カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

「高齢者体力お試し山歩き」尾瀬沼へ②

2019年06月28日 | 山歩き

6月26日(水)朝4:00に家を出て御池のシャトルバス発着所についたのが6:30

7:00発の沼山峠登山口行きのバスに乗って

ものすごいブナの原生林を眺めながら進んでいくと

バスの前を横切った鹿に遭遇。

鹿は、尾瀬の自然にいろいろと害を与えているようですが

こうしてみると可愛いものですね。すぐやぶの中に入ってしまいましたが。

そしていよいよ、尾瀬沼に行くには沼山峠という峠越えをしなければなりません。

7:30くらいだったかな?出発!

数年前に行った時と違い、すべてに木道が整備されていて

運動靴でも十分楽に歩けました。

とはいえ、上り下りがあるので老夫婦には結構きつかったですけど・・・

そして、峠を越え下りに入ってしばらくしたあたりで

突然!木道の右側で・・・

ガサガサガサッ!っと何かが動いているでありませんか!

え~!

もしかして熊~!

まだ8:00前ですので人気もなく私たちのほかに女性が一人

キャ~!という声も出せず・・・鹿ならよいが・・・

熊かもしれない~・・・

熊だったら・・・走って逃げない方が良いと聞いていたので

内心ドキドキでしたが・・・

平常心を装って

とりあえず無事通過!・・・ふ~!・・・でした。

こんな時は、一瞬のうちにいろいろ考えるものです。

「熊さん、年寄りは美味しくないよ~!」て思っちゃって

なんと意地汚い自分に反省し

「どうぞ美味しくないけど・・・老い先短い私たちを先にお食べ」って思ったりね(笑)

今だから笑えるのですが・・・

後で、ビジターセンターのガイドさんにその話をしたら

熊は、ノッシノッシと歩くので、ガッサ・・・ガッサ・・・となる

鹿は、ガサガサガサッ・・・と速い動きをするので

その時の音で聞き分けるのだと教えていただきました。

ふむふむ・・・とすると・・・あれは鹿だったとのだ、と確信して

帰り道の恐怖はなくなったのです。

尾瀬には熊もいて、水芭蕉の芯が大きくなったころの実を食べにくるそうです。

あらら余談になってしまいましたね。

そうこうしているうちに、湿原に到着!

水芭蕉も終わっているのを知っていったのですが、セーフって感じ(^O^)/

日陰の一角に群生している場所がありました。

時すでに遅し、でしたが人出が少ないこの時期ならではの楽しみ方がありました。

大自然の独り占め的な、自由に休んで草花を眺め

写真を撮りたいときに撮り、おいしい空気を思う存分に吸って

いや~気持ちよかったですよ~!

じいちゃん、チーズを食べています。

時折、物資を運ぶヘリコプターも飛んでいましたが

これも絵になる感じでした。

そして尾瀬と言えば、燧ヶ岳。

眺めの良いスポットを見つけました。

ここで、さわやかな青年3人組に出会ったのです。

「もしかして、あの山の頂上に行ってきたの?」と聞くと

「はいっ!」

興奮も冷めやらない様子で頂上の様子を聞かせてくれて

ご来光を拝んできたスマホの写真も見せてくれました。

その時の動画までも見せてくれて

その時の感動がカンレ夫婦にも伝わってきました。

この尾瀬行きが、最後の山歩きになるかもしれない

と、思いながら挑んだ私たちに

まぶしいほどの若さ溢れる青年との出会いは

心地よい刺激になり、パワーをいただいた感じでありがたかったです。


というわけで、ここはビジターセンターがある場所でした。

ここからは、折り返しの予定です。

長くなりましたので、出会った花たちは次のページにしま~す。

 




 

 

コメント (1)
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