日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

昼休み

2012-04-21 21:39:40 | 生活
海外で不便と感じることの一つとして、コンビニが無い、と言うのを聞いたことがある。私が住んでいるあたりでも、コンビニ
らしきものを見たことはないのだが、私がそれ以上に不便に感じていることは、お店に昼休みがあること。

前に、フランスはキリスト教の国なので、日曜日は休息日でお店も休みになるということを書いたが、普通に店を開いている
日でも12時から14時または14時半位までは昼休みでお店を閉めてしまう。もちろん全ての店と言うわけではなく、近くの
ショッピングセンターでもスーパーだけは昼も開いている。その他の、ホームセンター、園芸店、スポーツ用品店、おもちゃ屋
などは全て昼休みがある。

今日は、久々にダンナも家に居る休日だったので、ホームセンターなどでいくつか買い物があり午前中から出かけたのだが、
買い物が終盤に近づいたころ、お昼になった。店内にはまだ数組の買い物客が居たのだが、皆レジに向かった。レジはもう
1つしか空いておらず、他の店員5、6人はレジの近くでレジ係の店員を待っている様子だった。

こんなに人手があるなら、交代でお昼を取れば昼休みなしでも十分営業を続けられそうだし、大体昼休みに2時間や2時間半も
費やすなんてちょっと信じられない。

日本では、夜遅くまで空いているお店も沢山あるし、休業日もとても少ない。効率と言う点で考えるなら、客の少ない夜遅くに
人件費や光熱費を費やして店を開けている方が効率が悪い気もするのだが、日本人は勤勉と言うか、お客様本位というか、
店を閉めることに罪悪感さえ感じている気がする。

そして、驚くべきは、郵便局、銀行、市役所なども昼休みがあるのだ。日本では、昼休みの時間帯になると銀行や郵便局が
混み合ったりするが、フランスでは勤務時間中に、「ちょっと銀行に行ってくる」という事が通用するようだ。

これはダンナに聞いた話だが、ダンナの会社で働いているオペレーターなどは、自分が休憩中に自分の任されている機械で
トラブルが発生したとしても、「今、休憩中だから」と言って、持ち場に戻ることもないそうだ。

何が正しいとか、正しくないとかいう問題でないのはわかるが、国によってこうも考え方が違うと言うのは教育のせいか、
文化の違いか、単なる習慣なのか。
フランスで一番忙しいのは、意外と小さい子供を抱えている専業主婦なのかもしれない。


ホームセンターで買ってきたセメントで、さっそくカタツムリの巣を埋め始めた↓

と思ったら久々に本格的な雨が降ってきて、穴埋め作業中断。雨はカタツムリの味方らしい。

そして、カタツムリたちはメロンの苗が相当気に入ったらしく、茎もほとんど食べつくし、残るは根っこだけのようだ

恐るべし、カタツムリの食欲

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