先週のこと…
気が狂いそうな暑さが続きます。
群馬県南部、38〜39℃がほぼ毎日。
35℃以下だと「今日は涼しいかも〜」って感覚、狂ってますよね。
とにかく「日々、無事に過ごす」それだけを心がけています。
暑くても両親の墓参りには行く。
昼近くのお寺は特に暑かった
暑すぎで蝉も鳴きませんね。
花が可哀想ですが、青紫の竜胆を選びました。
両親に還暦を迎えたことを報告。
そのまま移動。
市営テニスコートのクラブハウス。
4年ぶりの女子会は高校山岳部の仲間達。
知り合ってからもう45年の歳月が経っています。
キャピキャピの女子高生もいまや60歳のバァサン。
なぜテニスコートのクラブハウスかと言うと…
昔、高崎市中心部の路地を入った所にあった喫茶店『しゃらく』。たぶん今が50代60代の女性で若い頃に高崎市内の学校や会社に通った方ならば必ず行ったことがあるのでは?女子高生のたまり場のような店でした。
『しゃらく』はずい分前に閉店してしまいましたが、市営テニスコートのリニューアルに伴いクラブハウスのレストランとして営業再開されたと聞き、行ってみました。
テニスコートのクラブハウスってのがどんなものが分かってないのですが…
12時の待ち合わせ、めっちゃ暑い時間帯なのにテニス帰りのオジサマ方(オニイサマ方)がゾロゾロとお帰りになります。
皆さん、熱中症は大丈夫なんでしょうか?日頃から鍛えているから平気なんですかね?どう見ても60代後半から70代ですが…好きな事やるには関係無いってことですかね、まっ他人のことは言えませんけど
さてさて、クラブハウスのレストラン。
店内に入ると「いらっしゃいませ~」と特徴のある女性の声。
友人が「あー!しゃらくの奥さんだぁ。変わんない声だよぉ。」と言う。
実際は娘さんで、奥さんは厨房におられました。さすが母娘、声も話し方も似ているんですね。
学生時代に通っていたことを話すと奥さんが嬉しそうに対応して下さいました。
もう40年以上も前なんですね。
高校生時代の思い出話から始まり、4年ぶりに会った友人達は会話が弾む。
4年…長かったね。
それぞれ長いこと親の介護に費やしてきたけど、それも終わっていました。
介護生活30年20年は珍しくない。嫁にも行かず(それは関係無い)親の介護してきた私達、これからは自分がどう生きていくかを考えなくちゃね。
介護生活30年20年は珍しくない。嫁にも行かず(それは関係無い)親の介護してきた私達、これからは自分がどう生きていくかを考えなくちゃね。
そしてご主人が病気で亡くなっていた人も…50代の若さで娘の花嫁姿も見れずに逝ってしまった。とても優しいご主人で、飲み会の度に迎えに来てくれて、私達全員を家まで送ってくれる。車の運転が好きだからって言っても帰宅するのは午前様だよ、深夜の夫婦デートと言ってもね。
穏やかで優しい人だった…
悔やまれてならない。
空白だった友人達との4年間、コロナで変わってしまった世の中で後悔したこと、自分はなんて薄情なんだろう。自分のことばっかりで「私、頑張ってるもん」と自己満足。周りへの思いやりが無かったんだな。
これから一人で生きていくと言いながらも、姉や甥っ子達、友人、仕事関係、多くの人に助けられ、力を貸し、生きていくのだ。
「生きている」は「生かしていただいている」であり、「活かす」にならなければならない。
場所を変えてコーヒーショップ。
暑さを避けて満席の店内。
長時間のおしゃべりも変らない。
女ってよく喋るのだ。
4年分の話は尽きない。
「また山登りたいね」
「もう無理だよ」
「登山靴買いに行くんだ」
「ハイキングならね」
「山頂でお湯沸かしてコーヒー飲もう」
「山ごはん、良いよね」
etc.
山岳部時代では考えられなかったゆとりの山歩き、それもまた良いだろう。
近いうちにまた会おうね。
今日、来れなかった人もいるから。
あっという間の時間でした。
15歳で出会って、60歳になってこれからも続けていける交友。
古い友って良いなぁとしみじみ思うのでした。