紀宮さまのドンマーイン

結婚式場へ入られる紀宮さまと黒田慶樹さん
　　　　　　　　　　　　　　（画像は毎日新聞より）





　
　昨日（１１月１５日）の紀宮さまと黒田慶樹さんの
　結婚式、テレビの特番やニュースで拝見しました。

　特に、全く飾りがなくシンプルな純白のロングドレ
　スを着た紀宮さま、清楚で、かつ気品がありすば
　らしかったです。
披露宴では、天皇・皇后両陛下も普段あまりお見せにならないような
嬉しそうな表情をされていました。

ところで、今回の結婚式の報道で、なつかしい言葉を目にしました。
紀宮さまの「ドンマーイン」です。

今年１０月、皇后さまがご自身の誕生日に際して述べておられます。「清子
は、私が何か失敗したり、思いがけないことが起こっている時に、まずそば
に来て『ドンマーイン』とのどかに言ってくれる子どもでした。あののどか
な『ドンマーイン』を、これからどれ程懐かしく思うことでしょう」と。

もうずいぶん昔のことになりますが、僕が小学生の頃、草野球などでエラ
ーをした仲間に「ドンマイ、ドンマイ」とさかんに言ったものですが、この
言葉は、その後全く聞かなくなって久しい言葉です。

「ドンマイ、ドンマイ」は「大丈夫、大丈夫」あるいは「気にしない、気に
しない」あたりの意味でしょうか。今になって、この言葉を聞くとは思い
ませんでした。

昨日の朝、皇后さまは、ご自身が嫁ぐ朝、母親がそうしたように紀宮さま
をしっかり抱きしめ、何度も「大丈夫よ」（＝ドンマーイン）と言葉をかけ
られたという。

僕カメは、天皇家の親子の情愛や家族の絆の強さが、あらためて人間として
すばらしいなと感動しました。