直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
障がいのことはもちろん、映画や音楽の話も…
日々想うことを書き記します

ナガサキの日

2015年08月09日 | 日記
8月9日
朝は施設がお世話になっている地域の「ふれあい夏まつり」の準備から始まりました。
地域の皆さまと一緒にまつりの準備をするのは、とても楽しいですし、少しずつ顔見知りになれるチャンスだと思っています~♪

その後、私が住んでいる町内の盆踊りの片づけに駆けつけました。
壮年会のメンバーに、片付けに遅れたことをお詫びしましたが、皆さん笑って受け止めてくれます…
ありがたいです。

片付けが終わって、やっと家に帰ると、庭の剪定の後始末が待っていました。
お昼過ぎまで元気に頑張りました!

夕方は再び、施設に戻って夏まつりの準備、そして太鼓の本番。
参加した利用者さんは地域の皆さまと盆踊りを楽しみました。
付き添い職員が足らないということもあって、施設で暮らす人たち全員をご案内できないことが残念です。

毎回、地域の皆さまには気さくにお声をかけていただいて、本当にありがたいことです。
私も、息子がお世話になった保育士さんに久しぶりにお会いするなど、嬉しい出会いがあった夏まつりでした。

さて、今日はナガサキの日です。
今から70年前、太平洋戦争末期の1945年8月9日、アメリカ軍が広島に続いて、長崎にも原子爆弾を投下しました。

原爆投下第一目標は当時の小倉市でしたが、天候等によって投下目標を見つけられず、B29は、次の“目標”であった長崎に向かいました。
午前11時2分、人類史上2発目の原子爆弾がナガサキの上空に炸裂。
当時の長崎市の人口24万人(推定)のうち、約7万4千人が死没しました。
(参考 wikipedia)

広島の原爆はウランを使い、長崎の原爆はプルトニウムを使っています。
広島に原爆を落としたことにより、原爆を投下すれば、想像を絶する甚大な被害を及ぼすことは、アメリカ軍は分かっていたのではないかと私は思います。
それでも、違うタイプの原子爆弾を投下する…
明らかに、日本は核実験の場として使われました。

長崎に落とされたプルトニウム型の威力は、ウラン型の1.5倍とも言われますが、死傷者が広島に比べて少なかったのは、長崎の街は山に囲まれている等の理由であり、
当初の攻撃目標であった、小倉に落とされた場合の被害は、広島を超えるとも言われています。

午前11時2分。今日もサイレンが鳴り響きました。
ヒロシマとナガサキ
日本人だけでなく、人類が決して忘れてはいけない日です。