図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
社会福祉協議会に意見を出しました
新潟市社会福祉協議会 元気力アップサポーター事業担当者様
7月に意見を出し、回答もいただきました。図書館とも調整ができたように伺っています。ほんとうはその場でちゃんと言えればいいのだけれど、問題の根が深くて、順序だって説明したほうが良いかと思いました。以下、その内容。
私は今年の春、西区で当該説明会を受講した石倉恵子と申します。「絵本の会がらがらどん」と「新潟かみしばいクラブ」に所属して、読み聞かせを30年位やっている者です。説明会の時に気づいたことを二つ申し上げます。
- 「図書館での読み聞かせをするためには、図書館のボランティア入門講座を受ける必要がある」と登録説明会で講師からお聞きしました。けれど、これは少し違うなと思いました。
図書館での読み聞かせは、現在、多数のボランティア団体が関わっていまして、その中には「どなたでも入会可能」としている団体もあります。講座を受けていなくても入会されて、図書館で読み聞かせをしている方も大勢います。つまり図書館講座を受講しなくても図書館で読み聞かせができるということです。
図書館では毎年ボランティア入門講座をやっていますが、募集人員も少なく、抽選にもれる方も多いと思いますので、受講が必要となるといつまでたっても読み聞かせの活動ができないということになります。
具体的には、個人的に図書館に問い合わせて、「入会要件に講座受講と書かれていない団体」に入会し、そこから始めればいいことだと思います。
確かに講座を受講されると一定の知識を得ることができますが、逆に見るとそれに縛られて新しい発想ができない面もあるのです。
どうかこれからは、受講が必要との認識を変えていただきたいと思います。図書館担当者にお尋ねになっても、受講が必要との回答はないと思います。
- 図書館での活動を説明する時の、「絵本の読み聞かせ」という言葉について。
これを「絵本や紙芝居の読み聞かせ」とされたらどうでしょうか。図書館でも、おはなしのじかんは絵本だけでなく紙芝居をいれている団体もあります。
また、ボランティアが高齢者施設に訪問する時に、絵が大きく高齢者に親しみのある紙芝居を使う人や団体も多いのです。当該事業は主に対象を高齢者に向けている様子がありますので、ボランティアする人が活動方法の一つに紙芝居を入れるのはニーズに合っています。
新潟かみしばいクラブは過去に、傾聴ボランティア「宙の会」からの依頼で実演方法を説明したことがあります。高齢者への傾聴ツールとしても紙芝居は有効です。
以上、2点申し上げました。検討をよろしくお願いいたします。
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