紙芝居『カラスのかんむり』を見ました

図書館が買ってくれたので、『カラスのかんむり』を手にすることができました。いかにも手作り紙芝居という感じの作品でした。絵が抜群に面白くて良いですね。きちんと縁取りされているので登場人物(動物)が引き立って見えます。

脚本は、少し補足しながらやった方がいいように思いました。
カラスの親分はどうしてかんむりが好きなのか、とか、どうやっておんどりからとってきたのか、とか、説明までする必要はないけれど、
最初に「とにかくそうなんだ」ときっちり前置きして、ワンテンポあけてから親分のセリフに移ったほうが良いと思いました。そうしないと、聞き手はついてこられない。

丸坊主のおんどりの顔で笑えますね。
そして、6画面目にすでにかんむりを頭にのせたおんどりが出てきます。ここがちょっとついていけないので、5画面目の脚本の最後に、めんどりがトサカをこっそりおんどりに戻したと言ってしまったらどうでしょう。

12画面の親分の花のかんむりは何でしょう?子分のハンガーや台所道具はわかるけれど、親分の、花と赤いリボンは、人間のアクセサリーを失敬してきたのでしょうか。なんだかセリフを適当に付け足したくなりますね。手作りされたときは、12画面ではなく、もっと多かったのでしょう。それを12枚にしたので、言葉で説明する必要があると思いました。

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