★第9次 21世紀の朝鮮通信使 ソウルー東京 友情ウオーク      (2023・4・1~5・23)★

ソウルから東京まで(約2,000㌔)、毎日30㌔の道を日本人・韓国人・在日韓国人ウオーカーが共に歩き日韓交流を深めます

4月27日 広島ー下蒲苅ー鞆の浦ー福山

2023-04-27 14:57:22 | 朝鮮通信使ウオーク

まず下蒲刈(呉市)の松濤園(御馳走一番館)を訪れた。

下鎌刈は昔から瀬戸内海の海上交通の要衝として繁栄してきた。

通信使一行は12回のうち、11回訪れた江戸までの行程の中で一番ご馳走が出た場所としてしられている。

資料館「御馳走一番館」には通信使一行に振舞われた数々の料理の復元模型が展示されている。鯛焼きや雉焼き、なども作られた。

 

 

午後からは鞆の浦(福山市)へバスで移動。

鞆の浦は瀬戸内海の中央部にあり、古くから潮待ちの港としてとても栄えた港湾都市。

通信使一行は往路、復路とも必ず立ち寄り、宿泊している。

通信使たちは長い日本での旅の中で、福禅寺からの眺めを大変楽しみにしていた。

階段を上がり「対潮楼」へ。

ここからの眺めは眼下に広がる海に千酔島、弁天島が山並みを背景にして素晴らしい景観を見せていた。

今は高い建物が連なってだいぶ変わってしまった。

第11回の従事官、林邦彦はここからの風景を「日東第一形勝」として褒めたたえた。

今この文字は木版として掛けられている。