青空文庫

徒然なるまま自分の面白いと思う本の書評や感想を書き綴っていきたいです。最新の本だけではなく、古書にも興味を持っています。

A COURSE OF SIX LECTURES ON THE CHEMICAL HISTORY OF A CANDLE

2012-06-18 07:15:57 | 日々思うこと

A COURSE OF SIX  LECTURES ON THE CHEMICAL HISTORY OF A CANDLE

数式が続いたので、話題を変えようと思います。A COURSE OF SIX  LECTURES ON THE CHEMICAL HISTORY OF A CANDLEと書きましたが、日本語タイトルは「ロウソクの科学」です。マイケル・ファラデーは私が一番好きな科学者だ。さすがにアインシュタインにはなれないことはわかっていたので、実験系の研究室に入ってからはマイケル・ファラデーのようになりたいと切に願ったものです。しかし残念ながら、彼は「超」がつく天才だった。彼のような人は頭はもちろん良いのだろうが、天性の嗅覚を持っているのだろう。私には自然に対する天性の嗅覚はありませんでした。そんなこんなで今はサラリーマンをやっているわけですが、それはそれで新しい世界を経験できているので、それはそれで面白いものです。

さてファラデーの業績といえば、電磁誘導の法則 場の概念の導入 電気分解の法則の発見 ベンゼンの発見 ファラデー効果の発見・・・などなど科学史に燦然と輝く業績ばかりだ。この中のひとつでも自分が発見できたら、もう死んでもよいと思ってしまうかもしれない。久しぶりに電気分解の法則の話や気体を集めて燃焼させる話などを読んでいると中・高学生時代の科学実験が思い出されてきます。自分の場合は素粒子の実験系に入り、その後社会人になってめぐりめぐって中学生時代の理科に戻ってきた感じです。つまり質量などの基本的な概念がどのように形成されてきたのか?ということが非常に気になり始めました。もはや理論でも実験でもありませんが、人類がいかにして基本概念を獲得してきたのか?というところに興味があります。いつかファラデーのような講演ができたらいいなーと思っています。

 

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