月例ネット句会臨時ブログ(旧 俳句日記/高橋信之)

高橋信之(愛媛大学名誉教授・俳句雑誌「花冠」創刊者)

3月30日(水)

2011-03-30 07:14:13 | 今日の俳句
★仰ぎ見る樹があって空があって春   信之
陽光に満ちた蒼い空、間もなく芽吹きが訪れるであろう高木の樹冠。仰ぎ見る頭上はもうすっかり春の気配です。(河野啓一)

○今日の俳句
抜きたての大根ずしりと土の匂い/藤田裕子
句歴四十数年の作者だが、その作句態度が些かも揺るがない。句のすべてが明らかで、言葉に偽りがない。(高橋信之)

◇季節の花「馬酔木・れんぎょう・からすのえんどう」(横浜日吉本町)

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1 コメント

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お礼 (藤田裕子)
2011-03-28 23:54:57
信之先生、「大根」の句を「今日の俳句」にお取り上げくださいまして有難うございます。松山の先生のお宅で句会に参加させていただいた折、初めて筆で書きました。たどたどしい文字も、今は懐かしく思い出されます。
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