鴨旅日記・自分流で行こう!

かもねぎの、旅とグルメと街中ボラボラ、多少の台流、鉄分少々、
プラス・日々常々の生活の、たわいもない日記・・・

台南・隆田、鉄道の旅

2007-05-08 12:18:33 | 台湾流-旅行記---台湾南部
さて、これから高雄から列車に乗って台南へ向かいます。
自強号の乗車券。台南までの距離は46.7Km。だいたい大阪から京都までの距離に匹敵します。特急で運賃が107元(390円相当)なんだから、やっぱ日本のJRと比べたらずいぶん安いなぁ。


高雄駅のセブンイレブンでサントリーの「DAKARA」を買いました。
すると、ストローがついてきましたよ。(・_・)
台湾では、ペットボトル飲料をストローで飲んでる人をわりと多く見かけるんです。
日本じゃ~まず全員、口飲みしてますよね~。
ちなみにこのDAKARAは、サントリーの現地法人が製造・販売してるものです。


これが台湾鉄路局自慢の自強号。
台湾新幹線(台湾高鉄)が開通してからちょっと落ちぶれた感じがしないでもないけど、新幹線ができても、まだまだ走り続けています。
ちなみに座席は全部指定席です。
車内放送は車掌さんの肉声で、北京語、台湾語の2言語で流れていました。
さあ、台南までは30分ちょいの旅・・・。いつの間にか私、寝てたようで台南駅到着寸前までの記憶がまったくありません(^^;。


台南駅に到着~。台南駅の駅舎がまた古い趣のある駅舎なのです。
この駅舎は日本統治時代の1936年にできた物だそうですよ。


台南駅前です。むこうに見える銅像は鄭成功の銅像です。
鄭成功は中国明代の軍人で、台湾で英雄として称えられています。


台南駅の駅舎内。





日本統治時代からの古い写真がいっぱい飾られています。


台南駅の改札口。自動改札機が設置されてます。
日本のOMRON製で、日本国内の鉄道会社で使われてるタイプと同じ物でした。


台南からの切符。隆田までは鈍行列車を使って行きます。






台南~隆田間で利用した牽引客車列車。
台湾でもこのタイプの列車はどんどん少なくなってきているようです。




隆田駅に到着しました! 隆田駅のホームと駅舎です。




隆田駅の駅舎内からホームを見る。




隆田の町並み。人がほとんど歩いていない、なんとものんびりした町です。




さて、私は隆田からバスに乗るワケなんですが、その乗るバスの隆田駅付近のバス停の位置がネットで調べてもわからず、行って乗れたらソレで良し。もし乗れなくても料金高くてもタクシーで行けばいいんだと。
で、駅を降りて周辺を探したけど、バス停がやっぱり見つからない・・・。
しゃあないんで、駅から少し離れた役所前のバス停まで歩いて行ったら、バス停ありました(^^)。
やはり・・・というかバスの時刻が書かれていないわけで(台湾のバスって大抵そう)、このバス停に、ちゃ~んとバスは来るのだろうか、むっちゃ不安でした。
バスの時刻は書かれていないけど、運賃は手書きで書かれていました。




バス、ちゃんと来ました。ちなみにバスは、お昼と夕方の、1日に2本しかありません(^^;
その時刻は、あらかじめネットで調べていたのですが、その時刻表も起点と終点の発着時刻しか書かれてなくて、距離からだいたいおおまかな時間を予測してたんですが、だいたい予想通りに来て安心~。
乗る時に運転手に目的地を告げて切符を購入します。
日本でも高速バスの一部はこの方式で乗車しますね。
ただ、こちらは運賃支払いに釣り銭が出ないので、小銭が必要です。
バスは高速バスで使われているスーパーハイデッカー車両でした。
こんな車両を1日2本しかない路線に使ってるとは・・・。
わたしゃてっきりマイクロバスみたいなんが来るんじゃないかと思ってたんで(^^;
このバスで、終点の烏山頭水庫まで行きます。



ちなみに、隆田駅近くの乗り場は、隆田駅を降りて右に曲がったところにあるスーパーの前のようでした。
ここでバスに乗ってたおばちゃんが降りたんで、ここがバス停だったんでしょうけど、私がこのスーパーの前を通った時、バス停の標柱は無かったと思うんだけどなぁ~。




吊り輪が外れているんですけど・・・(^^;


車窓から「甲子園」の文字が見えたので、思わず写真をパチリ!
この地域は「六甲(Liuja・・・リョウジャー)」という地名で、日本統治時代から「六甲(ろっこう)」という名の土地だったから、甲子園って名称も取って付けたような名ってわけでも無いようです。
でも甲子園ブランド、台湾にも浸透してるわけで、これってすごいなぁ~。



車窓風景。台鉄の上り?光号(急行列車)が走ってます。



一面の田園風景が拡がっています。日本ならまだ田植えもしてない時期だけど、稲は青々!
この田園地帯も80年以上昔は不毛の地であったとのこと。
これから向かう烏山頭ダムの恩恵を受けて水田の拡がる風景が作り出されてるんですね~。



台湾のお墓です。土葬らしいので、やたらと立派な墓ですね~。


そんなこんなで、バスは終着・烏山頭水庫に到着しました!




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