・場所 公園通りクラシックス
・出演者 塙野 ひろ子(朗読)、千葉 小津江(朗読)、こたに じゅん(胡弓)
彼のフットサル仲間のこたにじゅんさんが、“音楽と声のコラボレーションでお届けするサロン形式の朗読コンサート”をコンセプトとした「ル・プティ・カド」に参加されるという話を聞き、ニ胡を演奏するというのでチケットを頼んで昨日観てきました。
16時~の公演が満席ということで、13時~の追加公演でした。
50名あまりのスペース。
1ドリンクでアイスコーヒーを注文しテーブルの近くの席をとり、ニ胡に興味を持ってくれ一緒に来てくれた友人としばし歓談。
・演目 「春の詩」(室生犀星)
「春暁」(孟浩然) 「春夜」(蘇軾)
「杜子春」 ・・・・・塙野 ひろ子
「愛でしょ、愛」(山本文緒) ・・・・・千葉 小津江
「駱駝」「この道」「競馬」 ・・・・・こたにじゅん
「ういらう売り」(秋浜悟史:台本)
「いま生きているということ」(谷川俊太郎)
胡弓=二胡ととらえない方が良いようです。(弓で奏する弦楽器全般を指す意味はありますが)
本来、胡弓は日本にしかない伝統楽器を指すようです。
二胡の音色を生で聞いたのは、東儀秀樹さんのコンサートにBAO(中国伝統音楽家たち)も出演していたのがキッカケでした。
プロのミュージシャンと比べてしまってはいけませんが、こたにじゅんさんの緊張が伝わりながらも真っ直ぐな演奏がとても良かったです。
二胡より低音のものも弾いてくれました。 4弦のもあるようです。
朗読に合わせて「愛でしょ、愛」の時にはオフコース(僕の贈り物)やユーミン(春よ来い)も弾いていました。
ソロの「駱駝」は素晴らしかったし、「競馬」は疾走感あって、馬の鳴き声にとても似ている部分もあり面白い曲でした。
こたにじゅんさんの本業はイラストレーターで、ニ胡を習い始めたのが教えるまでにもなって、才能あふれる方です。
奥さまもイラストを描いており歌手でもありニ胡もされるとか。
コンサート後こたにさんと話をしていたら、あれが妻です、とその先にいたのは隣に座っていた女性だったのでビックリ。
腿まである長~い髪の美しい女性で、ニ胡のソロでは身を乗り出すように拍手して盛り上げていた方でした。
・そんな夫妻のHPは、こちら→ 「アカラ」
朗読、というのも初めて聴いたのですが、二胡の音色に気持ちよくなって眠ってしまったらと半分心配でした。
ところが、春はあけぼの~に始まる「春暁」や、「杜子春」など学生時代を思い出す朗読に惹きこまれ、
「ういらう売り」の早口言葉の羅列には目を見張りました。
「いま生きているということ」には、(金八先生を観ていた方にはわかると思います!)もうヤラレました。半泣きでした。
塙野 ひろ子さんも、千葉 小津江さんも、柔らかく落ち着く声のトーンが心地良く耳に響きました。
また機会があれば是非。
<おまけ>
かまずに言えますか?( ̄ー ̄)ニヤリ
・武具馬具 武具馬具 三武具馬具 合わせて武具馬具 六武具馬具
・菊桐 菊桐 三菊桐 合わせて菊桐 六菊桐
・麦芥(むぎごみ) 麦芥 三麦芥 合わせて麦芥 六麦芥 ←一番苦手
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