勉強が「できる子」は、勉強以外の雑学的なものを含めて、とにかく知識が豊富。
「あ、それ知ってる!」
「あ、それ聞いたことある!」
みたいなことがよくある。
知的好奇心が強いんだろうね。
何にでも興味を持って聞くとか、見るとか。
色々なことに興味を持つって大事。
そういう子って、情報へのアンテナの精度が高いんだよね。
このアンテナの精度が高くなると、どんどん加速度的に知識を吸収し始める。
テレビを見ていても、本を読んでいても、自分の知らないことへ興味を持つ。
「へぇ~~~~~!」
「なるほど!」
こういう感動が、
いわゆる「できる子」にはある。
そしてどんどん記憶にとどめていく。
学校での学力の高さは、学校の勉強以外の知識量に比例する。
それだけ「知的好奇心」や「感動」って大事。
ではどうすればそういう子に育つのか?
家庭では何もせずに、「小学校に入ったら何とかなるさ」とか、
まして「中学校に入ってから何とかなるだろう」、はずがないのだ。
まずはリビングで世界地図や日本地図を広げ、行ったことのある思い出や、これから行ってみたい場所を親子で語り合ってはいかがだろうか?
子どもが興味を持つような図鑑や辞典を、親子で一緒に見てはいかがだろうか?
リビングに、子ども用の本棚を充実させてはいかがだろうか?
その日のニュースを、親子で話し合ってはいかがだろうか?
そういう事で、子どもの知識はどんどん広がる。
それに比例して、知的好奇心もどんどん強くなる。
ひいてはそれが、学力の向上にもつながる。
要は、親の働きかけが大事ということ。
親の放任によるゲーム三昧やスマホ中毒からは、学力の向上は見込めない。