プログラム表記

プログラムの中に演じる作品のリストを書くことが多いです。特に図書館でやるときは書誌事項としてある程度キチンとかかなくちゃいけない。面倒だけど、おちついて書き写すことが自分のためにもなるし、お客さんがあとで探すときに役に立つ。
特に、これから、聞き手選書型でやろうとする当会は、どうするのかずっと考えていました。「原作?」「作?」「脚本?」「文?」「画?」「絵?」と混乱し、ものによっては現物に書いてあるのとケースに書いてあるのが違ったり、図書館検索でも違う字になってたり。

 別の件ですが、童心社に確かめて説明がありました。
「すべての作品ではないが」と前置きの上で、「作」→「脚本」、 「画」→「絵」と重版ごとに変えている、とのこと。
ああ、よかった。作家によりこだわりがあるのでしょうが、使う人は作家に使われているのでなく、対等ですから、より分かりやすくしたいと思います。
「作家先生は偉ーいのだから、勝手に変えちゃいけないんだ」みたいな考えも聞きますが、脚本は口に出して生きてくるもの。紙芝居は演じることが最終作品になるということをもう一度思い出したいですね。
「原作」と「作」の違いがまだよくつかめない方も多いし、「文」と「作」と「脚本」も紛らわしい。
 だから、当会は(あるものは)「原作」、「脚本」、「絵」と表記していきたいと思います。もちろん作者名を読むことや、きっちりそのまま読むことを生きがいにしていらっしゃる方にはどうぞそのままで、と説明します。
 プログラムには一覧表にして書いておいて、実際にやったものに○印をつけておくことにしました。


 
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ねえ、どれを... 初見で読む(... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。