紙芝居ボランティア(ページ5)(プログラムを作る)

6 プログラムを作る

① 種類分けして捉える
 紙芝居を内容で分けると「参加型」「創作」「名作」「民話(昔話)」「科学・行事」「安全」のいずれかに入りますが、人により判断が分かれるものもあります。

② 具体的手順
各自が読みたい作品を複数、候補に挙げておき、それらの中から選んで組み合わせます。3つか4ついろいろなタイプのものを「作品名、作者(特に画家)名、出版社」「実演にかかる時間」「どんな分類の作品か」「登場人物は人間か動物か他のものか」を紙に書くなどして届けます。
  責任者は「いろいろなタイプ、長さ」「同じ画家のものがダブらないよう」「聞き手に合うもの」「季節」「見たという満足感を持てるものを一つは入れる」ことを考慮してプログラムを作ります。どんなおかずをどんな順番で食べるのか考えるのと同じで、紙芝居をおかずに例え、基本は、ちょっと汁物・おいしいもの・箸休め・とっておきのもの、というようなことでどうでしょう。
読み手が思い入れの強い作品であってもそのときのプログラムに入らなければ我慢してもらうしかないのですが、一つも読めないのでは困るので複数候補を挙げてもらいます。30分位なら紙芝居だけでも楽しく聞くことができ、参加型紙芝居を組むと、聞き手が声を出すことにより息抜きの一つの方法になります。また子ども向けだからといって幼い絵をたくさん並べるより、一人の人として好感の持てる絵を選び、混ぜていくと無理がないと思います。
当日急な欠席者が出た場合に別のものを差し込むとしたら、同じタイプの紙芝居でないとプログラムが壊れるので予備の紙芝居も必要です。責任者も交代して運営していくことで、バランスのとれた会としてやっていけるのではないでしょうか。演じ方に興味が集まりますが、事前に作品を検討して並べる習慣があるからこそ聞き手に楽しんでもらえるのだと思えてなりません。
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