中学校総合学習

全校一斉授業のようで、たくさんのコースが提案されて、めいめいが好きなコースを選べるようになっていました。クロスパルで時々顔を合わせる団体の方々もいらっしゃっていました。
紙芝居を作るコースは20名位と保護者が1名、参加されました。

場所は、図書室でした。石倉と佐久間さん(男性)が訪問しました。午後2時間のコースです。
生徒は大きいテーブルいくつかに4,5人くらい一緒に座っています。
正面に舞台を設定しました。

事前に、企画書を提出しました。
板目紙を一人4枚ずつ行き渡るように、学校から用意してもらいました。

当会が持っていった物は、
・下絵用のマス目に区切った用紙(A3)50枚程度・・写真右
・ポスカ、黒マーカー 数組(これはフェスタの時に買ってあった)
・説明用の紙(A3)手順が書いてある。1人1枚配る・・・写真左
・説明用紙芝居。4枚で『スライムちゃん』というのを作ってある。


手順
① 『でんしゃがくるよ』『スライムちゃん』をやりました。こんなふうに、絵は簡単でいいんだよ、と分かってもらうつもりで。

② 手順の紙を見てもらいながら、作り方を説明しました。下書きで60分、板目紙に書き写してから60分、と、大まかに時間を区切ることにしました。

③ 一番最初に、下絵用紙の○印の中に、番号を1,2,3,4 と振ってもらいました。

④ 主人公を決めるあたりが、一番迷うのですね。何から始めていいか分からない人には、○からはじめてもらいました。
  それから、下絵を書く時に、形を正しく描くことに執着する場合もありました。図書室だからと、図鑑を持ってくるのはとても正しいことなのです。が、ちょっといいかげんに自分の勝手な想像で形づくることも必要なことです。
場所が図書室だった、というのがポイントでしたね。学校訪問だと、だいたい図書室が指定されます。小学校で、絵本の話を省略して描こうとして止まってしまったことも、かつてありました。翌年は同じ子どもでしたが、自分で勝手に作っていいんだなと本人が頭を切り替えたのか、同じ図書室でもすいすい作りました。ここから何かヒントを得て、説明の仕方を工夫すればいいんだなと思いました。小学生のほうが、頭を切り替えやすいのでしょうね。
 
 中学生ですから、はじめて訪問した得体の知れない大人に心を開け、というのも無理なのでしょう。様子を見に来た顔見知りの先生に一生懸命説明している生徒さんを見て、先生がうらやましかった。物語るというのは、自分を見せることだなー、と時々思うので、その先生とうまくやっているのですね。
 紙芝居つくりでの成功の鍵は、結局私がどこまで変わっていけるか、という問題ではないかと思っています。それとも2時間でやろうというのが、無理なのだろうか。

いずれにしろ、半分くらいの人が完成させました。半分くらいの人は途中で時間切れ。保護者の方も完成させました。誰かやってみますか?と言っておすすめしたのですが、チョー恥ずかしそうなので、やめました。男子の中にも「みんなに見せなくていいよ」と言ったら元気よく描き出した人もいたくらいで、そうか、そうなんだろうな、という気持ちです。とりあえず、全然出来なかったという人がいなかったので、よしとしようと思っています。
佐久間さんから、最初に生徒に一つやってもらったほうが良かったという意見をもらいました。
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