鴨旅日記・自分流で行こう!

かもねぎの、旅とグルメと街中ボラボラ、多少の台流、鉄分少々、
プラス・日々常々の生活の、たわいもない日記・・・

台鉄の新鋭・太魯閣号

2007-05-10 11:40:00 | 台湾流-運輸・交通
台湾鉄路局がこの5月8日から走らせた太魯閣(タロコ)号に約束通り乗ってきました。
運転区間の花蓮(台湾北東部の都市)までは遠くてとても行ってられないので、台北近郊の始発駅・樹林から台北まで、所要時間10分ちょっとの距離だけを利用することにします。




台北駅から、タロコ号号の始発駅である、その樹林駅まで行くのに、ちょうど東部幹線の宜蘭からノロノロやってくる復興号(客車鈍行列車で、それでもいちおう全席指定)があったので、それに乗車します。復興号の運賃は、通勤電車と同じ19元。
短区間は指定券発行しないので座席無指定の復興号の乗車券を券売機で購入します。



樹林駅ではいったん改札を出て、券売機で自強号の無指定乗車券を買い、ふたたび改札を通ってホームに入り、この駅が始発となる花連行きのタロコ号に乗り込みます。
何人か写真を撮りまくっていたヲタがいましたが、台湾のヲタか、それとも日本から来たヲタなのか?
で、ホームで通勤電車待ちをしていた人も乗り込んでる。
電車の切符は19元、私が買った自強号の切符は30元。正直者がバカを見たような…(>_<)




この車両は、JR九州の885系がベースで、日本で開発された振り子式車両です。日本の日立製作所で作られてるみたいですね。
東部幹線はカーブが多く、所要時間もかかっていたのが、この電車の導入で大幅スピードアップとのこと。




タロコ号の座席はゆったりしていて、シートは革張りです。






スピードもよく出ていて、このまま花蓮まで乗っていきたい気分になりましたが、残念ながら台北で下車。こんどは花蓮までタロコ号に乗って行きたいわん。


超豪華「アロハバス」で台北へ

2007-05-10 06:06:34 | 台湾流-運輸・交通
2泊3日で過ごした高雄の街ともお別れです。



駅のコインロッカーから荷物を出して、高速バス乗り場に向かいます。
高雄から台北へ行く高速バスは複数社運行されていて、各社それぞれサービスと運賃が異なっています。
台湾には「総統座」と呼ばれる2列シートのバスが運転されているので、一度これに乗っておかねば!というこって、台北~高雄間で一番運賃が高く、サービスも最高だという「アロハバス(阿羅哈客運)」を利用すると最初から決めてました。
カウンターで台北までのチケットを購入~。
平日は少し安く、715元(2500円くらい)。ちなみに、普通の3列シートの路線なら500元です。なんと、24時間終日20分間隔で運転されています。




車内はこんな感じ。




このバスは、総統座といわれるものすごいシートを配したバスで、革張りフカフカで、蒋介石になったような気分ですな(^^)
テレビ・オーディオ・ゲーム機を備えていて、乗っている間、退屈せずに過ごせるサービスがすごい。




テレビをつけてみたらニュースで、大阪のアメ村の落書きについての話題、海遊館のジンベエザメの話題が流れてました(^^;




海遊館のジンベエザメはその後、治療のかい無く死んでしまいましたね・゜・(ノД`)・゜・。
ちなみに台湾での、ここ数日前からは、エキスポランドの例の事故は大きく報道されてます。




さらに、サービス係の乗務員(服務小姐)も乗り込みますが、私が乗った便は、どう見ても40間近の女です(^^;
サービス係から、毛布とお菓子、水、紙おしぼりを受けとり、下車する停留所を聞かれるので「タイベイ!」と答えます。

バスは高雄を出ると、途中でいくつかの停留所に止まって客を拾い、台北近くでまたいくつかの停留所で客を降ろし、台北駅近くに到着します。
ちなみに私が乗ったバスは23時40分発でした。
5時前くらいに着くかなと思って、この便を選んだのですが、なんと3時50分に着きますた(^^;
ノンストップで来たならまだしも、途中いくつも停車しながら来てるのに、4時間ちょっとって早すぎるっちゅねん。




というこって、24時間やってるバスターミナルで夜が明けるまで時間をつぶしました。



朝の台北の涼しいこと涼しいこと! 天気もよく、気持ちイイ朝でした。




バスターミナルの見取り図




早朝5時のバスターミナルは閑散としてますが、もう売店が開いています。


高雄の市内バス

2007-05-09 17:46:28 | 台湾流-運輸・交通


高雄市内を走る高雄市公車(高雄市営バス)です。
今回、私が乗った2番系統のバスは、高雄駅から高雄市歴史博物館、愛河、漢神百貨、夢時代を通って前鎮に至る路線。



運賃は12元(45円くらい)均一と安く、今回、高雄市内の移動には、この2番系統のバスはよく利用しました。
しかし、車両がボロかった(^_^;)


台湾高速鉄道(台湾新幹線)

2007-05-07 18:35:17 | 台湾流-運輸・交通
開業間もない台湾新幹線(台湾高速鉄道)に乗って台湾南部の都市・高雄へ向かいました。
これが台湾高鉄(台湾新幹線)です。この写真は台湾高鉄WEBから拝借(^^;


台北駅の切符売り場。行列ができてます。



しか~し、自動券売機は閑散としている。みんな面倒くさがりなのか?
私は、さっさと券売機で切符を購入しました。



改札口です。




発車10分前になってようやくホームに出られ乗車できます。
それまでは待合所で待機せねばなりません。
私が乗るのは速達タイプのやつで、台北を出ると板橋(Banciao)、台中(Taichung)のみ停車して終点の左營(Zuoying)に至る列車です。


これが高鉄の乗車券。
今回はグリーン車に相当するビジネス車のチケット購入。
一般車が1490元(5400円相当)なのに対して、ビジネス車は2440元(8800円相当)。ちょっと奮発しました(^^;





一般車の車内。座席は日本の新幹線と同じ、2-3列シートです。
車両側面の行き先表示は、最終目的地の駅名のみが表示されているだけ。
高雄側の終着駅は高雄のちょっと北寄りにある「左営」です。


これがビジネス車両。一般車の座席がわりと埋まってるのに対し、こちらはガラガラです(^^;
でも、その分静かだったので、ものすごくゆったりできました。

乗ってしばらくすると、女性の乗務員が紙おしぼりを配ってきます。
しかし、それ以外のサービスは何もありません。
運賃の高いビジネス車なんだから、ドリンクサービスでもあればいいのに・・・。

車内放送は、台北のMRT(地下鉄)と同じで、標準中国語(北京語)、台湾語、客家語、英語の4言語で流れてきます。
日本人の利用者も多いんだし、そろそろ日本語を入れてくれてもエエんでないかい?




台北駅を出て、隣の板橋駅を過ぎると地上に出ます。



しばらくすると、最高速度が300Km/hに達しました。
さすがに300Km/hは速い!





台北から50分ほどで台中に到着。
写真は台中到着直前の車窓。向こうに台中市街地が見えてます。
もう一方の写真は台中出発後。次は終着・左營駅~。




台中を出てから20分くらいすると、車窓は一面の田園地帯に。
場所は台湾南部の、北回帰線にも近い嘉義駅付近。




定刻通り、18時30分に左營駅に到着。



終着の左營駅は、ちょっとした地方空港みたいに広々としています。


高鉄の左營駅と並んで、台鉄(台湾鉄路管理局)の「新左營」駅があります。
ココから高雄までは台鉄を利用して行きます。




乗る列車により切符が異なり、先発列車は?光号(急行)なので券売機で?光の切符を購入。
右は、?光号(急行列車)の車両内です。




高雄駅に到着しました~。


高雄駅の駅舎。駅を降りるとタクシーの呼び込みがうるさい~。
タクシーには乗らず、ここから歩いてホテルまで行くのであった。

台湾交通事情・・・綺麗にしたら盗まれる?

2007-05-07 08:49:32 | 台湾流-運輸・交通
朝、目が覚めてホテルの窓から外を見ると朝の通勤ラッシュが始まってた。相変わらずすごいバイクの数です。
台湾、特に台北近郊は道が狭く、人も車も多いので、細い道でもすいすい走れるスクーターが重宝されてるんですね~。

それと、だいぶ変わったなぁ~と思ったのが、車もバイクもきれいになったこと。
バスも電車も、あらゆる乗り物もです。

外国人が日本に来てびっくりすることはいろいろあるんですけど、一つに「走ってる車が綺麗でどれも新車みたいだ」ということ。確かに、すすけ汚れた車ってほとんど見かけませんわな。では、外国じゃ車を洗わないのか?と。
で、初めて台湾へ行った時、車もバイクも汚れてるのなんのって・・・。
台湾人同僚が通勤で乗ってたバイクも汚くてボロボロだった。
ある時、なんで車やバイクが汚いのかって話をしたら、即答された。
「綺麗にしてたら盗られるでしょ!」

・・・意味わからん・・・(・・?

あとで別の人に聞いても同じような回答だった。それを総合して整理すると、台湾はバイクや車の盗難が多いのだそうだ。で、綺麗な車やバイクほど盗まれるのだそうで、わざと汚くして、自己防衛するんだそうだ。
なるほど~と思ったけど、そうまでしないといけないとは悲しいな・・・と思った。

あれから18年が過ぎて、状況も変わったのでしょうか、ぴかぴかのバイクや車が結構な数、街を走っています。でもやっぱり汚い車やバイクもあって、これも盗難を防ぐためなのかなぁ~と、18年前に台湾人同僚から聞いた話を思い出してしまった。





台湾の交通マナーと信号機

2007-05-06 14:20:00 | 台湾流-運輸・交通
18年ぶりに台湾に来て、昔と変わったなぁ~と思ったのが交通マナーがえらく良くなったってこと。車も歩行者ともに・・・。
まず、歩行者の信号無視は当たり前で、車が走っていない時の信号無視は当然として、車が走っている交差点でも急ぐ人は平気で信号無視してた。また、横断歩道が無い道路でも歩行者は車がビュンビュン行き交ってるところを平気で横断していく。
私が初めて台湾に来た時、大きな道路の中央分離帯に何人も人が立ってるんで「いったい何ごと?」と思ってたら、道路を横断する人たちだったんですね~。片側3車線ある広い道路を横断歩道でも無いところを渡ってく人って日本じゃほとんどいないけど、台湾(台北)では大勢いたのです。
ところが今回、台湾に来てみると、そういう人をほとんど見かけなかった。信号無視する人の数も大阪よりちょっと多い程度になってるし(前は凄かったのだ。)
それに車やバイクの交通マナーもずいぶん良くなってる。
青信号で渡ってても右左折してきた車はクラクションを鳴らしながら歩行者に「道をあけろ!」と威嚇して突き進むのが普通でした。歩行者はそういう車に道を譲って青信号の横断歩道を渡って行ったもんです。すなわち車優先社会だったのです。
ところが今回、そういう光景には出会わなかった。車は歩行者が渡り終えるまでクラクションを鳴らさず待っているのだ。日本では当たり前の光景だったけど、台湾でもそういうふうになるとは、20年で民度がだいぶ上がったようですね・・・。





台湾の信号機
さて、18年ぶりの台湾で気づいたのが、信号機が昔と変わってたこと。
全部の信号機がそうなってるワケじゃないですが、あと何秒で信号が変わるかのデジタル表示が出ているものがちらほらあった。日本でも歩行者用信号機で秒数の出るやつはよく見るけど、車両専用で秒数がカウントされる信号機って見かけませんからね。
そして大きく変わったのが歩行者用信号機です。LED化したものなのですが、青信号になると信号機の人影が歩き始めます。そして、赤が近づくと走り出すというアニメーション式?信号機。こりゃなかなか面白い。静止画ではわかりにくいな~。動画撮影してくりゃよかった。
以前に放映されてたフジテレビのバラエティ『トリビアの泉』でも取り上げられたことがあるようで、YouTubeに動画がありました。参考にそれを見てください~。