あれもこれも

灰原中心二次創作サイトの創作人によるあれこれ日記。何かありましたら「拍手」からどうぞ。お礼は名探偵コナンの小ネタ三種類。

世良の今後を考える②

2011-06-16 00:04:50 | コナン(バーボン編考察)
 世良さんの今後を考えるその②です。考察に名を借りたネタだということをご理解くださいませ。


 さて前回から少々時間が空いてしまいましたが、本編からは全く別の角度から世良さんの今後を考えてみようというネタ企画の第二弾です。

 前回、GODが北条司作品にいかにインスパイアされているかについて書きましたが、改めて考えるとGODがショートカット、ボク娘、高校生というキャラを出してくるのは探偵甲子園の越水さんを含めて二度目です。GODが世良というキャラクターをいつから考えていたのかは定かではありませんが、越水さんを含め作品やシリーズにおけるキャラクターの重要度から鑑みるにショートカット&ボク娘という設定はGODの中ではある程度確かなイメージがあるのではないかと考えられます。
 外見的な問題以外にも越水さんと世良の共通点にはトリックスター的な役割があります。越水さんの場合は真犯人として当然ではありますが、それでもシリーズを通して場をかき回す役割を担っていたことは間違いありません。世良についても同様です。ペルシャ絨毯歩美ちゃん誘拐事件にしてもファミレス阿部ちゃん殺人事件にしても、彼女が出ることによって事件に常に新たな要素が加えられ推理を攪乱していくことになります。
 この点からGODにとって、ショートカットなボク娘にはトリックスター的な要素が不可欠なイメージとして確立しているように思われます。

 さてショートカット、ボク娘、高校生、トリックスターの要素から北条作品を考えるならば、これはもう『キャッツ・アイ』の来生愛しかありえません。末っ子キャラとしてメインCPであった瞳と俊を振り回すのはもちろん、彼女の発言から始まった騒動が何度もありました。そう言う意味では来生三姉妹の中で間違いなくトリックスター的なキャラクターであったと言えます。

 前回も少し述べましたが、以上の点からこの考察ではセイラ・マスは名前を借りたにすぎず、世良真純というキャラクターの本質は北条作品の来生愛がモデルではないかと考えてみようと思います。
 というわけで次回からは具体的に来生愛のキャラクターと世良の対比を通して今後の彼女の行動を考えていきたいと思います。
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