心

一昔前の日本は、経済的に貧しかった。ゆえに、どんなものでも大切に扱い、工夫して、どんなものも人の手によって作り出していた。
すべての人が生産者であり、消費者であった時代、助け合いの心は当たり前で、人々の心は豊かだったのではないだろうか。

少し前の日本は、バブル景気、大量消費のなかで、多くのものが使い捨てられ、無駄に消費してしまったものも多いのではないだろうか。
経済発展のなかで、生産者と消費者は、はっきりと二分されてしまったのだろう。

今、日本の経済は、よくわからない状態のなか、人々の心が一番貧しくなっているような気がする。

心を取り戻すには、先人たちの生き方を学び、幼子の失敗にめげず、好奇心いっぱいに取り組む姿に学ぶこと…かなぁと考えてる、今日この頃なのです。