日に新た

「素直な心で日々を新しく生きたい」・・・
と願ってますが、頭でわかっていてもなかなか行動できてないものですね・・・

仕事と言うものPartⅡ

2006年12月02日 23時41分13秒 | 日に新た
今日は全体会議でした。
「今日の昼食はインターン生からの質問に答える会です」
と言う事だったのですがひろぽんから
「亀田さんは何の為に仕事するんですか?」
と振られましたので、前に書いた仕事と言うものの内容
そのものをお話ししました。

世の中は人と人が助け合って支えあって存在しているもの。
近年の人の暮らしは、他人を支え、他人に支えられているもの。
その原理原則を理解していないと、不幸にも
「いや、私は人のお世話になりませんから。」とか
「私は別に仕事しなくても、周りが助けてくれるから。」とか
「別に楽しく生きていければ働かなくても良いじゃん。」
と言う言葉が出てくるんですよね。
(あえて「考え」ではなく「言葉」と記しました。)

私は生きていく中で、沢山の人の仕事の成果から援助を受けています。
ご飯を食べる。布団で寝る。椅子に座って机で仕事する。洋服を着る。
車に乗る。テレビを見る。電話を掛ける。メールを書く。パソコンで仕事する。

これら全ての生活の中で使う品物は「他人の仕事の成果」なんです。
他人の仕事の成果で私が生活できていると気づけば、
『私も何らかの形で社会に貢献しよう。』
『一生懸命働こう。』『仕事しよう。』
と言う気になるのではないでしょうか。

「何で仕事するの?」⇒「仕事しなきゃ生活できないから。」

と言う話の根本的答えは、ここにあるのだと思います。

私の生活は沢山の人に支えられているのです。
だから私も他人の生活を支える為に、仕事をしているのです。
その対価が給料であり、その給料を使って人の仕事の成果を買っているのです。

だから、沢山の人の生活を支える様な大きな仕事をする人は、
給料も沢山貰ってお金持ちになるって言う事は真理なんですよね。
言い換えれば、
『物凄いお金持ちになりたければ、
物凄く沢山の人の生活を支える仕事をしなさい。』

と言うことなんでしょうね。

その話しの次にふっきーから、
『仕事を選ぶ(就職する)のに好き嫌いとか、
やりがいがあるとか何を主体に置きますか?』

と質問されました。

私は「自分の好きなことを仕事に選ぶ」と答えました。

この回答が正しいかどうかは世間一般的には怪しいです。
でも、私自身はこれが正しい事だと信じています。

確かに私は縁あって私の好きなことが今の仕事になって
いますが「心の底からそう思うか?」と聞かれると怪しいです。
『好きな仕事』なのに、良いこともあり嫌なことも有り、
辞めたくなることも何度も有りました。

どんなに好きでも辛いことや悲しいことが有ります。
そんな時に
「いや、自分で選んだんだから。」とか
「好きではじめた仕事なんだから。」とか
「いい時もあれば悪い時もあるさ。」
などと思い直して立ち直って行きます。

その「思い直す」裏には、家族であり、会社の仲間であり、
お客さんの顔が思い浮かぶんです。

『俺が今やらなきゃ、頑張らなきゃダメじゃないか。』

この気持ちを奮い立たせてくれるのは、
「私を取り巻く人達」なんですよ。

「頑張ってる私を周りの人が励ましてくれる。」
「周りの人が居るから、私は頑張れる。」

だから
「今、自分が出来ることを一生懸命やれる事を仕事にする。」
であり、
「一生懸命やった仕事の成果から、新たな仕事が生まれる。」
なんだと思います。

言い換えれば自分が一生懸命やった目の前の仕事の成果から、
目に見えない何らかの力が、
「私がこの世で生きる使命、私のやるべき仕事」
を次々と連鎖的に与えてくれているのだとそう感じるのです。

だから私は、その使命の連鎖を発生させる為に
「最初に選ぶべき就職は、自分の好きなことを仕事にする」
と言う考えが正しいと思うのです。