直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
障がいのことはもちろん、映画や音楽の話も…
日々想うことを書き記します

理解するということ

2015年07月18日 | 日記
7月18日
蒸し暑い一日でした。雨が上がると蚊がブーン!
梅雨明けはまだかな…

分かり合うことは、当たり前のことのようで、結構難しいことです。
どうしても「感情」が前面に出てきてしまいます。

相手と意見が合わないと、
まず「なぜだ?」という疑問。
そして「どうして分からないんだ?」という憤り。
さらに、意見が合わないことによるトラブルを抱えると、
「いい加減にしろ!」という怒り。
「何を言っても仕方がない」というあきらめ。

こうして、負の感情が蔓延して気持ちが離れ、意見を交わすことがなくなっていきます。

友達や男女の関係であれば、それで「The End」なのかもしれませんが、
仕事の場合は簡単には終われません。
職場で人間関係を築いていくためには「感情」をコントロールすることが求められます。

私は、感情のコントロールが苦手です。(苦手であるという意識があります)
昔は、感情を前面に出していくことで分かり合える…と思っていたこともありました。
何度か恥ずかしい経験を繰り返して、「感情」を抑えて冷静になることを学んできたつもりですが、無くて七癖。
どうしても「感情」が出てきてしまいます。

負の感情がわきあがっている状態では、分かり合うことは不可能です。

感情を抑えて分かり合うためには、相手を「理解する」意識が必要です。
理解とは、
 物事のしくみ、その意味するところなどを論理によって判断しわかること。(大辞林)
とあります。

私たちの仕事で言えば「制度や仕組み、支援技術など」について、ある程度同じ土俵で話し合えないと、「互いに理解する」ことは難しくなります。
相手から理解を得るためには、学ぶことは不可欠なのです。

浪花節的な根性論や安易な経験則に頼ることは、間違いが起きる元です。
「気持ち」は大切ですが、「気持ち」というものは曖昧で、判断を誤りやすい危険性があることを知っておくべきです。

一方、「理解」という言葉には
 相手の立場や気持ちをくみとること。道理を説いて聞かせること。〈大辞林)
という意味もあります。

各々が自らを磨き、理解し合えるチーム(職員集団)を創っていきます。

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