隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「金メダル」 と 「白川静さん」 と 「春よ、来い!」 (関連はありませぬ)

2009年12月02日 20時43分39秒 | 日記
2009年12月2日 (火)

★金メダル
 スポーツ助成金への「仕分け」に対して、アスリートたちが現状を訴えて記者会見。
 そうか~、メディアも多くの一般の人も、オリンピックになると「金メダル」の個数に異常に(と見えること、ありません?)固執するのは、彼らの遠征費や強化合宿費が税金でまかなわれているからなんだ、と妙なところで納得。日の丸を背負っているだけじゃなかったのね。
 スポーツ観戦は大好きだし、感動も興奮もするし、メダルも好きだけれど、そんなに数にこだわらないなあ。隠れた感動シーンやエピソードで十分。そういうことをメディアはもっとレポートしてくれればいいのに、と思うくらい。
 でも世界の趨勢からは外れてしまうんだろう。今や国策オリンピックだもんなあ。これが原因で戦争なんかが勃発しないんだったら別にいいんだろうけど。
 好きだけど、「たかがスポーツ」っていう感覚がピッタリくるのです。
 でも、いろいろ無駄に使われている部分を整理して(以前に、この選手団にこの人数の役員??という報道あったし)、マイナーなスポーツにも光を当てつつ、最終的には国民にスポーツが浸透することを目的とするわけでしょ。これはなかなか大変なことだ。
 厳しい世の中だから、それぞれにちょっとずつは我慢したり引き下がったりしないとマズイし。
 フェンシングの太田選手の「これを機会に選手自身ももっと現状を知ってクレバーになろう」というような発言はなかなか説得力がありました。


★それぞれのスピードで
 相変わらず、「朝日新聞」夕刊の「人脈記」が好き。テーマの設定と焦点の当て方にときどきまいっている。
 今のシリーズは漢字。私自身は、人並みに漢字はおもしろいと思っている程度だけど。
 たしかにペンで書くことが減って、昔よりは書けなくなったのかもしれない。読むことはでくても、ね。
 そして,白川静さん。友人がこの方の著作の編集に関わったことがあり、ステキな逸話をいくつも聞かせてくれたことを思い出す。
 「人脈記」にも触れていたけれど、中学の教師をしながら大学を出たり、はじめての印税が60歳のときの岩波新書だったり…。人生は、その人その人のスピードがあるんだ、と思うと、ちょっと勇気がわいてくる。
 かと言って、フラフラなまけてばかりの私みたいなのが「それぞれのスピード」と言ってもしかたないんだろうけど。
 でも、ちょっと身を引き締めてみようかな。


★晩秋 (初冬?) の風景
 本格的な寒さは今月半ばから、とか。本当に毎日暖かい。
 それでも季節は確実に前に進み、この季節が苦手の私は、すでに春を夢見ています。
 以下の画像は、先月の25日から今月1日までの木々の様子。








 春よ、来い! (笑)

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