近年異常繁殖している有害鳥獣を駆除すべく、各自治体が駆除計画を実施しています。当然、私の住む市でも毎月のように有害鳥獣駆除の許可が下りてきます。
駆除対象は、
イノシシ80頭、シカ300頭、アライグマ300頭、アナグマ150頭、タヌキ40頭、ヌートリア60頭です。
忙しさを理由にほとんど駆除に参加していないんですが、近所のオジサンたちが「鹿が出た」だの「シシが出た」と毎週のように報告してくれるもので、やっと重い腰を上げて罠を仕掛けに行きました。
まず、けもの道を探すことからですね。
ポイントは左の写真中央の少し上ですね。ここに落とし穴を掘ります。
その穴の中に引き糸を通したら撞木をさし、踏み板をセットします。
穴の右横に罠の先っちょが見えてますね。このパイプの中に押しバネが入ってまして、獲物が踏み込んで引き糸が引かれると、ワイヤーが絞れる仕組みです。
あとは落とし穴とワイヤーを落ち葉などでカモフラージュしたら、ワイヤーの片方を立ち木に根付けしてセット完了 所要時間は10分ほどですかねぇ。
この仕掛けは通称「横引き」、この他に「突き上げ式」「跳ね上げ式」などがあります。
そうそう、罠を設置したら駆除従事者の名札も設置しなければなりません。
さて、捕獲できたらブログで報告いたしまするよ。