そんな娘役さんをキムちゃんの相手役にしてあげたいなと思いました。
これはわたしが舞台を観て感じたことで、個人的な感想以外のなにものでもありません。

みみちゃんがロミジュリでダブルキャストで、ジュリエット役に決まったとき
みみちゃんは必死に頑張るに違いないと思いました。

キムちゃんのトップお披露目公演を成功させたい

その一心で、みみちゃんはものすごく努力するだろうなと。
それは、もう一人のジュリエット夢華さんに対するみみちゃんの態度でも察せられます。
みみちゃんは上級生として夢華さんの面倒をとてもよくみていたと思われます。
先輩として、キムちゃんのお披露目公演を成功させたいみみちゃんにとって、それは当たり前のことで。
そして、ロミジュリの、新生雪組の幕が開いて、そこには大進化を遂げたみみちゃんがいました。
みみちゃんが上達したというのはきいてはいたのですが、わたしの予想をはるかに上回ってみみちゃんは上手になっていました。
でも、わたしが一番感動したのが、みみちゃんがいつでもキムちゃんが一番素敵に見えるように振舞っていたことでした。演技にしても歌にしてもダンスにしても。
キムちゃんのお披露目にこんなに心を尽くせる相手役がいること、感謝の気持ちでいっぱいでした。


そして、みみちゃんはキムちゃんの相手役に決まりました。
これって、今改めて考えると奇跡のようなことかもしれません。
でも、みみちゃんの想いが届いたとわたしは思っています。
オトヅキケイさんはたくさんの魅力と才能を持っている方です。(宝塚グラフ5月号のピンナップを見て再認識)
音月さんには安心して自分の望むトップ男役を極めていってほしいなと思います。
どんなにキムちゃんが変貌をとげても、みみちゃんだったら絶対にキムちゃんについていくので。
信頼を寄せるキムちゃんのもとで、ますます素敵な娘役さんになっていくみみちゃんが楽しみです。