かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

「風邪を引いていない夫の咳が止まらない」と書かれているブロガーさんへ

2018-12-27 00:01:10 | ブログ記事
その方に直接コメントさしあげたいと思うのですが、
コメント欄を閉じていらっしゃるから、自分のブログに書きます。

風邪を引いていなくて咳が出る方は心臓も疑ってみてください。

なぜかというと、私がそうでしたから。

心臓弁膜症の手術を受けたのは、55歳のときでしたが、
風邪でもないのに咳が出ていたのは若いころからでした。

特にひどくなったのが、第三子を身ごもってからでした。

そのころフルタイムでお勤めしていたから過労もあったと思います。

その後、第三子である次男を出産してからも咳が出ていました。

その次男が小学2年からスイミングを習い始めて、私は付き添っていましたが、
プールサイドにあった付き添いの親用の見学室で、いつも私が咳込むので、
周りのお母さん方が私から離れて座ったりしていました。

どうして私だけ、こんなに咳が出るのかわからないまま、
薬局で咳止めの薬を買って飲んで治そうとしていました。

当時は自分のために病院に行く生活のゆとりなどありませんでしたから。

やっと末の子の次男が大学に入った翌年、咳はひどくなって、
一口食事をとると咳、また一口食べると咳という状態になってしまっていました。

そこで病院に行くことを躊躇っていた私も、ついに病院に行くことにしました。

が、大病院に行っても、すぐには原因がわからず、肺癌かもしれないと言われたりしました。

そのときは、長女の初めての出産を控えている時期だったので、
精密検査をしてもらうことはしないで、そのまま長女の住んでいる東京に向かいました。

が、娘に、「そんなにお母さんに咳をされたら、出産する病院に迷惑がかかる」と言われて、
やむなく大阪に戻ってきました。その後、娘のところには私の母が出向きました。

大阪に戻ってきた私は、もう一口も食事がとれない状態になっていました。

それで毎日のように検査通院するのですが、あちこちの科をたらいまわしされるだけで、
何が原因かがわかりませんでした。

で、最後の最後に循環器科で超音波を当ててもらって、やっと心臓弁膜症とわかりました。

3月から病院通いを始めて、見つかったのは7月9日の木曜日でした。

それですぐに手術をということになりましたが、スタッフがそろわないということで、
手術は翌週月曜日の14日に行われました。

ブロ友さんの夫さんが原因不明の咳で苦しまれている記事を読ませてもらって、
私は自分の体験を教えてさしあげたくなって、記事にしています。

そのブロガーさんの目に留まるとよいのですが・・・。

*

★何年も咳し続けしわたくしの病名心臓弁膜症で

★咳止めの薬飲みても治らざる咳を不思議に思(も)ひゐし歳月

★超音波診断なくば心臓の弁に異常があるとわからず

★昔なら疾うに死にたるはずなりし心臓弁膜症を助けてもらふ

★助かりし命たすからざればなど思ふことあるこの頃である

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8 コメント

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mizuhoさんへ (びこ)
2018-12-27 17:49:04
コメントありがとうございました。

>学士入学という編入制度があります

私も聞いたことがあります。が、従弟の娘は編入ではなく、普通に受験したみたいでした。ですから入学したときは他の現役で入学してきた人たちより4歳年長だったのですね。私は「女の子だから婚期が・・・」なんて思ってしまったのですが、そこはよくしたもので、しっかり年下の医師を捕まえて結婚しました(笑)。まあ、とにかく勉強が好きでたまらないという子だったから、そんなことができたのでしょうね。
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Unknown (mizuho)
2018-12-27 17:08:53
学士入学という編入制度があります
大学を卒業した者及びその予定者を対象とした編入学制度で
編入試験に合格すれば医学部の2年次に編入します
その場合 センター試験も大学が実施する前期試験も受験しないで医学部生になれますよ
ご親戚のお嬢さんが学士入学の可能性もあるのではないでしょうか
狭き門ですが一般入試より科目の負担は少ないと思います
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蘭さんへ (びこ)
2018-12-27 14:23:28
コメントありがとうございます。

受験生の親から解放されて十数年、すっかり最近の受験体制のことに疎くなっていました。

私の次男も一応国立大学の理系を出ていますから、5教科7科目を受験したと思います。

が、そのころから既に耄碌母さんになっていたから、共通試験などと言っていたかもしれません。

上の子たちの受験とごっちゃになっていたようです。

私の従弟の娘は公立大学の建築科を卒業してから自分で望んで国立大学の医学部を受け直しましたが、その過酷な入試を突破したということですね。彼女は「私は勉強が好きだから全然苦にならない」と言っておりましたが、そんなのは例外ですね。彼女は、いま現役の呼吸器科外科医として第一線で活躍しています。蘭さんも医学生か、お医者様ですか?
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誤った情報 ()
2018-12-27 13:17:34
知人から医学科の入試が
共通一次のマーク式で勉強しなくなったと言われ、情報源を尋ねて訪問いたしました。
大きな誤解がありますので一言書かせていただきます。

今は共通一次試験ではなく、センター試験です。これはマーク式。

国公立大学の医学科を受験するには
Ⅰ月のセンター試験で5科目7教科受験します。
数学は数ⅠAと2Bの2科目
理科は物理化学生物から2科目選択
社会は公民地歴からⅠ科目選択
英語と国語は他学部と同じ

2月の前期試験はいわゆる二次試験と言われ記述試験です。
この記述試験のために大半の時間を割き勉強をします。

センター試験と二次試験の合計で合否が決まります。
過酷な戦いです。

合格しても勉強は続きます。
医師になってからも患者さんのため睡眠時間を削り頑張っている医師は多いです。
医師も人間、ミスもあるかもしれません。あってはならないですが。
しかし、懸命に学び働く医師がいるのに、マーク式だの、勉強しないだの。。

マーク式といいますが医学科を受験するならセンター試験で合計88パーセントは必要です。
国語は200点満点ですし、そんなに9割超えは出ません。
そのため理数で殆ど9割超え、満点に近い得点をとらなければ88パーセントに届きません。
センター試験で思うように点取れず医学科出願を諦め旧帝大の工学部へ出願する子もいます。
ちなみにセンター試験は今年まで。
来年から入試制度は変わります。

日本の医療が遅れているとは思いません。
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転象さんへ (びこ)
2018-12-27 06:57:04
そうなんです。循環器科でも診てもらっていましたが、その若い女医さんは毎回聴診器を当てていたのに、何か月も見逃していたのですね。最近の医師は聴診器を当てても真似事だと私の夫は怒りました。それでいて、その若い女医さんは私の手術の前日に医学生2人を連れてきて、弁膜症の心臓の音を聞かせてあげてくださいとお願いにきたのです。まったく笑ってしまいます。で、弁膜症を見つけてくれたのは、ベテランの心臓血管外科医でした。ぎりぎりセーフでした。

そうですか。日本の医療は遅れているんですか。あんなに医学部は難関なのに?

この頃の日本は、何もかも二流国に成り下がってしまいましたね。いや三流国ですか?

やっぱりゆとり教育が悪かったんですかね。なら政治家が悪かったということになりますね。あれを始めた政治家は誰だったかしら?
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Unknown (lemonwater2017)
2018-12-27 05:42:32
心臓弁膜症に4ヶ月もたらい回しなんですね。でもぎりぎり間に合ったという事ですかね。

 日本の医療レベルって日本人が思ってる程に進んでないらしい。日本社会はお医者様天下みたいな所があって、ふんぞり返ってる分、世界から遅れを取ってるのが現状です。

 私のお袋の両膝の人工関節の手術も、日本人じゃとても無理という事で、台湾人の医者に特別に予約を入れて、手術をしてもらいました。

 全く外科のレベルでも日本は、台湾に遅れを取ってんです。ジャイアンツの桑田投手の右肘靭帯の損傷も、日本の医療レヴェルでは見抜けなかったそうです。同じく小久保選手も右膝靭帯損傷の手術の時は、ソフバン指定の福岡の病院ではなく、自腹を切ってアメリカに向かったそうです。

 日本のお医者さんなんて、勉強が苦手なんですかね。勉強が得意な人もお医者さんになった途端、ゲスな商売人に様変わりしますもんね。

 大学入試が共通一次のマークシート方式になり、”ゆとり教育”という愚策を講じたお陰で、今の日本人は勉強しなくなりました。世界からナメられるのも当然かなです。
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はちきんイジーさんへ (びこ)
2018-12-27 02:23:17
なるほど、そういうこともあるんですね。

が、それだと、私の弁膜症と通じますね。

私も弁膜症で貧血になっていたかもしれません。

あ、思い出せば、高校生のころも貧血で病院に通っていた時期もありました。

私は、ひそかに、私の難聴も貧血からきたかもしれないと思っています。

イジーさんは、今は貧血のほうがよくなられましたか?

大事になさってくださいね。
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私の場合は、、、 (はちきんイジー)
2018-12-27 01:35:41
空咳が止まらず
医者に罹ったところ 貧血からきているものと言われました
その治療後は咳もしなくなったことです


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