青空文庫

徒然なるまま自分の面白いと思う本の書評や感想を書き綴っていきたいです。最新の本だけではなく、古書にも興味を持っています。

ハッピーフライトとピトー管

2014-10-05 12:47:54 | 日々思うこと

しばらく前になりますが、土曜プレミアムで矢口史靖監督の「ハッピーフライト」が放送されていました。この映画を見るのは2度目なのですが、航空会社では様々な立場の人々が携わって航空の安全や業務がまわっているのだなぁと改めて感じました。この映画の中で「ピトー管」の話が出てくるのですが、奇遇なことに今年のエネルギー管理士試験の中で出題されたものです。下図は今年のエネルギー管理士課目Ⅳで出題されたピトー管に関する問題の図です。下の図を見るとわかりますが、孔が2つあいており、一方は大気圧を、もう一方は大気圧+飛行機が前進することによる圧力(全圧)を測定します。なので全圧から大気圧を差し引くと飛行機の速度が計算できるというわけです。


省エネルギーセンター平成26年度 第36回 エネルギー管理士試験より抜粋 http://www.eccj.or.jp/mgr1/14test/pdf/h26_4.pdf

映画の中ではカモメだかハトが離陸直後の飛行機に直撃することでピトー管が破損して、予備のピトー管も凍結により正常に測定ができず、飛行機の速度が分からないというトラブルが発生しています。本当かウソかは知りませんが、映画中にパイロットの2人が「I have」「You have」とやり取りするシーンがありますが、これは「I have control」「You have control」の意味だそうで、どちらが操縦しているのかを確認する言葉のようです。Yahoo知恵袋か何かで調べたので、どこまで本当かは知りません。


ピトー管を勉強して、この勉強した内容が映画に出てきたので、ハッピーフライトを今までよりも更に楽しめました。意外と資格の勉強も役に立つときがあるようです。極まれですが。


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