新聞社説に紙芝居 (関連書籍・セミナーあり)

新潟日報
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(関連書籍とセミナー)
「はじめよう、老人ケアに紙芝居」遠山昭雄/監修(雲母書房)の紙芝居セミナーが東京・大阪であります。
どちらも読み聞かせの当番なので行けませんが、本を読むことにします。それと、ちょっと動くことにします。でも、活字になっていると助かりますね。

(以下、4月28日のまま)

社説にて紹介されていた雑誌を、一つ手元に持っています。2年前定例会で紹介したけど、みなさんあんまり、ことの重大性に気がつかなかったみたい。
私も「今までの自分の方向性にまちがいがあるんじゃないか」と思い始めたきっかけの一つでした。今度、雲母書房から本になってでるそうです。
デイサービスの訪問のあとで「今までと違うのは、職員の人が全員揃ってじーっと見ている」と報告があったので、こっちに風が吹いていると感じていました。

ただ、ある高齢者向け施設でこんなこともありました。終わった後に「うちはハイレベルの方が多くこられる施設だ」というような職員さんからの感想があったそうです。実演最中に「お茶はいかが」とテーブルにお茶を配って歩かれたそうです。会員さんは???状態で帰って報告がありました。
ほーんとに難しい。もうそこからは依頼は来ないと思いますが。

今週は高齢者向け実演の予定があり。調整段階で世代間ギャップにつまづいて大汗かきました。
新潟には「まごころヘルプ」という、公益団体から立ち上がり高齢者福祉の草分けとなった団体があります。活動のはじめのころ、「茶菓接待を受けない」というようなことがマイナスイメージとして広がったような記憶がありまして、「受けないのはあたりまえじゃん」と思った私はなんとなく複雑な気持ちになりました。

一緒に雑談する、食事をする、歌も歌う、レクリエーションもする。やりだしたらきりがありません。でもやらないと向こうからは「冷たい人たち」。会員さんからは「まあ、いいじゃないか。(自分のこともしゃべることができる。歌いたい)」
現段階の私たちの対応は「訪問するボランティアさんの考え次第だが、時間は紙芝居実演の時間を超えない」でやっています。

少し前の、子供向け集まりで、終わってから飴を配った、という報告もあり、内心仰天しました。でも行った本人たちが「もうすぐお昼ごはんだから、まずいことをしたみたいだ」と反省もくっついてきて一安心。きっとその参加したお母さんたちがやんわりと言ってくれたのではないかと思います。
まごころヘルプとダブって活動しておられる会員さんがおられるので、助言を求めたりしています。

社説のことは昨日、会員さんが教えてくれました。
県内図書館のおはなし会の様子をネットで見る限りの話だけれど、「紙芝居」の表示がされていることが増えました。堂々とやりはじめたな、という気がします。

演じ方で「アドリブを入れて」という言い方を、よく周囲にされます。現実にはそこまで行かない。ときどき言う人もいるけど、語りがうまい人はやっぱりうまく差し込む。そうでない方は、子どもを試すようなちょっと先生っぽい問いかけをして、私は後で注意したりもしました。
 そこまで無理にする必要は無いと思います。できない会員さんのほうが、なんとなく会場がほんわかムードになって、安心する。「アドリブ入れなくちゃいけないかしら、私あんなに上手にできないわ」と心配そうに言われるので、そんなことない、第一、私もできないし。みんながしょっちゅうアドリブしてたら、みんな同じになっちゃうでしょう。上手になっている最中で人前に出ていいのです、と言っています。

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