花の癒し

東京でも例年より早く桜が咲きました。
昨日は春分の日で、家の近くの上野公園にも大勢の花見客が訪れたそうです。
みんな桜が好きですね。桜に限らず花はいいですね。
花を見ると優しい気持ちになれます。
花は人を和ませ、時には悲しみを癒してくれます。

先月愛猫のカエデが亡くなったときに、猫友の方々が鉢植えを下さいました。
頂いたときは、「鉢植えなんて手入れが面倒くさい～」と思ったものでした。
ご免なさーい。
でもその後、私は花の不思議な力に気づかされたのでした。
バスケットに入っていた数個の小さな鉢植えを大きな鉢に寄せ植えしました。
カエデのお気に入りだった家の前に置いたら、近所の人が「きれいなお花ありがとう」
と笑顔で声を掛けてくださいました。

それぞれたくさんの花を咲かせてくれて、見た目の優しさに加えて柔らかな心地よい
香りで私の心をふんわり包んでくれました。
花たちの世話をさせてもらっているうちに、悲しみがほんの少ーしずつですが、
和らいでくるのを感じました。
花の思わぬ威力（？）です。
鉢植えを選んでくださった猫友さんたちも素晴らしい！　と、感謝しています。



キク科のサイネリアです。
最盛期には重なり合うほどたくさんの花をつけて、とても良い香りがしました。