老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

ゴルフの叫び

2008-11-08 00:09:42 | Weblog
スペインの画家エドヴァルド・ムンクに「叫び」という有名な絵がある。
あれは、人物が叫んでいる絵とばかり思っていたら、
「絵の人物は、自然を貫く果てしない叫びに恐れ慄いて耳を塞いでいる」
のだという。

11月7日、体力維持のためにゴルフコンペに参加してきた。
「下手の横好き」という言葉があるが、
「上手でもないのに無闇に好きなこと」をいう。
私はその類でゴルフの会には6ヶ所に所属している。

その一つに、高校時代の同級生のゴルフの会がある。
かつては80代のスコアーだった連中だから、
往時のイメージがなかなか消えない。
昔は「ヤッター!」「ヨシ!」「ヨッシャー!」
などとヤ行の叫びが多かった連中も、
加齢と共に崖から転げ落ちるように低下し、
一打打つたびに「アラ?」「アリャー!」
「アレー!」などとラ行の叫びばかりが聞こえてくる。

そんなことだから、ゴルフも心臓には良くない。
所属をだんだん減らして行って、
70歳になったら全て止めようと思っている。