2022.03.05(土)
新聞の一面もネットニュースのトップも、衝撃的なニュースが占める毎日。
大国の指導者がまさか原発を攻撃するなどという暴挙に出るはずがない、とぼんやり考えていた私の無知を改めて笑う。
これが戦争なのだと、突き付けられた事実。
命の危険にさらされ、故郷を捨てざるを得ない悲劇に直面するウクライナの人々も、地球上の多くの国から非難の目を向けられる国に生きるロシアの人々も、どちらも狂気の政治家たちに追い詰められた被害者ということだ。
これを一日も早く正常に近いやり方で終結させる外交努力と手腕を、待つしかないんだろうか。
春一番が吹いた。
ベランダの洗濯物が、午後に激しく揺れて、それを知らせてくれた。
毎年、春一番の日に、律義に花粉が私を襲う。ちょっとだけ目がかゆくなって、「あ、今年も?」と気づかせる。
今年もそう。
早いな、もう三月だなんて。
すっかり葉の落ちたアジサイに、新しい葉が見え隠れ。
今年も花を咲かせて、気持ちを明るくさせてくれるんだろうか。
尾根道の遊歩道が少しだけ「色」を見せ始める。
がんばりなさいよ、と誰かに、何かに背中を押される感じ。
昨日、友人と短い時間を過ごして帰る電車内で、イヤホンから聴こえてきたのは、スピッツの「ヤマブキ」。
「あれはヤマブキ 続くよ独自のロードムービー 陳腐とけなされても 突き破っていけ♪」
心地よく煽られて、車窓の明るい光景が意味のあるものに見えてきた、そんな夕暮れだった。
母に送った手紙の便箋にも、薄い桃色を選んだ。
外出のできない母にも、春が来る。
来週は2週間ぶりのリモート面会を申し込む。
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