2013.8.6(火)
仕事のあいまに、母の家に寄り、庭の草取りをしてきた。
雨はどうかなと思っていたら、思いがけず夏空の下、汗びっしょりの作業となった。
母はお気に入りのベイカリーの食パンを購入しランチを楽しむと言って、母より20歳も若い近所の友人とデパートに出かけていった。
趣味のあわないし、忙しい娘としては、そんなふうに普段から心地よい距離感で母を見守ってくれ、たまに、いかにも「お母さんとお話しするのが楽しいのよ」という自然な流れで連れ出してくれるご近所の母の友達には本当に助けられている。
年齢はかなりだけれど自分で気ままに外出するのが好きな母のプライドもちゃんと認めてくれるくらいの「お誘い」。
母はわかっているか不明だけれど、「元気な」母はこうやって、支えられて暮らしているのです。
■■最大の矛盾
広島の慰霊祭のようすを見てから出勤した。
「核のない世界」をうたう首相だけれど、米国の核の抑止力頼りの中、核拡散防止条約(NPT)の共同声明の「いついかなるとき」の部分で日本が調印していないことや、原発事故の収束もないままに原発を「商売」にして外国に売り込みを続けていることを思うと、その言葉を素直に受けとめることができない。
当たり前のことだ。
唯一の被爆国としての深い意味をもつ訴えは、NPOあるいはNGOや、個人のレベルで発信していくしかないのだろうか。
http://www.asahi.com/special/news/articles/OSK201308050039.html
■■『半沢直樹』と『7つの会議』
『半沢直樹』のおもしろさは限りないけれど、同じ原作者によるNHKのドラマ『7つの会議』も非常にすぐれたドラマでした。
http://www.nhk.or.jp/dodra/nanatsu/
1回、録画し忘れたのが残念で、再放送を待望します。
正統派のサラリーマンドラマで、主人公はじめ周囲の人間たちがとても真摯に描かれていました。
いい意味での「真面目な演出」。
同じ時期に『半沢直樹』と『7つの会議』を見られたことの幸せを思います。
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