Sweet Step

韓国ドラマと宝塚歌劇の感想を書いています。

愛に狂う #1-8

2008-02-24 | 韓国ドラマ
続きを見るのがとても辛いです。
8話目まで見終わっての正直な気持ちです。

昔、交通事故により人を殺してしまった男チェジュンと
結婚式前日に交通事故で婚約者を失った女ジニョンが出会います。
2人とも孤児で、辛い過去を持っていて、
その過去にとらわれながら生きようとしていて。
そんな似たような境遇の2人が惹かれあうのは自然なことでした。
でも、チェジュンが殺した人がジニョンの婚約者でした。
もちろん、そんなこと2人とも知りません。
始まったばかりの未来に胸をふくらませています。

・・・8話目までのチェジュンとジニョンの苦悩と
やっとつかみとった幸せの過程を見ているので
この後、チェジュンが自分が殺した人がジニョンの婚約者だと知り苦しむ様子や、
ジニョンがそのことを知った時の反応を考えるととても辛いものがあります(涙)
シリアスドラマは俳優さんたちの力量が見事に顕れてしまうのですが
主要人物4人とも、とても最善を尽くしているのが伝わってきます。
イ・ミヨンさんの作品をきちんとみるのは初めてで
キム・スンウさんの元妻というデータしかなくて、
どんな人なのかな?と思っていましたが
透明感のあるとても素敵な女優さんだと思います。


どんな結末になるのかが気になるので
辛くても頑張って見ようと思っていますが、苦しい道のりになりそうです。






そばにいて

2008-02-21 | 韓国ドラマ
最近ドロドロドラマが苦手なのですが、復讐心に燃えていた主人公が
だんだんと元の自分を取り戻し始めてから、毎日欠かさず見ています(笑)
現時点では「憎くても可愛くても」よりお気に入りです。

ウンジュは本当にかわいそうだと思いながらみています。
でも、ドンゴンやヨンギ親子をはじめ理解者もたくさんいます。
ウンジュが娘だと、孫だとわかった時のソニ親子の反応が知りたくて
仕方ありません(苦笑)←でも事実を知ったところでソニ母はそんな簡単に
改心するような人とも思えないのですが(汗)

ウンジュとドンゴンのラブロマンスも今後あるのかもしれないのですが
どちらかというと親子の絆を中心に描いていってほしいなと思ってます。



黄金の新婦

2008-02-11 | 韓国ドラマ
録画だけして視聴していなかったので、少しずつ見ようと見始めたら
面白くてあっという間に8話まで、一気に見てしまいました(笑)
魅力的なドラマって時間を感じさせないんですよね。
これから毎週金曜日の放送が待ち遠しいです。

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韓国人とベトナム人のハーフの女の子ジンジュが、韓国にいる父親を探すため、
ベトナムから韓国へお嫁入りをする話です。
夫となる男性ジュヌは、過去のトラウマにより心の病を持っています。
でも、ジンジュの優しさによって、心の傷が癒されていく過程が描かれていくようです。
つい先日韓国で好評のうち全64話で完結したようです。
イ・ヨンアちゃんもソン・チャンウィさんもとてもフレッシュな魅力を持つ俳優さんたちなので、これからの放送がとても楽しみです。

KNTVさんで同時期に始まった日々連続ドラマ「そばにいて」はドロドロしていて、最近ドロドロドラマが苦手なわたしはちょっと敬遠気味です。




視聴中のドラマ(2月)

2008-02-04 | 視聴中ドラマ
2月の新番組で気になるのは「憎くても可愛くても」と「彼女がラブハンター」です。
「憎くても~」は今韓国で大人気らしいのでとても楽しみにします。

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今視聴中(一部保存中)のドラマは下記のとおりです。

月・火「アイアムセム」
水  「マーメイドストーリー」
金  「黄金の新婦」
金・日「オー!必勝」
土・日「アジュンマが行く」「カクテキ」「復活」「君はどの星から来たの」「愛に狂う」
月~金「19の純情」「そばにいて」




楽しみ度ランキングは

1位「憎くても可愛くても」
2位「黄金の新婦」
3位「愛に狂う」
です。

90日、愛する時間 #13-16

2008-02-03 | 90日、愛する時間
最初から最後までこのドラマを見ながら泣いていました。
主人公の結末はわかっているドラマですが
主人公たちの生き方は予想がつきません。
ジソクを見送った後の3人がどんなふうに生きていこうとするのか・・・。

済州島は昔のままでした。ジソクもミヨンもお互い同じ土地にいるとも知らず
それぞれ思い出の地を巡りながら、懐かしさに浸っています。
ジソクは、思い出の地に立ちながら、死の恐怖を感じ始めています。

ソウルの空港でミヨンはジソクも済州島に来ていたことを知ります。
そして、目の前を歩いていたジソクが倒れた時
近くにいたチョンランよりも早くジソクのもとに駆け寄ったのはミヨンでした。
今の彼女はジソクとの約束を守るために生きているようでした。
「お前の胸の中で死にたい・・・」

どんなにチョンランがジソクと一緒に過ごそうとしても
テフンがミヨンの心を取り戻そうとしても
死が近づいたジソクとそれを見守るミヨンにはお互いしか見えていません。
そして、ジソクはたった一つの願いを叶え、ミヨンの胸の中で息を引き取るのでした・・・。

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そして、この後は天使になったジソクが皆を見守るというかたちで
ストーリーが展開されます。
ジソクのいない寂しさから自殺未遂をしたミヨンは、
テフンの大きな愛の力を借りながら、立ち直っていくようです。
チョンランは、ジソクの残したメッセージにより癒されます。母親を慰めるヘジンもいます。
ジソクとミヨンの愛よりも、チョンランやテフンに愛の深さを感じました。

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久しぶりにドラマの世界にどっぷり浸りました。
(倫理的に考えてしまうと、現実に戻ってしまいそうなので・・・)
設定はともかく、主人公4人の心の変化はとても見ごたえがありました。
カン・ジファンさん、キム・ハヌルさんは勿論のこと、
チョン・ヘヨンさんの熱演がドラマに深みがでたと感じています。
主人公4人のどの立場で見るかによって、ドラマの捉え方も大分変わって来ます。
その辺で視聴者の好みが分かれそうなドラマです。

わたしは登場人物たちの心の機微を感じ取れるドラマが大好きなので
このドラマ、とてもよかったと思います。



90日、愛する時間 #11-12

2008-02-03 | 90日、愛する時間
主人公4人、それぞれの想いがとてもせつなくて、見ていていろいろと考えさせられます。

ミヨンに請われるまま、車を走らせるジソク。
次の日、2人は雪を見にいくことにします。
予期せぬ遠出のため、薬がなくなってしまったジソクに、車が雪山で遭難するというアクシデントが重なります。
救助を待つ車の中で発作を起こすジソク。ミヨンと一緒にいる今ならこのまま死んでもいいといいながら意識を失い始めます。
そんなジソクを抱きしめながら、ミヨンは、あなたを愛しきれていない、死なないでとつぶやき続けるのでした。

ジソクはミヨンの想いにふれて満足し、これ以上は望まなくなります。
愛娘のヘジンも帰国してきたため、残り少ない時間を娘への思い出づくりに費やします。

ミヨンは、全てを許そうとするテフンを拒み続けます。
ジソクを想いながらテフンとは暮らせないと。
「自分達を苦しめたジソクは、娘と楽しく過ごしている」と言われても
「ジソクが娘を愛していることはわかってる。彼の望むようにさせてあげたい。
彼が自分を必要な時にはそばにいてあげたい。」
ミヨンは全く動じることはありません。

チョンランはヘジンが帰ってきたことで、つかの間の平穏な生活を過ごしています。
チョンランにとって、ジソクは結婚する前ずっと好きで、今も愛している人
です。
自分には冷たかったけれど、娘はとてもかわいがってくれて、夫としてよい人で。
チョンランは、だからジソクを手放せないし、本当はジソクが死ぬことを誰より辛く思っているように感じます。
そして、ジソク自身、チョンランに甘えがあるのは気づいているはずです。

ジソクとチョンラン、そしてヘジンは最後の家族旅行として、ジソクとミヨンが高校時代をすごした済州島へ行きます。
そこには里帰りをしているミヨンも着ているのでした。


90日、愛する時間 OST

2008-02-02 | お気に入りOST
このOSTはドラマを見る前からお気に入りで
かなり聞き込んでいたのですが
今ドラマを見ながら、ますますOSTのよさを感じています。

わたしのオススメはやはり4曲目の「遺書」です。
(この曲タイトルはかなりインパクトがありますよね・・・。)
ドラマを見るにあたって、この曲がどんな風に使われているのか
楽しみだったのですが、ドラマの冒頭では全く流れませんでした。
DVDで見ているので、「もしや、音楽差し替え??」と疑いだした頃、
流れはじめたのでには別の意味で安心しました。
このドラマのOSTの曲はどれも良い曲で、それぞれの場面展開に応じて適宜使われているのですが
思い入れのあるせいか、やっぱり「遺書」が流れる場面に注目してしまいます。
・・・例えば、11話目。
車がぬかるみにはまったため、雪山に閉じ込められてしまったジソクとミヨン。
薬が切れてしまったジソクは発作を起こします。
「俺の望みは・・・」と痛みに耐えながら話し出すジソクの台詞にかぶって効果的に「遺書」が流れ出します・・・。
この場面は涙なくしてみることができません。歌詞の内容が解ればもっとひたれるかもしれないなと思いつつ・・・。




90日、愛する時間 #9-10

2008-02-02 | 90日、愛する時間
ジソクとミヨンが傷つくのは仕方がないとしても(ある意味自業自得)
チョンランとテフンが傷ついてしまうのは、つらいです。
もちろん、ジソクとミヨンもそのことにとても胸を痛めていて。
でも、気持ちは抑えられないようです・・・。

チョンランとテフンの心境もより深く描かれてきました。
家庭を守りたい、それは自分を守ることにもつながると思うのですが
チョンランもテフンも今の状況をどうにか好転させたいと努力しています。
でもその結果、家庭でも外でも浮いてきてしまっている自分の立場に
ますます焦りを感じているようです。

ジソクは大学の教授の職を解かれ、ミヨンも今担当している仕事をクビになりました。
2人は昔一緒に住んでいたアパートを、隠れ家として使い始めます。

ジソクとミヨンの周囲の状況は悪くなるばかりです。
ジソクはチョンランに隠れ家の存在がばれ、自宅も自分の安らげる場所はありません。
ミヨンも昔のジソクの同棲が、テフンの家族にばれてしまいます。

ミヨンはジソクに「どこか連れ去って」と頼みます。
車を走らせるジソクとミヨンは、どこにいこうとしているのでしょうか・・・。







90日、愛する時間 #7-8

2008-02-01 | 90日、愛する時間
ジソクとミヨンの浮気を知ったチョンランも、テフンも、どうにかして自分の家族を守ろうとします。
その結果、チョンランとテフンの未来にも影響が出始めています。

ミヨンと一緒にいるところをチョンランに知られてしまったジソクは
残りの時間をミヨンと過ごしたいと告げます。
残された時間を家族で過ごしたいと考えていたチョンランは、
夫の浮気に、夫の願いにとてもショックを受けます。

一方、ミヨンはテフンがジソクの存在に気づいていると知りません。
テフンはミヨンを守るため、アメリカへ転勤することにします。

チョンランはミヨンに夫を返すよう伝えます。
ジソクへと向かう気持ちはとめられないとミヨンはチョンランに言います。

テフンはジソクの余命が少ないことを知ります。同時に、ミヨンの心の内を察し苦しむのでした。

ジソクはチョンランに決して離婚しないと宣言され、
ミヨンはテフンを傷つけてしまったことを知ります。

ジソクもミヨンも、今までどおりあきらめれば全てが収まります。
でも、残された時間が少ないジソクは、あきらめることはできるのでしょうか?
そして、ミヨンは残りの人生を捨ててまでジソクとの3ヶ月を選ぼうとするのでしょうか?

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主役4人の演技にとても引き込まれます。
見ごたえのあるドラマです。


90日、愛する時間 #5-6

2008-02-01 | 90日、愛する時間
ジソクは最低な男だと思います。
社会的地位もあり、賢い妻と、かわいい娘がいて
何よりも家庭を守らなければいけない立場にいるのに
彼は一切家庭をかえりみません。
彼の頭の中はミヨンのことだけでいっぱいです。
最低なジソクはミヨンにだけ特別な存在です。

ジソクの死ぬと知ったミヨンは動揺します。
理性を持って、どうにか今の生活を維持しようと努力します。
でも、再会した時から、本当は再会する前からミヨンもジソクをずっと想っていました。
表にはださなかっただけで。
結局、ミヨンはジソクを受け入れるのでした。

ジソクもミヨンも既婚者です。
そんな不自然な関係は隠し通せるものではありません。
チョンランとテフンは、夫の、妻の、浮気を知るのでした。


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ジソクとミヨンの愛の行方をとても興味深くみていますが、
ジソクはチョンランと結婚するべきではなかったと本当に思います。
チョンランが見ていてとても可哀想になります。(テフンも然り)
「常識」と「責任」を取り去った、特殊なドラマだなと思います。
BGMに「遺書」が流れるたび、ますます胸が締め付けられながら見ています。
毎回涙なくしては見られないドラマです。