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■コロナワクチン接種、改造RNAが体内に残り、自己免疫疾患を起こす懸念 Business Journal 2021.03.13 岡田正彦/新潟大学名誉教授

2022-01-27 05:01:48 | 日記

 

■コロナワクチン接種、改造RNAが体内に残り、自己免疫疾患を起こす懸念

Business Journal 2021.03.13 岡田正彦/新潟大学名誉教授

https://biz-journal.jp/2021/03/post_213203.html


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テレビでは、接種直後に起こる「副反応」の話題が折々報じられますが、その都度、「まれなことなので心配はいらない」との専門家によるコメントも一緒に紹介されるなど、不自然さも隠さず国を挙げて安全性が強調されています。

 


そもそも副反応とは何なのでしょうか? 

従来のワクチンは、病原体の一部を注射で体の中に入れ、それに対する免疫反応、つまり抗体ができることを期待したものです。


免疫反応は注射した部位に起こるものですから、そこが赤くはれたり、痛くなったりするのは期待どおりの出来事であり、これらを副反応と呼ぶのは間違っています。

 

医療行為にともなう出来事には「効果」と「副作用」の2つしかありません。


国民に恐怖心を呼び起こさせないよう意図的に「副作用」という言葉を避け、「副反応」を使っているだけではないでしょうか。

 

では、本当の副作用とはどんなものでしょうか? 


国内ではファイザー社のワクチンが認可され、モデルナ社も申請中ですが、元を正せばどちらも米国ペンシルベニア大学の2人の研究者、ワイズマン氏とカリコ氏が開発した方法にもとづくものです。

メッセンジャーRNA
 ここで細胞内の出来事をちょっと覗いてみましょう。


たとえば細胞の中でコレステロールが不足したとします。

すると、これを血液中から引き込むための物質をつくる暗号コードが、DNAからコピーされます。


このコピーが「メッセンジャーRNA」です。

次に、それが伝えるコードにしたがって、いま必要な物質が合成されるようになっています。

 


ただしメッセンジャーRNAは、細胞内で不足している物質を一時的に補うためのものですから、その使命は原則として1回限りで、すぐばらばらに分解されます。

 

さて、新型コロナウイルスの全遺伝コードはすでに解読されています。


そこでワイズマンとカリコの両氏は、以下のようなアイデアを思いつきました。

ウイルスの表面には多数のトゲトゲがあり、ヒトの細胞表面にくっつき侵入するための手足になっているのですが、そのコードを運ぶメッセンジャーRNAを試験管内で人工的に合成することにしたのです。


これを体内に注射すれば、やがて細胞内に取り込まれ、本来の機能を発揮して必要な物質(新型コロナのトゲトゲ)をすぐに合成してくれるというわけです。

 

細胞内に突然現れた物質は、いわば怪しい異物ですから、それに対する免疫反応が起こり、抗体がつくられます。


この抗体は、しばらく体内に残り、あとあと新型コロナウイルスが侵入してきた際、それらをそっと包み込んで無毒化してくれるという働きが期待できるのです。

 

ただし、人工的につくったRNAをそのまま体内に入れると、2つの問題が生じます。


ひとつは、あくまで異物ですから、細胞にたどり着く前に破壊されてしまうことです。

もうひとつは、メッセンジャーRNA本来の仕組みにしたがって、役目を終えると直ちにばらばらにされてしまうことで、これでは抗体ができる暇もありません。

 


ワイズマンとカリコの両氏は、いろいろな実験を行った末、人工のRNAの一部を改造することで2つの問題を同時に解決できることを発見しました。

これが新型コロナワクチンの正体です。


詳細は、私のユーチューブチャンネル「新型コロナワクチンは危険」をご覧ください。

 

論文執筆者がモデルナ社へと転身
 さて、この改造RNAは果たして安全でしょうか? 


もし、改造RNAが数日で分解してしまうものだとしたら、コロナの抗体は3カ月ほどで消えてしまうため、ワクチンは3カ月ごとに接種しなければならないことになります。

逆に、もしずっと長く残ってしまうのだとしたら――。

 


自己免疫疾患という言葉をご存知でしょうか。

免疫機構が何かの原因で狂ってしまい、自分自身の臓器に対する抗体をつくり、永久に攻撃を続けるようになるという病気です。


関節リウマチやバセドウ病などがその代表です。

もしかするとワクチン接種を受けてしまった人が、ずっとあとになって「自己免疫性コロナ病」になるかもしれない、というのが最大の心配事なのです。

 


昨年の暮れ、両氏は最新の論文を発表しました。

発売開始されたワクチンと“ほぼ同じ”ものを使って動物実験を行ったところ、摂取後9週間まで抗体が増え続けたという報告でした。


論文の最後は「モデルナ社のワクチンも有効で安全のはず」と根拠のない言葉で締めくくられ、また表紙には2人のうちのひとり、カリコ氏がペンシルベニア大学からモデルナ社へと転身を遂げたことが小さな文字で記されていました。


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コロナワクチン接種、改造RNAが体内に残り、自己免疫疾患を起こす懸念
Business Journal 2021.03.13 岡田正彦/新潟大学名誉教授
https://biz-journal.jp/2021/03/post_213203.html

 

 


■なぜ“日本製ワクチン”は出来上がらないのか? 〈専門家に聞いた「ワクチン敗戦」11の疑問〉 文春オンライン 2021/05/01 長田昭二

2022-01-27 05:01:28 | 日記

 


■なぜ“日本製ワクチン”は出来上がらないのか?

〈専門家に聞いた「ワクチン敗戦」11の疑問〉

文春オンライン 2021/05/01 長田昭二

https://bunshun.jp/articles/-/45219

 

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期待されていた「国産ワクチン」はどうなっているのか。

日本ウイルス学会理事長で、大阪大学感染症総合教育研究拠点の松浦善治特任教授に、いまさら人に聞けない「新型コロナの国産ワクチンに関する11の疑問」を解説してもらった。

 

・どうして、これほど日本の接種は進まないのか?


【Q1】海外ではワクチン接種率が上昇し、成果も上がっているのに、日本ではようやく高齢者の接種が始まったばかりです。どうしてこのような状況になってしまったのですか。


【A1】ワクチンを作れる国はまず自国民の接種を優先するので、他国への供給は後回しになります。

もし日本が自前のワクチンを持っていたとしても、同じことをしたはずです。

つまり、ワクチンは「安全保障の切り札」なのです。

 海外の多くの国は、今回のような緊急時には通常時とは違って、新しい薬剤の承認を迅速に進められる仕組みを整えています。

日本は「安全性を優先する」という理由で、国内で使う薬剤の承認には慎重で、どうしても時間がかかります。

安全性を追求することは悪いことではないけれど、結果として最前線で働く医療者や重症化リスクの高い高齢者も、なかなかワクチンを打つことができずに待たされる、という結果を招いているのです。

 

・ファイザーのワクチンがいち早く大量生産できた理由とは?


【Q2】日本でも、これまで様々なワクチンが開発されてきました。従来のインフルエンザのワクチンなどと同じように、新型コロナウイルスのワクチンも速やかに作れないのでしょうか。


【A2】新型コロナウイルスに向けて開発されているワクチンには、全く新しいタイプと、従来からあるタイプがあります。

 そもそもワクチンとは、病原体の毒性を弱めたり、無毒化したもの、あるいはその一部を体内に接種して免疫システムに記憶をさせておき、次にその病原体が体内に侵入してきた時に、免疫システムに「あいつだ!」と判らせるために打つもの。

外敵の正体がわかれば免疫システムが作動して排除してくれます。

 そこで従来型のワクチンには、病原体そのものを弱毒化させた「生ワクチン」、病原体の感染性を無くした「不活化ワクチン」、病原体の感染に重要なタンパクの一部を接種する「タンパクワクチン」などがあります。

このようなワクチンはこれまで日本でも多く開発されており、通常は10年以上の開発期間を要します。

 これに対して、日本でも接種が始まったファイザー社のワクチンは「mRNAワクチン」とよばれるもので、これは病原体そのものは使いません。

対象となるウイルスの遺伝子(設計図)を体内に入れることで、「こんなヤツが来たら攻撃しろ!」と命令する、新しいタイプのワクチンです。

この設計図は遺伝子の配列さえわかれば簡単に作れて、すぐに生産に入ることが可能です。

 


・「日本製」が出来た頃には、日本人は他国製を接種済み?


【Q3】では、国産ワクチンの開発はどんな状況なのでしょう。日本はmRNAワクチンを作れないのですか。


【A3】今回ファイザーが開発したmRNAワクチンは、じつは以前から、日本でも開発に向けた研究が行われていました。

しかし、研究費が継続されず、研究そのものが立ち消えになってしまったため、たとえ試作品は作れても、スピーディーに治験(薬やワクチンの有効性や安全性を検証する試験)をして、大量生産する体制が整備されていませんでした。

 とはいえ、そんな中でも日本のいくつかの企業がワクチンの製品化に向けて取り組んでいることはご存じのとおりです。

 ファイザーなどと同じmRNAワクチンの開発に取り組んでいるのが、第一三共と東大医科学研究所。

また、遺伝子創薬企業アンジェスのDNAワクチンは、mRNAワクチン同様、ウイルスの表面にある「スパイクタンパク質」という突起物(受容体)の遺伝子を増殖させたもので、これを打つことで体内にそのウイルスのスパイクタンパクを作り出して抗体にするという、やはり従来にはなかった新しいタイプのワクチンです。

また、KMバイオロジクス(旧化学及血清療法研究所)の不活化ワクチン、塩野義製薬のタンパクワクチンなど、従来型のワクチンの開発も進められています。

 ただ、それらのワクチンが製品化される頃にはファイザーやモデルナの既存ワクチンを多くの国民が接種し終えていることでしょう。

せっかく出来上っても、ウイルスの流行期に間に合わないかも知れません。

 また、mRNAワクチンが「95%」という極めて高い有効性を示しているのに、あえて新しいワクチンの治験に参加する人がどの程度いるのか、という問題もあります。

すでに有効なワクチンがあるのに、治験に参加することで副反応が出る危険性もゼロではないのに、です。

 このように、最初の出遅れが大きく影響を及ぼしてしまった日本のワクチン開発ですが、今後新しいパンデミックが出現したときには、海外のメーカーに依存しないために、ここでワクチン開発の実績を残し、その技術を継続して持ち続けることが重要です。

 

・なぜ、ここまでワクチン開発のスピードに差が出るのか?


【Q4】日本と海外で、ここまでワクチン開発のスピードに差が出たのは、技術的な問題以外にも理由があったのでしょうか。


【A4】一番大きいのは、「感染症に対する危機感の違い」です。

多くの国々では、感染症対策を「国防」という視点で捉えています。

いい例がアメリカで、2001年の同時多発テロ以降、生物兵器に対する警戒感を強めており、ウイルス対策もその延長線上に置いています。

事実、今回新型コロナ用ワクチンを開発したモデルナは、アメリカ国防省から多額の支援を受けています。

イスラエルがワクチン接種率で群を抜いていることも話題になっていますが、ここも常に戦時下のような状態にあったため、バイオテロから国を守る、という意識の高さが積極的な取り組みの根底にあるといえるでしょう。

 一方、台湾や韓国は、SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)で痛い目に遭っているので、感染症対策に本腰を入れていました。

ところが日本は過去にそうした経験を持たないため、感染症対策を重視することなく来てしまいました。

 

(中略)

 

・日本のワクチン開発の実力は?


【Q6】日本のワクチン開発技術は世界の中でどのあたりに位置しているのでしょう。


【A6】技術力は決して劣ってはいません。

ただ、マンパワーとインフラの面で圧倒的な遅れを取っています。

研究費がなければ研究者は育ちません。

そのため優秀な人材は海外に引き抜かれたり、国内に残った貴重な研究者も、少ない予算を切り詰めて研究するしかないのです。

 研究施設にしても同様で、日本にはBSL4(バイオセーフティーレベル4=ウイルスや細菌などの微生物を安全に取り扱うことのできる最高水準の施設)は国立感染症研究所と今年の夏に竣工予定の長崎大学の2カ所しかありません。

新型コロナが落ち着いたとしても、いつエボラやラッサなどの危険なウイルスが入って来るかも分からない中で、その体制はあまりにも脆弱過ぎるといえるでしょう。

 

・mRNAワクチンの効果をどう評価するか?


【Q7】mRNAワクチンの効果について、当初は疑いの目もありました。どのようにご覧になっていますか。


【A7】じつは私も最初は半信半疑でした。

でも、これだけの効果を見せつけられると、「早く打ちたい!」と心待ちにするようになりました。

 今回のコロナ禍で私たち人類が得た最も大きな収穫は、mRNAワクチンの有効性が証明されたことです。

じつは20年も前から、mRNAを治療薬に使う動きがあり、2009年の新型インフルエンザ流行時には、アメリカでmRNAワクチンの試作もされていました。

それが今回初めて多くの人に投与され、圧倒的な有効性を示すことができたのです。

 mRNAワクチンは製造にあたって、従来のワクチンのようにウイルスを増やして、不活化して、何年もかけて有効性と安全性を評価する手間がかかりません。

今回mRNAワクチンの優位性が示されたことで、ワクチン開発の仕組みがガラッと変わるはずです。

これは人類にとって非常に大きな出来事です。

 

・ウイルスが変異しても、ワクチンの効果は持続するのか?


【Q8】すでに接種が始まったワクチンの効果の持続性や変異株への有効性、副反応の危険性はどうなのでしょう。


【A8】ファイザー社のワクチンは接種回数が2回とされ、同社のアルバート・ブーラCEOが「3回目の追加接種が必要になる可能性がある」と発言したとの報道もありました。

しかし、データでは1回の接種でプラセボ群との明らかな差が出ており、また接種から6カ月が過ぎても中和抗体価が下がっていない、つまりワクチンの有効性は落ちていないようです。

 しかも、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンやアストラゼネカのウイルスベクターワクチンは、変異株に対しても中和効果はわずかに落ちるものの、それは全く問題ないレベルです。

mRNAワクチンについて言えば、90%の確率で感染を防ぎ、もし感染したとしても病気を発症させることはなく、さらに重症化を防ぐ作用も持っています。

つまり、ウイルス感染を3段階にわたってブロックしているので、それを逃れた変異株が体内で増殖することは考えにくい。

そもそもmRNAワクチンはウイルスが変異しても変異に合わせた調整が可能なので、その点でも有利と言えます。

 副反応については長期的な観察が必要になりますが、現状を見る限り深刻な問題は出ていないようです。

もちろん、ワクチンに抵抗感を持つ人には「打たない権利」があるので、それは尊重されるべきでしょう。

ただ、国民の7割が免疫を持てば集団免疫が成立するとされているので、これも大きな問題にはならないと考えます。

 

(中略)

 

・なぜ接種率が高いのに感染者数が下がらない国がある?


【Q10】インドではアストラゼネカ社のワクチンを接種しているのに効果が出ていないようです。他にもワクチン接種率が高いのに感染者数が思うように下がっていない国もあるようですが、どんな理由が考えられますか。


【A10】インドでは自国で生産したアストラゼネカ社のワクチンと、国産ワクチン「コバクシン」を接種しているようですが、9割はアストラゼネカのワクチンを接種しているとの報道がありました。

インドでは既に1億人以上がワクチンを接種していますが、人口当たりの接種率は決して高くなく、1日当たり感染者が30万人を超えるという厳しい状況にあるようです。

このようなインドの状況をもって、ワクチンを接種しても感染を制御できないと判断するのは無理があると思います。

 ワクチンは、感染を防ぐ、感染しても病気の発症を防ぐ、あるいは発症しても重症化を防ぐ、の3つのステップで効果を発揮します。

したがって、ワクチンを接種してもウイルスに感染し、ウイルスを体内で増やしながら発症していない人も沢山いるわけですから、三密を避けるなど、行動変容が重要です。

 

・「甘い考えのツケが回ってきた状況」


【Q11】今回の“コロナ禍”で日本人が学んだことは何でしょうか。


【A11】すでに触れた通り、ワクチンの研究基盤の脆弱性により、新型コロナウイルスのワクチン開発が遅々として進まなかったことは事実です。

だからといって、急に巨額のお金を出しさえすればワクチンが簡単に作れるというものでもありません。

時間をかけた基礎研究で積み重ねたデータと技術、そしてインフラが、いざという時に威力を発揮するのです。

 日本はこれまで「“いざという時”は来ないもの」、と甘く考えてきました。

いまはまさに、そのツケが回ってきた状況。国策として広い分野の基礎研究者を手厚く育成し、有事に備えた研究施設を整備し、つねにメンテナンスをしておく……。

そうした「備え」の重要性を、身をもって体験しているのです。

この反省を元に、今回は外国製のワクチンに助けてもらうとしても、次のパンデミックに向けた強固な備えを整備するために、いまこそ意識を変えて取りかかるべきでしょう。


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なぜ“日本製ワクチン”は出来上がらないのか?
〈専門家に聞いた「ワクチン敗戦」11の疑問〉
文春オンライン 2021/05/01 長田昭二
https://bunshun.jp/articles/-/45219


■接種後死亡の男性、解熱後に急変 父親「まさか息子が」 使用保留のロット 広島 Yahoo!ニュース 2021/8/30

2022-01-27 05:01:10 | 日記

 

■接種後死亡の男性、解熱後に急変 父親「まさか息子が」 使用保留のロット 広島

Yahoo!ニュース 2021/8/30

https://news.yahoo.co.jp/articles/c734df05ae56887dd1e3fa7f49fb43e8ffc8384f


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米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入していた問題で、広島県南部の会社員男性(30)が、使用を見合わせているロットのワクチン接種後に亡くなっていたことが29日、分かった。

厚生労働省が28日に公表した30代男性2人の死亡事例のうちの1人とみられる。

会社員男性の父親(63)が中国新聞の取材に応じ、息子を突然亡くした悲しみや接種後のケア体制などについて、胸の内を語った。

父親によると、男性は県内の職域接種会場で、7月18日に1回目、今月22日に2回目の接種を受けた。

23日に40度を超える熱が出て、勤め先を欠勤。市販の解熱剤を服用したところ、24日には平熱に戻り、出勤した。

その夜は自宅で母親(62)と夕食を取り、午後7時半ごろに自室へ戻った。

25日朝、起こしに行った母親が布団の上でぐったりしている男性を発見。

死亡が確認された。

男性に基礎疾患やアレルギー歴、飲酒・喫煙の習慣はなかったという。

男性が2回目に打ったワクチンのロット番号は「3004734」。

異物の混入が見つかったワクチンと同じ時期に同じ設備で製造されており、国が26日に使用見合わせを求めている。

男性の死亡と接種の因果関係などは不明。

地元自治体も経緯を把握している。


・接種後のケアの大切さ痛感

「まさか息子が…。寂しくて仕方ない」。

父親は涙ぐむ。

男性は母親と2人で暮らし、父親は近くの実家に住んでいる。

最後に言葉を交わしたのは、接種翌日の23日。

男性宅の電話の調子が悪く、家に寄った父親が「直しておいて」と声を掛けた。

熱が上がる前だったのか、体調の異変はまだ感じ取れなかったという。

「やさしくて、周りの人にかわいがられる子だった。あれっきりになるとは思いもしなかった」

家族思いの男性は約3カ月前、「コロナが落ち着いたらみんなで旅行がしたい」と、大きめの車に買い替えたばかりだった。

男性の死後、母親はその車の鍵を見るたびに胸が締め付けられるという。

父親は6月ごろ、男性に「機会があれば接種を受けた方がええよ」と勧めていた。

地元自治体の当時の接種対象は高齢者だったこともあり、男性は「ほうじゃね」とだけ応じた。

「私が言ったから、職域での接種を受けたのだろうか」。

後悔の念にさいなまれながら、ワクチンの副反応の説明や、接種後のケア体制の大切さを痛感しているという。

自身も同じ職域接種会場で、男性が受けた6日前に2回目のワクチンを接種。

該当ロットだった。

翌日に発熱し、40度を超えたものの、大事には至らなかった。

「感染対策としてのワクチン接種の有効性は認識している。息子が亡くなった原因は分からない。誰を恨むこともできんし、悪いのはコロナだと思っている。この事実を伝えることで、より安全な接種になればいい」

厚労省と、国内の販売や流通を担う武田薬品工業は、28日に発表した男性2人の死亡事例について、ワクチン接種との因果関係を調べるとしている。


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接種後死亡の男性、解熱後に急変 父親「まさか息子が」 使用保留のロット 広島
Yahoo!ニュース 2021/8/30
https://news.yahoo.co.jp/articles/c734df05ae56887dd1e3fa7f49fb43e8ffc8384f