日に新た

「素直な心で日々を新しく生きたい」・・・
と願ってますが、頭でわかっていてもなかなか行動できてないものですね・・・

10000回

2007年03月02日 23時25分35秒 | 松下幸之助
松下幸之助翁の言葉に、囲碁を1万回打てば教えてもらわなくても初段ぐらいの
強さになると言うことから、

「毎日素直な心になりたいと強く願えば、30年後には素直な心の初段になれるのではないか」

と例えた言葉があります。

【1万回】

と言う数字は、必ずしも簡単に達成できるものではありませんね。
例えば、一生のうちに本を何冊読むでしょう?

毎日1冊の本を休まず読んだとしても、
10000÷365(日)=27年と145日
です。
2日に1冊の本を読み切るとしたら54年と290日。
漫画なら1日に20冊ぐらいは簡単に読めるかもしれません。
それでも1万冊読むには1年以上掛かります。

一生に1万冊の本を読むという行為は、ある意味非常に困難で、
難しい行為と言えるでしょう。

日本で一番本が存在する「国立国会図書館」には620万冊の本があるそうです。
少なくとも、一生のうちで一人で620万冊もの本を読むことは、
至難の業というか、不可能に近いことでしょうね。

毎日1冊読んだとしても、一生で2万冊程度が限界かもしれません。
そう考えると、どんなに色々な本を読み、勉強したとしても、
全人類の英知を授かる事は到底不可能なのでしょう。

じゃぁ、どうするのか。

一人ですべての知識を得ようとせず、沢山の人の沢山の英知を活用する方法を
考えたほうが良さそうです。
当然、自分でも本を読み、沢山の知識を得ることは必要ですが、
沢山の人の知識を活用することが人生には大切なのではないでしょうかね。