月例ネット句会臨時ブログ(旧 俳句日記/高橋信之)

高橋信之(愛媛大学名誉教授・俳句雑誌「花冠」創刊者)

3月31日(木)

2011-03-31 07:15:11 | 今日の俳句
★春灯へ丸い口開けている湯呑   信之
春になり、湯呑みの醸し出す風情も移ろいます。湯呑みと言えば丸いものですが、春灯に向かって口をあけているという見方が楽しいです。(高橋秀之)

○今日の俳句
桜舞う天保山に船が入る/高橋秀之
作者は、大阪に生まれ、大阪で育ったので、大阪の良さを身に付けている。その俳句にも人間らしい暖かさがある。職場は、大阪港で、そこは、海の彼方へと大きな世界が広がっている。(高橋信之)

◇季節の花「きぶし・クリスマスローズ・すいせん」(横浜日吉本町)

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1 コメント

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お礼とコメント (高橋秀之)
2011-03-29 00:28:02
高橋信之先生

今日の俳句に桜舞う天保山に船が入る句をお取りあげいただきありがとうございました。
天保山はまもなく桜の季節です。
今年も客船が二十数隻入りますが、桜の季節に合わせて入港する船があればいいな、と思います。

春灯へ丸い口開けている湯呑/信之
春になり、湯呑みの醸し出す風情も移ろいます。
湯呑みと言えば丸いものですが、春灯に向かって口をあけているという見方が楽しいです。
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