直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
障がいのことはもちろん、映画や音楽の話も…
日々想うことを書き記します

魅力のある仕事

2016年05月12日 | 日記
5月12日
今日は、岐阜県社会福祉法人経営者協議会の理事会及び、総会がありました。

社会福祉法人制度改革への対応は、今年の大きなテーマですが、同時に皆さんの関心事は人材確保です。
お昼休みの間もあちこちで、どのようにして人材確保をしているかが語られていました。

夜、私が参加しているNPO法人の年次総会を行いました。
ここでも話題になったのは、より良い人材をいかに確保するかということでした。
規模の小さな事業所においては「人財」によって、いわゆる売り上げにも大きく影響があります。

福祉(介護)の仕事は3Kと言われるようになって久しいですが、大手人材派遣会社の調査によると、福祉(介護)の仕事は魅力のある仕事の上位ではないものの、下位でもなく中間よりやや上にランクされていました。

私も意外だったのですが、担い手不足の問題は、福祉(介護)業界だけの話ではなく、労働人口全体が減少していく中で考えていかなくてはならない課題ですし、夜間勤務など変則勤務の担い手が特に不足しているなど、細かな分析が必要だろうと思います。

色々課題はありますが、いずれにしても、いかに自分たちの職場を「魅力のある職場」にするかが鍵だと思います。
どれだけ制度改革をしても、それぞれの法人に現状を改善する意欲が無かったら、何にもなりません。先日も話しましたが、護送船団ではダメです。
厳しい言い方ですが、改善意欲の無い法人は退場していく時代が来ていると思います。

魅力のある職場で魅力のある人財を育てていくことは、私たちの社会責任だという意識が必要です。

福祉は魅力のある仕事だということを、もっともっと発信していきます!(^o^)