日に新た

「素直な心で日々を新しく生きたい」・・・
と願ってますが、頭でわかっていてもなかなか行動できてないものですね・・・

幸運な人生

2006年12月19日 22時33分39秒 | 日に新た
今日は朝2ので東京の葛西の現場に来ています。
来年2月に設備更新をするためその下見と点検を兼ねての出張です。
ここは12年前の1994年に初めて一人で設計・製造・検査・現地調整を
手がけた端末が設置されているので、ある意味思い出深い場所です。

忘れもしない1995年1月17日に現地調整のため、
初めてこの場所に来た時のことをいつも思い出します。
朝6:47頃に大きな揺れで目が覚めました。
テレビをつけると地震速報があり、被害情報がどんどん増えていき、
「何事だぁ?!!」と思いつつ、松山空港を飛び立ったのを思い出します。
羽田に着き、現場入りした頃には被害状況も物凄い事になっており、
「大田・大阪の市場では菊が高騰した」という情報を聞いたり、
震災の物凄さは至る所に影響を及ぼしたんですよねぇ。

そう思うと、昨日まで大阪で会っていた人たちは阪神淡路大震災の難を
逃れた幸運な人たちばかりと言う事なんですよね。

人は必ず死を迎えますが、出来れば災害や不幸な事故でこの世を去るよりは、
坂村真民さんの様に老衰でこの世を去りたいと私は願います。
しかし、自分の死はいつ訪れるか判らないですよね。

そう考えると、死の瞬間にこの世に未練を残したまま去るのではなく、
悔いの無い人生を「自分はとても幸運だった」と感じながら
去っていけるようにしていきたいと強く思うのです。